寿司屋のカウンターで寿司を食べるのは、いまだに敷居が高い。
ところがスーパーの持ち帰りや回転寿司屋で気軽に食えるので、近ごろは食べる機会も多い。こどもの頃は握りずしは夢のたべものだったのだが、「なかった」からわかる「ある」ことの驚きとありがたさを感じる。
毎晩映画館やコンサートホールやライブハウスが自宅に出現する魔法のインターネット。安価なステレオにつないでもじゅうぶん満足な音質音量で楽しめる。
五島列島福江島でラジカセで楽しんだ音楽や落語にわくわくした、十代の頃の夢の暮らしが今ここにある。
「なかった」 からわかる 「ある」 ことの驚きとありがたさを感じる。
この先が何が出現して「なかった」からわかる「ある」ことの驚きとありがたさを与えてくれるのだろうか楽しみではある。
とはいえ、AIとやらが作った映像や文章にあやつられるのはイヤだな、と思ってしまう。
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