カルカッタより愛を込めて・・・。

今月のアピア40のライブは3月21日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

良いお年を。

2011-12-31 17:08:27 | Weblog

 大晦日になり、この一年を振り返ろうとしても、さて、何をどこまで振り返り、それには何の意味があり、決して変えられぬ過去をどうしようというつもりなのか、そんなニヒリズムに包まれながら、にもかかわらず、そうしようと試みる。

 新しい日々をずっと過ごしていた。

 過去から繋がった一筋の魂のなかを。

 この一年の締めくくりとなる大晦日には、自分でも気付けない大いなる生まれ変わりのような希望への期待があるのではないか。

 そして、一年の負のものを洗い落とすことが可能となる日ではないだろうか。

 生まれ変わりの信じてきた意味がそこに輝く。

 だからと言って、悲しみを忘れようとする努力など要らぬ。

 誰かが居ない寂しさを誤魔化すようなことは誰のためにもならず、天から見守るものは、それを喜ばない。

 誰かが元気だからと良い、それを無理して真似ることなど要らぬ。

 借りたものは返さなくてはならず、あなたはあなたのうちから、それを生む必要がある。

 それには時が必要。

 芽が出来るまで、時が必要。

 涙の雨が肥やしになる。

 不必要なものはない。

 この今の悲しみも。

 あなたのうちには復活するのに必要なものは必ず備わっている。

 ただ芽を吹き、花咲く時期は他のものと同じではないだけである。

 それは忘れないで欲しい。

 そして、ありのままのあなたをありのままに受け容れられるように。

 努力した、人の役に立つ、自分だけしか意味あるものとして認められないようなことは神さまは望んでいない。

 神さまはあなたがあなたの弱さを認める勇気に力添えをしてくれる。

 だから、あなたはあなたのままで良い。

 不安や恐怖、孤独があるのなら、それは決してあなたのすべてではない。

 あなたのなかの一部である。

 あなたはあなたを苦しめるようなことはしてはいけない。

 それは誰のためにならず、誰も喜ばず、何の成長にもならない。

 あなたがあなたを苦しめていることに気が付いたのなら、それはあなたの成長に繋がっていく。

 その瞬間から。

 あなたが変わる。

 悲しみを乗り越えたものは深い愛を育む。

 繰り返し、繰り返し、愛を育んでいく。

 自分を否定するのではなく、愛することが出来るように。

 すべてにそうあれるように。

 新しい年に向けて、希望を。

 祈りのうちに希望を。

 良いお年を。

 穏やかな日々を。
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小さな砂丘。

2011-12-30 11:58:42 | Weblog

 いつもあんと多摩川のグランドでボール投げをしているところの多摩川は本流ではなく、小さな川と湧き水が流れ込む水の流れの少ない場所であり、それを作り出している中州には小さな砂丘がある。

