◆①灰
②腰抜け 役立たず
【用例】①
ひゃー吹っダコば獲りに行くとに近ごろはひゃーの手に入らんてん塩ば使うとちた。
【一般語訳】①
「ひゃー吹っダコ」を獲りに行くのに近ごろは灰が手に入らないから塩を使うそうだよ。
※ひゃー吹っダコ・・・イイダコ。浜の岩の間に灰を竹筒で吹き込んでイイダコを刺激して躍り出たところを捕らえる。
【用例】②
あらよー、あがはそっもしらんとか。ひゃーじゃんね。
【一般語訳】②
あーあ、君はそれもしらないのか。使えないな。
※②は一般的な方言と言うより私の十代のころ=1970年代前後の世代が使った若者言葉ではないかという気がします。