くれよん日誌

北陸からの十色な日録

子育て

2006年01月17日 10時29分20秒 | Weblog
今日は母方の祖母の話を少し参考迄に・・・。

美男の夫との間に子沢山だった祖母は子育てが上手でした。
 美女叔母が子供の頃の話なのでしょうが、赤痢に係り命が危うくなった時があり、その頃貧乏で医者にもかかれず薬も無い中 祖母は自ら裸になって叔母の腹と腹とをしっかりとくっ付けてお互いの身体を縛り下痢で汚れるのも構わずひたすら何日も暖めて一命を救ったのだそうです。
 三番目の叔父は高所からの転落で頭蓋骨がぱっくりと割れ、中の脳まで出たのを水で洗って(凄っ)中に入れて縫い合わせ、パンパンに腫れ上がった頭を氷で冷やし続けて救命した実話があります。(砂利だらけだったと母。見てたの~?
 どの子も身長180cmの美形に育て上げた祖母ですが、一族の中でも特に頭脳明晰性格も優れていた二番目の叔父を(四番目の叔父も優秀だがその上を行く人物だったらしい)戦死で失った時はがっくりしていたとか・・・(人類の損失だね)

 器量は十人並みの祖母でしたが類まれな母性愛は今も語り草になっていて、脈々と我々の中に生き続けているのです。
 自分は肋骨が浮き出る程食べれずにいても子供らには先に食事を与えていた話に、事件を聞く度 戦時中の母達を見習ってもうちょっと
しっかりしてよと思う雪月歌なのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする