25期石神井バスケの広場

都立石神井高校バスケットボール部25期OBが開設したブログです。近況、思い出などを、お気軽にご投稿ください。

ぼくらの練習場 関公園の今 

2022-11-16 19:43:05 | 日記

ぼくら25期が2年生とき、体育館の改修工事が始まり、ぼくらは体育館どころから、野外のバスケットゴールさえないバスケット部になりました。練習は関公園での体力トレーニングが中心で、関公園から戻ってきて、運動場でツーメンパスをしたり、ゴールをイメージしてエアーシュートしたりしていました。その模様はいつか詳しくお話するとして、今日晩秋の関公園を訪れ、写真を撮ってきましたので、何枚かお目にかけることにします。こんなにきれいなのに、当時は自然に目が行くことはありませんでした。


センタージャンプからのフォーメーション

2022-11-16 19:23:55 | 日記

ぼくら25期のチームには、センタージャンプからのフォーメーションがありました。そのフォーメーションを可能にしたのは、細田氏のセンタージャンプでした。どんなチームと戦っても、センタージャンプは、絶対に負けなかったからです。細田氏は176センチ程度で、対戦相手は当然180センチを超えるセンタージャンパーもいたわけですが、細田氏には抜群のジャンプ力があるだけでなく、相手も想像し得ない秘密がありました。手が長かったのです。普通身長と両手を広げた指先から指先までの長さは、ほぼ一致します。しかし細田氏は、身長よりも十数センチ、長かったのです。ですから細田氏は、手を伸ばすと、180センチ以上のプレイヤーと同じで、しかも抜群のジャンプ力ですから、センタージャンプで負けることがありません。それどころか圧倒的に勝って、バレーボールのスパイクのように、スバーンと大たたきして、ボールを遠くに弾き飛ばすことができたので、チーム一の俊足安本氏が、センタージャンプと同時に、わき目も降らず一目散にゴール方向にダッシュし、細田氏からのロングスパイクを受け、そのままフリーでランニングシュートというのが、ぼくらのフォーメーションでした。成功したときには、相手はあっけにとられ、ぼくらは愉快極まりありませんでした。


勝つための奇策  25期石神井高校男子バスケット部 中川越

2022-11-16 12:32:47 | 日記

これは決しておすすめできることではありませんから、読み飛ばしてくだい。

私は中学生のときのバスケットボールの東京都下100校ほどの大会の準決勝で、180センチを超える長身のセンターのいるチームと戦ったとき、圧倒的不利、劣勢を打開するために、瞬間的に奇策を思いつきました。その長身センターとマットアップして、彼がボールをつかんで自分の顔のあたりにあげた瞬間、私は右手でボールチェックするフリをして、彼の横面を思い切り平手ではたいてしまったのです。もちろんファールですが、ボールと間違ってはたいてしまったという景色に見せることができたので、退場処分などにはならずにすみました。その結果、長身センターは、私に殴りかからんばかりに怒りまくりました。そしてその怒りは試合終了まで鎮まることはなく、彼はその後、シュートがまったく入らなくなり、私たちは大番狂わせの勝利を手にすることができたのでした。

シュートは、技術ですが、やはり心の安らぎがなければ、手元が狂うようです。

強敵にぶつかったときは、相手の心を乱すことが、一つの勝利に結びつきます。どうしたら心を乱せるか。それはその都度考え工夫しなければならないでしょう。相手のポイントゲッターを徹底的にマークするとか…。ただし、決して顔をたたいてはいけません。


シューターの条件  25期石神井高校男子バスケット部 中川越

2022-11-16 10:59:45 | 日記

私は高校時代、シューターでした。といっても、大したシューターではないのですが、確かにシューターでした。

もちろん、シューターの条件は、シュートの成功率が高いことです。私はいちばん調子のいい時の練習中、ノーマークなら、中距離シュートを99%決める自信がありました。30本近く連続で決めた記憶があります。

確かにシュートの成功率をもって、チームからの信頼を得、自他ともにシューターという地位に就くことができます。

しかし、シューターになるには、それ以上に大切な条件があると思います。それは、「入らないかもしれないなんて、絶対に考えない」ことです。

シュートが大好きで、わずかでもチャンスがあれば、「打ちたい!」のがシューターです。打つ前に、「落としたら、申し訳なんい」なんて、絶対考えませんでした。

「絶対入れてやる!」なんて、気負ったこともなかったと思います。ただ、「打ちたい!」のです。

ベーブルースは、「三振するなんて絶対に考えるな」という言葉を残しました。

私のような傲慢なシューターがいたせいで、もう一つ上に行けなかったということもいえると思いますが、やはり私は、シューターの条件は、ただただ、シュートが打ちたくてたまらない人だと思うのですが、いかがでしょうか。