カルカッタより愛を込めて・・・。

今月のアピア40のライブは3月21日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

検査結果。

2017-02-07 17:57:11 | Weblog

プジャーの検査結果はHIVの陽性だった。
今日、残った血液でもう一度検査するが、ほぼ間違えなくHIV保持者だろうとのことだった。
駅を回り終え、脊髄をオペしたが未だにシリアスな状態の赤ちゃんと二歳ぐらいの姉も明らかに具合が良くなく、その家族をシャンティダンのなかにあるシュシュババンに私とメリーで連れて行った。
そしてプジャーの件で同じ施設内にあるブラザーのHIV患者の施設に許可を得に行った。
まずシャンティダンの院長であるシスターポリタに会い、その赤ちゃんのことを相談しようと思ったが外出中のために会えず、そのことを教えてくれたシスターに話すと、いまシャンティダンのなかにあるシュシュババンは閉まっていて赤ちゃんは誰一人いないとのことだった。
政府の何らかの方針でシャンティダンのなかにあるシュシュババンは閉鎖されてしまったとのことだった。
問題はいつも尽きることは無い、そのカルカッタでマザーは神さまのために美しいことをし続けていたのである。
この一件からしても、マザーがどれだけタフな愛を用いて働いて来たか、想像を絶する困難なことに何度となく立ち向かって来たか、私には容易に想像出来る。
そしてマザーはこの数々の困難をチャンスとみなしていた。
それは神さまにすべてを委ね、神さまとともにいた証と言えるでないか。
その家族には明日マザーハウスの近くにあるシュシュババンに連れて行く事と、私たちもここのシュシュババンが閉鎖になっていたことを知らなかった、申し訳ないと伝え、ブラザーのところにプジャーの件で行かなくてはならなかったので、もう少しここで待っててほしいとも伝えた。
HIV患者の施設の責任者のブラザーに会い、プジャーのことを話した。
ブラザーはもちろん受け容れるが、そこを居ることを望み、逃げ出したりしない事が条件だった。
これは当たり前のことであるが、前にも書いたが、ドラッグをやりたくなったり、集団生活を嫌い、逃げ出す患者がいるからである。
私とメリーはそれを了解し、ダニエルに会って、ブラザーの施設を離れた。
家族をかなり待たせて閉まったと心配して戻ったが、家族はシャンティダンのなかにある公園でシスターから出されたであろう、ランチを食べていた、その姿を見て、ホッとした。
行きはタクシーで来たが帰りはオートリクシャーでシアルダーに戻ることにした。
オートリクシャーに乗る前にスイーツを売っている店に寄り、母親に食べたいスイーツを選んで良いよ、と言うと、少し恥ずかしそうに、ちょっと嬉しそうに、指を差し、それを家族の人数分買ってあげた。
シアルダーに戻り、また明日の十時半にディスペンサーに来るように伝え別れた。

 


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