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のほほん書斎(日高茂和)

本来の姿に驚き。(醤油の話)

醸造された食品のなかで、日本酒の場合は米だけで作った純米酒、米だけで作った酒に「醸造用アルコール」なるものを一定割合以下加えた本醸造酒、酸味料とか糖類を加えた「味付け日本酒(公式な呼び名ではありません)」などに大別できるが、醤油にも成り立ちによりいくつか区分けが決めてあるようです。
以前から、醤油の品質表示を見るたびに材料にいろんなものが使ってあるなーと、まるで合成品のような感じを持っていて、機会があったら昔ながらの作り方をした酒に例えるなら純米酒のような醤油を手に入れたいと思っておりました。
先日、ようやく念願の純な醤油を手に入れました。材料は大豆と麦と塩だけ。さすがにお値段は、スーパー等にある一般的な醤油の数倍ほどしましたが、使ってみて驚きました。
美味いんです。極端な話ですが、これだけで、もりそばやそうめんをたぐりこめるくらいに美味い。まだ試してませんが、これにだしを加えてそばつゆを作ったら、身もだえすること間違いなしです。
コストの問題や保存、流通の問題で、いろいろなものを混ぜざるをえないのでしょうが、原点を知り、本来そのものがもっていたものの美味さを、忘れないようにしたいと思いました。

コメント一覧

のほほん
ヤマア醤油のHP


醤油の屋号で検索したら、ホームページがありました。

社長のブログもあり、製品づくりへの並々ならぬ真剣な態度が伺えます。



コメントをくだっさった矢野酒造の社長様もご夫妻で自社のホームページにブログを公開されており、酒、その他の製品作りや文化活動への取り組みの真剣さ、熱心さが伝わってきます。





http://www.matsuai.co.jp/(ヤマア醤油HP)



http://www.takenosono.co.jp/(矢野酒造HP)
末広町の友人
銘柄おしえて
http://blogs.yahoo.co.jp/w_cup_2002
拙宅でも、いろいろな食品で添加物なしのものを購入しております。そのおししい醤油、銘柄教えてください。購入して味わってみたいです。帰省はお盆ではなく8月下旬~9月上旬になりそうです。波佐見に寄るプランも考え中です。
のほほん
その当座感じる旨み。
醸造の大御所様にコメントいただき、恐れ多く恥ずかしい限りです。

ご存知のことと思いますが、私の勤務地の波佐見で江戸期に生産された焼き物にコンプラ瓶という名で呼ばれる、今で言えば四合瓶のようなものがあり、長崎出島から出航のオランダ商船に酒(ヤパンセ・ザキ・・・日本の酒と瓶に印字)と醤油(ヤパンセ・ゾヤ・・・日本の醤油と瓶に印字)を積み込むための容器でした。当時から酒と醤油がオランダ人をして入れ物を特注してまで持ち帰りたかったぐらい美味しい食品だったんですね。想像をたくましくすると、波佐見から長崎に瓶が運ばれ、醸造文化の薫る町鹿島から酒と醤油が長崎に運ばれ、長崎県庁あたりで瓶詰めされていた。実際そうだったかもしれませんね?
やの
http://www.takenosono.co.jp/
 ご無沙汰しています。純な醤油よさそうですね。コンナ本物食品が広がるべきだと私も思います。

 酒もやはり純米酒です。

 先日亡くなった上原先生の言葉 「酒は純米、燗ならなお良し」

 家内がそちらへも遊びに行きたいと言っています。

 お盆過ぎて奈良漬が暇になってからです。

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