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のほほん書斎(日高茂和)

(五島弁)おんめんの火

◆おんめんの火・・・ 人魂 火の玉
【用例】
親父も見たちいうこっじゃばって、昔は墓にはおんめんの火の出よったっちた。親父ん表現じゃ地面かっぽっぽっぽっぽっぽっぽっち上がっては消ゆっとちた。色は青白かったらしか。おわら、話しよってあっぽなってきた。親父ん推測じゃ火葬ん普通になっ前ん土葬ん影響じゃろち言うこっじゃった。

【一般語訳】
親父も見たということだったが、昔は墓に人魂が出ていたそうだ。親父の表現じゃ地面からぽっぽっぽっぽっぽっぽっと上がっては消えていたそうだ。色は青白かったらしい。うわ、話しながら怖くなってきたよ。親父の推測では火葬が普通になる前の土葬の影響だろうと言うことだった。

(見出し画像は五島市伝承工芸品のバラモン凧)

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