役所宏司好演の映画版を見た。 もし、自分が、不治の病に侵され、余命半年と告げられたら、どんな行動を とるだろうかと考えさせられる作品だった。 いずれ何かの病にかかったり、なにがしかの事故にあったりすることだろう。 男の多くは、いわゆる「ピンピンコロリ」の死に方をして、長く患ったり、人の手を 煩わせたりすることはないという楽天家が多いという。 しかし、その日は必ずやってくるという覚悟も、五十を過ぎたらしておかなければならないと考えさせられた。