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のほほん書斎(日高茂和)

スクガラス豆腐

今春、初めて沖縄に行った。
食文化、生活文化、音楽に象徴される芸能の文化などに、伝統に根ざした独特なものを持つ、素晴らしいところだった。
お土産に、小魚の塩辛「スクガラス」を買った。
私には珍しい食べ物だったので、店の人に食べ方を聞いたら、豆腐(冷奴)と合わせて食べると美味しいということだった。
二月に買ったので、まだ冷奴には早い季節だったので、暖かくなるのが楽しみだった。

そ・し・て・・・ついに夏来る。写真のように「スクガラス豆腐」として一杯きこしめした次第。

けっこう骨っぽく、また適度な塩味が、他の薬味を必要としない。
シンプルさは、素材の真実をダイレクトに伝えてくる。

スクガラスを讃えて一首

整列し瓶に詰まったスクガラスで豆腐をバリバリ齧る健全

さて、今日は沖縄慰霊の日だ。

戦争で沖縄が焦土と化したこと。何の罪もない、多くの人が、人生を楽しむ自由と命を奪われたこと。今もなお戦争の影響下にあることなど、私たちはくり返しくり返し思い出さなければならない。

コメント一覧

初夏のレモネード
もうすぐ沖縄に行きます
http://blogs.yahoo.co.jp/w_cup_2002
義理の父(かみさんのお父さん)が、沖縄戦を戦った人(元日本兵)なので、そのお供で沖縄にときどきいきますが、今年も今月下旬から行きます。
沖縄と行ってもビーチリゾートというよりも、いつも民宿などに泊まって沖縄戦の戦跡などを訪ねる旅です。
生の声で昔の話をいろいろ聞いたりすると複雑な気持ちになります。
それでも、青い空の下で綺麗な海を見たり、おいしいものを食べるのは楽しみです。
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