 今日はあんに砂の上を走らせてあげようと思い、あんを抱っこして、小さな川を渡り、湧き水が湧いているところを通った。

 この湧き水がわいているところにはクレソンがあった。

 案外クレソンが好きな自分は一瞬持って帰って食べようかなとも思った。

 湧き水のところにあるクレソンはきれいだし、食べても問題ないだろうと思ったからである。

 一瞬思ったと言うのは、こうして書いているとすでに嘘だと分かる。

 なぜなら、今でも持って帰って来れば良かったと少し思ったり、明日取りに行こうかと考えているからだ。

 さて、この話はさておき、小さな砂丘に着いた自分はあんをすぐに放してみた。

 あんは想像以上に砂場の感じを楽しみ、そこら中をダッシュしていた。

 だけど、すぐにちょっと不安になるようで止まっては、自分の居場所を確認していた。

 小さくなったあんに大きく手を振る。

 「おいで!」

 あんはダッシュで砂の小さな丘を越えて楽しそうに走ってくる。

 その楽しさは自分に移る。

 あんは草の上、枯葉の上、土の上、そして、砂の上も走るのが好き。

 今日は新たな大発見であった。

 また一つあんのお気に入りの遊び場が増えた。

 いつも行っていた場所のすぐ近くにそれはあった。

 自分たちはすぐ傍にある美しいもの、嬉しいもの、大切なものすら、気付かないこともありえてしまう。

 これはもったいない。

 ほんの少しの勇気があれば、これを感じいることが出来るのではないだろうか。

 またいつもとは違ったところから眺める客観的な姿勢と思い込みからの解放とがあれば良いのではないだろうか。

 その時は必ず来る。

 希望はなくしてはならない。

 決して。

 
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年越しの準備。

2011-12-29 13:03:49 | Weblog

 昨日は朝からミニの整備をしていた。

 あんの散歩は母親が喜んで多摩川に行った。

 あんが居るとミニのエンジン音を聞いただけで、「ヒュ~~」と切ない声を出し、自分も連れて行ってとアピールされる。

 今日は深大寺に行くのではなく、ミニの整備に石坂が居る家のすぐ近所の山口板金に行くのであんを連れて行けない。

 だから、あんを寂しがらせることにならないように、あんが多摩川に行ったすきに出かけた。

 久しぶりにエンジンを掛けたので最初はなかなか掛からなかったが、どうにか動いてくれた。

 寒いなか、順調にオイル交換、グリスアップを油まみれになって終え、そして、ラジエター液も足し、すべてのライト点検もOKでエンジン音も問題なかった。

 予定通りミニの整備を終え、一安心、これで年が越せると思った。

 それから、業務スーパーに行き、いろいろと買った。

 ついつい、そこに行くと買ってしまう。

 これも安い、あれも安い、こんなに安い、お買い得などと言葉に出さないが心の声がワクワクした感じで聞こえ、それは手に緊急の指令を命令するが如く、そのものに触れさせ、買い物籠のなかに入れようかどうかさせる。

