
私も、著者の談春も、高校のころから談志のファンになった者どうしである。
世代が近い談春の、強烈な個性と実力を持つ立川談志への弟子入りから修行時代の回想が、心に食い込むように伝わってくる。
テレビ番組で、長時間に渡る談志の特集があり、談春含めて弟子達が談志に接する姿が放送されたが、談志と弟子たちの間には細いガラスの糸が張りめぐらされているかのような緊張感が伝わってきた。
それだけ師匠は偉大であり、談志も偉大なのである。
そして、その偉大な師に近づこうとする弟子達も素晴らしい。
もし、自分がその立場だったら・・・と考えながら読むのも楽しく刺激的な一冊である。
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