わたらせ渓谷鐡道の無人駅を訪ねる

当ブログ名物（？）のミステリーツアー第4弾、今日はどこへ連れていってくれるのかな。でも、雨が降っているよ。傘さしながら歩くの面倒だなあ、とわがままを言うわたしをなだめながら、QPさんは車を走らせる。

向かったのは群馬県のみどり市。わたらせ渓谷鐡道の無人駅巡りの小さな旅だ。

上神梅（かみかんばい）駅は、駅舎とプラットホームが2008年に有形文化財に登録された。

雨はほぼ止んだ。無人駅なのでプラットホームにも入っていける。キバナコスモスが華やかだ。

プラットホームと線路がほぼ同じ高さ。

古き良き時代を彷彿させる趣のある駅舎。左下は待合室、右下は改札口。かつてはここに駅員さんが立って乗客から切符を受け取っていたのだろう。

そろそろ次の駅へ、と思ったところにタイミングよく電車が入ってきた！一両編成の可愛らしい電車。

次の本宿（もとじゅく）駅へ向かう途中の景色が素晴らしかったので、本宿駅の駐車場に車を止め、深沢橋まで戻ってそこから写真を撮る。

山と渡良瀬川の織り成す美しい風景、渡良瀬渓谷。

雨は止んだが日の差さない曇天。晴天時には緑が鮮やかに浮かび上がってとても美しいだろうな、と想像してみる。

お！駅のプラットホーム近くにカラスウリが！！

黄色、赤、緑、と信号みたい　笑。右の緑が一番若く、次第に黄色になり、最後には赤に熟すのだそうだ。

本宿駅は駅舎がなく、プラットホームだけ。

プラットホームからの眺めが素晴らしい！！

次の無人駅は水沼（みずぬま）駅。おや、左側に見えるのは桜の木？

近くで見たら、ぽつぽつと花が咲いていた。十月桜、というのだそうだ。

水沼駅の駅構内には水沼駅温泉センター「すっぴん美人の湯」が併設されているが、残念ながら今は休業中とのこと。

踏切を渡って反対側に行くと、見事な風景が広がっている。紅葉や桜の時期に再訪したいね、今度は電車にも乗ろうね、と話す。

上神梅駅から3.5キロのところに、貴船（きぶね）神社がある（大間々町）。

平安時代に東国（関東地方）がひどい干ばつに襲われたとき、山城国（京都）の貴船神社の祭神の分霊を奉り、降雨と五穀豊穣を祈願したところ、それがかなえられたという。現在地に建立されたのは江戸時代（1668年）だといわれる（神社の案内板より）。

残念ながら本殿は改修工事中だった。が、お参りはできた。

運が開けますように。（そして、世界に平和が訪れますように・・・。最近気になることが多すぎて、祈らずにはいられない。）

お土産：

帰りに桐生市にある道の駅くろほねやまびこに寄る。野菜を買うついでに、面白いリースも購入。さて、何でしょう？

オキナワスズメウリで作ったリースだそう。約2か月持つというので、クリスマスまで頑張ってくれるかな！？