動画サイトに投稿がありましたのでつけておきます。
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以下2008年2月に投稿したものです。
OUR HISTORY AGAIN
作詞・阿木耀子
作曲・宇崎竜童
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ああ繰り返す時を見逃すな
熱く燃えて生きる
OUR HISTORY AGAIN
金が仇の世の中で 夢を追いかけて行く奴がいる
夜毎に酔いどれて 路地裏で眠っても
胸に紅いバラ そんな感じさ
15で世の中を解っちまったような
奴らから観れば馬鹿げた話さ
日々の暮らしは 晴れた日ばかりじゃないが
明日が雲間に見え隠れ
ああ繰り返す時を見逃すな
熱く燃えて生きる
OUR HISTORY AGAIN
人の命は束の間で 星の一瞬のまばたきのようさ
無限のものさしで計ってみれば誰だって
点にもみたない長さだよ
乱れからくりの廻り舞台で
女は愛が欲しいと泣くよ
待ってるだけなら 恋する心も色褪せる
お前は日毎に輝けよ
ああ 繰り返す 時を見逃すな
熱く燃えて生きる
OUR HISTORY AGAIN
ああ繰り返す時を見逃すな
熱く燃えて生きる
OUR HISTORY AGAIN
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
やっと、見つけた! 1980年のNHK大河ドラマ「獅子の時代」の主題歌
「OUR HISTORY AGAIN」が収録されているCDを!
長いこと探していたのだが、そんじょそこらのカラオケにも収録されていない、かなりレアな歌であり曲である。
「宇崎竜童」でさがしても、「ダウンタウン・ブギウギバンド」で探しても、「獅子の時代」で探しても、なかなかこの曲の収録されているCDを見つけることができなかった。(あとで、このキーワードでは見つかりにくかったはずであることに気づいた)
思い立って、gooが提供している、Q&Aサイトの「教えて!goo」に質問を投稿したところ、その日のうちには、この曲が収録されているCDの情報について回答を寄せてくれた方があらわれた。
とにもかくにも、長いこと、気になっていた事柄だけに、魔法のような解決のしかただった。もちろん、即座にネット販売にて注文を出し、こうして手元にある訳である。
さて、ドラマ「獅子の時代」であるが、1980年の放送当時は、私は高校生だった。
このドラマは、大河ドラマとしては異例の、原作小説がなく、山田太一による書き下ろしによるもので、架空の会津藩士と薩摩藩士が主人公のドラマだ。
時代は幕末から維新を経て明治。
主人公の菅原文太が演じる会津藩士・平沼銑次の、潔く、男らしい生き方に、共感をもった。
維新で没落した平沼家だが、銑次も、その家族も、生きて生きて、生き抜く。
また、激動の時代を生きる様々な人たちの、「愛」と「義」とをつらぬき、気高く生きる人々の姿に、興奮を覚えた。
維新により、武士身分という世襲の階級は消失したが、薩摩に代表される時代の勝者と、会津のような維新後しばらくは政治の世界で表に出ることが困難な立場におかれた人たちも発生した。
しかし、生きる姿に優劣はない。その、生きる姿が魅力のドラマだ。
オープニングの曲も、たしか宇崎竜童のバンドが演奏する曲だったと思う。
そして、主題歌だが、おそらく最終回だけに流れたのではないかと思う。
その歌がかっこよくて、部分的に歌詞を憶えていて、今日まで気になっていたのだ。
憶えていた部分は
「十五で世の中をわかっちまったような 奴らから見れば馬鹿げた話さ・・・」
「日々の暮らしは晴れた日ばかりじゃないが 明日が雲間で見え隠れ・・・」
「ああ 繰り返す時を見逃すな 熱く燃えて生きる・・・」
といった歌詞だ。
しかし、すべてを憶えることはできていなかたので、断片的な記憶が時折脳裏に去来していたのだ。ようやく、その曲の入ったCDが手に入った。
およそ、二十年来心の片隅で願っていたことが叶ったのであるから、まさに念願が叶ったのだと言えよう。
受け取りやすいように、配送先を指定して、会社に届けてもらった。
仕事を終えると、帰りの車に乗り込んですぐに開封し、くり返し聞きながら家路をたどった。
かっこいい。また、熱いメッセージにうるうるっときた。
歌詞の世界、竜童さんの深みのある歌声、味わい深かった。
せっかくだから、歌詞を紹介させていただきます。
(著作権の問題で、削除を求められれば、即座に削除する意志のあることを、権利者にこの場でお断りさせていただきます。)
アルバムのタイトル・GOLDEN★BEST 宇崎竜童&R-U CONNECTION WITH 井上尭之
発売元・TOSHIBA-EMI