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のほほん書斎(日高茂和)

(短歌) つかの間の息吹き返す

朝日浴びつかの間の息吹き返す廃墟のビルのモザイクタイル

・・・・・・
観光客も多い商店街にある廃墟然としたビルの柱だが、日ごろガラクタ置き場のような状態に目をやらないようにしているので気にもしていなかったものが、日の出直後に光を受けて輝くのに散歩の途中出あった。
よく見ると美しい。
晴れた日の限られた時間だけの輝きであろう。
写真を撮っているのを、通勤中らしい若い女性が振り返って見ていた。
妙なことをしていると不思議がったか、よくみると美しいと思ったかはさだかではない。



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