広大な敷地内で色とりどりの草花が饗宴を繰り広げる国営武蔵丘陵森林公園へ行ってきた。1974年に開園したので、今年で50周年だそうだ。公式ウェブサイトは↓
お目当ては、野草コース。ウェブサイトには、野草コース入り口までは国営森林公園中央口から徒歩約20分とある。ところが、道中の案内板がとても分かりにくくて、なかなか目指す場所までたどり着けず、結構寄り道をしてしまった。
やっと見つけた。もうすぐだ。
10月10日時点で見つけられた草花を(全部ではなく、気に入ったものだけ)写真に撮って、グーグルレンズさんに名前を教えてもらった。
野草コースを歩きたかった理由の一つが、こちらのホトトギス。面白い形と模様に惹かれる。たくさんあって嬉しくて激写した。
こちらは白花ホトトギス。清楚な雰囲気だ。
それから大好きなシュウカイドウともまた会えた。
なんだかおもしろい花だな。丸い大きな目玉がついているみたい。これはクサギというのだそうだ。目玉のように見えるのは実。
こちらの可憐な花はシュウメイギク。
シモバシラ。って、霜柱?確かにしゅっしゅっと突き出ている針のような部分が似ているかも。
この子達はなんだか分からないけれど、ころころしていて可愛い。何かの実だろうね。
蔓植物が作り出した見事なアーチ。
野草コースは一周1キロとあるが、じっくり立ち止まって草花を観察したので結構時間がかかった。
時間がかかった本当の原因は、一番のお目当てだった「マムシグサの実」を探したからであった。↑の案内板には4月にはマムシグサが咲く、とあったので、これは期待できる!と胸を躍らせたが、見つかったのはなんと1本だけ。しかもすっかり枯れて、無残な姿になっている(この写真、載せようかかなり迷った)。
マムシグサに嫌われてしまったのだろうか。どうも今年はお目にかかるチャンスなく終わってしまいそう。
気を取り直して、先へと進む。ここから秋の七草園を右手に見ながら短いトンネルをくぐると分山沼に出る。
中央口へ戻る途中道を間違えてしまったが、そのおかげで「こもれび花畑コリウス」を見ることができた。
コリウス(色とりどりの葉を鑑賞する草花)が美しい絵を描いている。晴天だったらさらに色鮮やかに見えただろうな(この日は曇天)。
10月なので公園もハロウィン仕様になっていた。あちらこちらにカボチャの飾り物があった。
暑くないけどやっぱり食べたいソフトクリーム。抹茶とバニラのミックスでボリュームたっぷり食べ応えがあった。
これで今日の遠足は終わりかな?と思ったら、「さあ、次の目的地へ行こう」とQPさん。あら、ミステリーツアー第三弾だったのね、とびっくりする。
向かったのは、原爆の図が展示されている丸木美術館。
公式サイトは↓
ここは衝撃だった。むかし、長崎へ行ったとき原爆資料館を訪れて衝撃を受けたことを覚えているが、原爆の図は写真や遺された物と同じくらいインパクトが大きくて、写真撮影可ということではあったが、とてもカメラを向ける気持ちになれなかった。
展示全てを見終わった後、美術館の横にある原爆観音に手を合わせ、平和を祈る。そして、核を保有している世界の国々の指導者たちにこそ、この美術館の展示物を見てほしい、と思った。原爆がどれほど恐ろしいものかということを実感してほしいから。
QPさんもわたしも、いろいろな思いが胸に広がり、言葉少なに美術館を後にした。
それが昨日(10月10日)のこと。
すると今日、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞した、というニュースが入ってきたではないか!
偶然とはいえ、あまりのタイミングの良さに驚いてしまった。このツアーを企画してくれたQPさんに改めて感謝をした。
公園というより、ほんとの森の中みたいです♪
歩きながら、身近に野草を観察できるなんて
魅力的な公園ですね。
マムシグサの実を検索したら、鮮やかな色にびっくり!
形と言い色と言い、マムシを連想させました。
また、どこかで会えるといいですね。
名前のわからない実は、南天の実じゃないかしら。
赤い色の方が、よく見かけます。
日本被団協のノーベル賞受賞!ほんとに良かったです。
世界の人々に、原爆の恐ろしさを知ってもらって
決して、二度と使われることがないように祈ります。
おはようございます。
マムシグサは花も実も個性的ですよね。
毒々しい赤い実を間近で見ると、どきっとします笑。
今年はもう終わってしまったので、来年は絶対!
コロコロの緑の実は南天ですか!ありがとうございます!
赤い実は見ることがあるけど、緑は初めてでした~。
原爆に関して、なんだかきな臭い話が飛び交ってて、
不安になります。
ノーベル平和賞の重みを政治家の方々にしっかりと
感じてほしいですよね!
コメントありがとうございました♪