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のほほん書斎(日高茂和)

足利オンマイマインドと郷愁、私は・・・

板橋文夫の名曲「渡良瀬」が世に出てから四半世紀を経る。
ソロ演奏で発表されたこの曲は、さまざまなフォームで演奏されてきて、人々に感銘を与えてきた。
横浜でのシンフォニック・イン・ジャズのコンサートでは、民謡歌手と交響楽団とピアノとのコラボ演奏の交響詩としても演奏されたこともある。
CD作品の「watarase at WATARASE」は、板橋さんの故郷を流れる渡良瀬川の川べりにグランドピアノを設置して録音された、故郷や郷愁をテーマにした組曲集とも言えるアルバムである。
おそらくピアノの練習に明け暮れたという少年時代が脳裏によぎりながらの演奏でありインプロビゼーションで生み出されたアルバムであろうと考える。
3曲目に「足利オン・マイ・マインド」という曲が収められている。
故郷の足利への思いがあふれ、ほとばしり、弾けている強いタッチのピアノ演奏が胸を打つ。
故郷というものは、故郷を離れて暮らす者には、時おり、あるいは日々思い出すことのある心の中の宝物である。
芸術家は、その作品を通してその思いを表現する。
私は、時にブログに書くことで、その思いのあふれ出しの受け皿としよう。
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