戦争が世界中を困惑させている今、久しぶりにカサブランカを見た。客が使ったナチスドイツの小切手をリックが破り捨てるシーンや、ナチスの将校たちがドイツの歌を歌うのに対抗して客たちが立ち上がってラマルセイエーズを歌うシーン、緊張の連続で喉が乾いていた風見鶏の警察署長がビシー水を飲まずに捨てるシーンには胸のつかえが落ちる思いがした。・時事短歌として一首・国侵す暴挙が世界を困らせる今見る映画ぞカサブランカ