●先日以下の記事を掲載しましたが、細田氏の中学時代の圧倒的なセンタージャンプの写真が発掘されましたで、掲載します。
ぼくら25期のチームには、センタージャンプからのフォーメーションがありました。そのフォーメーションを可能にしたのは、細田氏のセンタージャンプでした。どんなチームと戦っても、センタージャンプは、絶対に負けなかったからです。細田氏は176センチ程度で、対戦相手は当然180センチを超えるセンタージャンパーもいたわけですが、細田氏には抜群のジャンプ力があるだけでなく、相手も想像し得ない秘密がありました。手が長かったのです。普通身長と両手を広げた指先から指先までの長さは、ほぼ一致します。しかし細田氏は、身長よりも十数センチ、長かったのです。ですから細田氏は、手を伸ばすと、180センチ以上のプレイヤーと同じで、しかも抜群のジャンプ力ですから、センタージャンプで負けることがありません。それどころか圧倒的に勝って、バレーボールのスパイクのように、スバーンと大たたきして、ボールを遠くに弾き飛ばすことができたので、チーム一の俊足安本氏が、センタージャンプと同時に、わき目も降らず一目散にゴール方向にダッシュし、細田氏からのロングスパイクを受け、そのままフリーでランニングシュートというのが、ぼくらのフォーメーションでした。成功したときには、相手はあっけにとられ、ぼくらは愉快極まりありませんでした。