とても楽しかったのに最後は寂しくなった初秋の週末

残暑厳しい9月の週末、東京と千葉へ一泊二日の小旅行に出かけた。

まずは、前から楽しみにしていた東京ステーションギャラリーの展示会「空想旅行案内人　ジャン＝ミッシェル・フォロン」へ。ファンタジックなようでちょっと不気味さもある独特の絵が印象的。土曜日ということもあって、大勢の人が見に来ていた。

それから、東京で猫と暮らす娘のところへ遊びに行く。この猫が本当に、本当に、本当に、可愛い！！！ラグドールちゃん。猫ちゃんを抱っこするわたしを娘が激写（笑）してくれたが、どの写真を見てもわたしの顔がとろけている。優しいというか甘いというか、こういう表情は他の人には見せたことないんじゃないか、って気がする。目に入れても痛くない猫ちゃんだからね。

娘とも久しぶりに（前回会ったのは5月）顔を合わせていろいろな話ができて良かった。仕事が楽しく充実しているようでなによりだ。

その後は、千葉の友達Aとイタリアンレストランでディナー。（写真撮り忘れた。）

そして、夜は千葉の友達Bの家で飲み会。Bとは本音で付き合える（結構辛辣なことを言い合う仲　笑）ので肩の力が抜けてリラックスできる。

翌日の日曜日は、4年近く前に入会した趣味のグループの活動（千葉市のBeautiful Beach 区で）に久々に参加して、その後はポットラックパーティで（クイズやゲームありの楽しい催し物）おおいに盛り上がった。

が、今日はBear Valleyに帰って来なくてはいけないので、後ろ髪引かれる思いで途中退席して帰宅した。この活動は趣味というより、ライフワークととらえているメンバーが多く、みなさん意識が高いしこの活動に並々ならぬ情熱を傾けている。会うたびメンバーから良い刺激をもらえるので、できれば今後も続けたかった。が、Bear Valleyから千葉は、遠い！交通費もばかにならない。体力的にもきつい。なによりスケジュール調整（仕事や私生活上の）が難しい。それで、今月いっぱいで退会することに決めた。とても残念だけど。

そういうこともあってか、今回の小旅行は帰りの電車の中で無性に寂しさが募り、複雑な気持ちになってしまった。二度とみんなと会えない、なんてことはないんだけど、でもこの距離は大きなハードル。それとも、秋という季節が物悲しさを誘うのだろうか。娘とは10月中旬に息子がアメリカから帰省（2年ぶり！）するときにも会えるんだけど、さきほど彼女から送られてきた心温まるラインのメッセージを読んだら、涙がこぼれそうになった。

好きな人（生き物）、大切な人とは、ずっとずっと良い関係を維持していきたい。会いたいと思ったら会えるようスケジュールを調整したい。わたしのことを気にかけてくれているすべての人に、「ありがとう」と心から感謝したくなった秋の夜。