 冷静な監察官であるお財布の中身が、そこで最終決断する。

 するが、またそこに甘さが来る。

 それは年越しと言う何とも縁掛りな言葉が買い物籠を重たくしていった

 また豚軟骨のトマト煮を作ろうと豚軟骨を買った。

 これはだんだんうまく作れるようになった。

 明日甥っ子が来るのでカレーにしてあげようと二パック豚軟骨を買った。

 少し買い過ぎた感はあるが、業務スーパーに買い物が出来て、ほっとしている自分が居た。

 それから、あんが待つ家へ帰った。

 「どこ行っていたの~」と言わんばかり、あんが買い物袋をクンクンしてきた。

 しばらくあんと遊ぶ。

 それから、あんの買い物にホームセンターに一緒に行った。

 そこであんのカリカリや無添加のおやつ、あんの寝床ハウスを買ってきた。

 あんはもう大人で大人しくペット用のカートに乗っている。

 そこであんの獣医さんにも会った。

 あんは大喜びしていた。

 他にも「可愛い」なんて言われ、自分が喜んでいた。

 あんの買い物も終え、年越しの準備も整っていった。

 帰ってから、圧力釜で豚軟骨のトマト煮を作った。

 その間風呂の掃除をして、ゆっくりと入った。

 朝から動きっぱなしの一日でかなり疲れたが、年越しの準備をうまく出来て、贅沢な晩酌をした。

 作家先生の奥様からいただいたビール券は大瓶だったので、久しぶりに家で飲む瓶ビールは美味しかった。

 有り難く頂いた。

 
 今日もあんと多摩川に行ってきた。

 帰ってきて、自分がシャワーを浴びているときにあんはヤマザキの五個入りの小さなアンパン、残っていた二つを全部食べたので、おやつのカリカリは今日はなしでした。

 これもあんの年越しの準備なのか、さて、どうなのか。

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あいちゃんと多摩川。

2011-12-27 12:55:13 | Weblog

 今日は多摩川であいちゃんとあいちゃんのお母さんに会った。

 沿線道路を渡るとグランドの端の方であいちゃんとあいちゃんのお母さんがボール投げをしているのが分かった。

 背丈の小さなあんにはグランドに降りてからしか分からなかった。

 「あん、あいちゃんがいるよ」

 そう言うともう居てもたっても居られないような感じになり、自分の尻尾を振り回す。

 あいちゃんたちがいるのは300メートル以上の離れた場所だけど、あんはもうダッシュで向かっていった。

 途中着いて来ていると自分の方を飛び跳ねるようにして振り向くことをするが、ほとんどもう一直線に全速力で走っていった。

 自分はそのあとをトコトコ歩いて行った。

 自分は着く頃にはもう何度もボールを追いかけていて、あいちゃんのお母さんにじゃれたりして、「あん、可愛いね!」と言われ、あんは耳を少し垂らして喜んでいた。

 あんは耳を垂らすと、あんの目は細くなり、笑うのである。

 あんの最高の喜びの表し方である。

 見ているとほんとうに楽しそうである。

 あんはほんとうにあいちゃんとあいちゃんのお母さんが大好きである。

 こんなあんだが、あんは尻が軽くない。

 軽くない理由の一つには、あいちゃんのお父さんがあいちゃんと居ると、あいちゃんの傍にだけ行き、あいちゃんのお父さんにはあまり寄らないのである。

 これには少し困るが、それも仕方がないように思える。

 あんの一番最初の友達が多摩川で出会ったあいちゃんだったから、そこであいちゃんのお母さんがあんをとても可愛がってくれた。

 あんはそのことを決して忘れない。

 愛されたことは忘れないのである。

 今日もたっぷり多摩川を走り回って遊んだ。

 あんはかなり足も早くなった。

 飛ぶように走るあんの姿は美しい。

 今日も良い散歩だった。

 あんは夢見るように部屋のなかで日向ぼっこしながら、今お昼寝中。

 とても気持ち良さそうである。

 それが部屋を満たしている。
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遠い家。

2011-12-26 12:49:48 | Weblog

 山谷のクリスマスは一年の終わりの大仕事を終えたような安堵と慌しい時間が流れきったあとに残る疲労を身体が感じる。

 すべてが終わったあと、長いボランティアたちと飲みに行く。

 当たり前のように良く飲み、良く語り、良く酔い、良く笑った。

 今回は恥ずかしくなるハプニングが起きた。

 九時にはお開きになった飲み会だったが、なんと山手線を何週したのだろうか、たどり着いた場所は池袋であった。

 電車ももうなかった・・・。

 この池袋に着く前に10時半くらいであったと思うが、東京駅で一度降り、トイレに行っている。

 そこでまだ帰れると思ったことをちゃんと覚えている。

 だが、それはただのトイレ休憩にしかならず、またこの時期特有のあの電車のあたたかな座席に座った途端、たぶん深い眠りについたのだろう。

 一日の疲れと酔いとが媚薬をかんだような気持ちよさを全身に与え、もう身動きさえも許さない感じであったろうと想像する。

 たぶん、山手線を三週ぐらいはしたのだと思う。

 飲む前にウコンを飲んでいたので、気持ち悪さはなく、良く寝た分すっきりとして、少し自分のバカさに笑えるほど陽気でいた。

 そこで地元の友達に電話をしてみた。

 インターネットカフェでも泊まれ、と言うので、それもそうだなと思い、あんに会いたいと飲んでいる最中から夜の散歩を考えていたにも関わらず、ここはもう腹を決めてインターネットカフェなるものを探しに池袋の街を歩いた。

