アサダの前の彼女と電話で話した。
詳しく言えば、前の前の彼女だ。
広島から七回忌に来てくれる。
もう10年ぐらいは経つのかな、アサダと一緒に彼女の実家にも遊びに行ったことがあった。
「とても長いようで、でも、あっという間だったよ。このアサケンの写真がたくさん出てきてさ。その頃を鮮明に思い出して笑ったよ」
「そうか、そうだな。長いようで、いや、あっという間だったな」
久しぶりに東京にいるみんなのことを話した。自分がインドに行っていたことも話した。
「Tetsuアニィ、変わらずにインドに行っているんだ。なんか嬉しいよ」そう話していた。
「お金もなくて貧乏でよ。まだ一人身だけど、まぁ、インドに行ってきたさ」
何を自分と重ねているのか?
変わっていくことと、変わっていないように見えるものへの安堵感、その期待、そして、愛した人が亡くなったことをどうにか受容していくこと。
ゆっくりと癒されていくこと。命を見詰めるということ。思い出のすべてが今の自分たちに生きる力を与えてくれていることに気付いていく。
それは自分の分かっていることなど、何一つ必要なく、誰もが一人ひとり違っている。
そのことを今になって、ようやく、心と身体が納得している感じを見出していけるようなところがある。
思い上がりの容易な自分はほんとうに過ちを繰り返してきた。
そんなこともまたアサダの七回忌が考えさせてくれる。
アサダはどっか言うかな。
「オレはTetsuアニィのことがいつも好きだったぜ」
そんなこと、分かっているけど、たまに聞きたくもなったりする。
ブログを書いている隣にはピアノがあり、そこにはアサダが亡くなってから、ずっとアサダの写真が一枚飾ってある。
自分はよく話しかけている。いつも返ってくるのは笑った笑顔だけだ。
まだまだなんか寂しいな。涙も出てくる。そんなときもある。
それはそれで良いんだと柔らかく思ってもいる。
詳しく言えば、前の前の彼女だ。
広島から七回忌に来てくれる。
もう10年ぐらいは経つのかな、アサダと一緒に彼女の実家にも遊びに行ったことがあった。
「とても長いようで、でも、あっという間だったよ。このアサケンの写真がたくさん出てきてさ。その頃を鮮明に思い出して笑ったよ」
「そうか、そうだな。長いようで、いや、あっという間だったな」
久しぶりに東京にいるみんなのことを話した。自分がインドに行っていたことも話した。
「Tetsuアニィ、変わらずにインドに行っているんだ。なんか嬉しいよ」そう話していた。
「お金もなくて貧乏でよ。まだ一人身だけど、まぁ、インドに行ってきたさ」
何を自分と重ねているのか?
変わっていくことと、変わっていないように見えるものへの安堵感、その期待、そして、愛した人が亡くなったことをどうにか受容していくこと。
ゆっくりと癒されていくこと。命を見詰めるということ。思い出のすべてが今の自分たちに生きる力を与えてくれていることに気付いていく。
それは自分の分かっていることなど、何一つ必要なく、誰もが一人ひとり違っている。
そのことを今になって、ようやく、心と身体が納得している感じを見出していけるようなところがある。
思い上がりの容易な自分はほんとうに過ちを繰り返してきた。
そんなこともまたアサダの七回忌が考えさせてくれる。
アサダはどっか言うかな。
「オレはTetsuアニィのことがいつも好きだったぜ」
そんなこと、分かっているけど、たまに聞きたくもなったりする。
ブログを書いている隣にはピアノがあり、そこにはアサダが亡くなってから、ずっとアサダの写真が一枚飾ってある。
自分はよく話しかけている。いつも返ってくるのは笑った笑顔だけだ。
まだまだなんか寂しいな。涙も出てくる。そんなときもある。
それはそれで良いんだと柔らかく思ってもいる。