 すぐにキャバクラのキャッチの兄さんが話しかけてくる。

 これ幸いと思い、その兄さんにインターネットカフェの場所などを聞くと、その場所から一番近いカフェを二つ教えてくれ、値段やそのなかの清潔感なども教えてくれた。

 この情報にはとても助かった。

 これで少し安心したので、歩いていたときに目に入っていた長浜ラーメンを食べに行った。

 そして、生まれて初めてのインターネットカフェへ向かった。

 とても綺麗で清潔で部屋は狭いがもう始発まで三時間ぐらいだったので、何の問題もなく、フリードリンクから頂いたアールグレイの紅茶を飲みながらくつろぎ、しばしの眠りについた。

 目覚めるともう五時くらいにはなっていたので、もう少し寝るかどうかに少し迷いもしたが、あんに会いたいので帰ることにした。

 まだ外は真っ暗。

 でも、オールした若い子達がたくさんいた。

 そう、今日はクリスマスイブだった。

 一時間ぐらいで帰れるところを半日ぐらい掛けて帰るバカな自分をまたそこで笑う。

 良い調子の二日酔いが自分を明るくしてくれた。

 電車に乗ると、まだまだ朝日も見えなかった。

 結局家に帰るまで朝日は昇らなかった。

 あんは変な時間に帰ってきた自分をお迎えしてくれた。

 「メリークリスマス!あん。散歩に行こう」

 そう言って、ようやく明けて来たイブの朝へあんを連れ出した。

 毎年思うことだが、この時期の電車の座席のあたたかさには気を付けよう。
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変わってきた山谷。

2011-12-25 12:34:28 | Weblog

 ブラザーノアスは二度目の日本の滞在で、いまは山谷のMCの委員長である。

 彼に聞いてみた、「今回の山谷はどうかな、何か変わったかな?」と。

 彼は言った、「山谷のおじさんたちが大人しくなった。仕事がしやすくなった」と答えた。

 あからさまには気づかないまでも、おじさんたちのケンカも少なくなったし、喧嘩っ早い勢いの良いおじさんはもう目立たなくなったことと、見るのにも耐えられないような悲惨なおじさんもまず見るようなことはなくなった。

 以前はお腹を刺され、腸の見える状態でカレーを食べに来て、施設のなかで倒れたおじさんも居たし、ケンカを止めようとして、自分の洋服を破かれたこともあった。

 酔ったおじさんは以前のMCの施設のドアを蹴ったり、「火を付けてやる!こんなの止めちまえ!」と怒鳴る人も少なくなかった。

 殺人事件があったり、マグロも居た。

 マグロとはお金のありそうなおじさんに酒を飲まし、酔ったところをぼこぼこにしてすべてを奪うことことである。

 そんなことが夜中に起こるのであった。

 自分もおじさんたちのケンカを止めるときは殴られる覚悟をして飛び込んで止めたりもした。

 もうしばらくそんなに怖い思いもしていない。

 穏やかな山谷になった。

 また孤独をうちに秘める山谷になったのかもしれない。

 勢いの良い人は亡くなり、みんながだんだんと歳を取ってきたこともある。

 いろいろな意味で山谷も変わってきたのは事実であろう。

 土曜日のクリスマスも穏やかなクリスマスだった。

 一人のおじさんは酔って、その朝にケンカをしたらしく、彼のジャンバーには血がかなり付いていた。

 だが、おじさんはあまり負傷していない感じであった。

 自分が声を掛けると、元気な声を出していた。

 変わってきたとは言え、まだまだ痛み・悲しみ・孤独は否応なしに感じる場所である。

 乾きを感じる場所である。

 山谷のクリスマスはあっと言う間に終わり、午後のミサも良いミサだった。

 また新しい歳を迎えられることを彼らと語り合えたことは意味深きことである。

 この冬をどうか乗り越えてほしい。

 いままたそう祈る。
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Merry Christmas!

2011-12-24 14:18:48 | Weblog

 今日はずっと行こうと思っていた、天神山のハイキングにクリスマスと言うことであんと行って来た。

 穴澤天神をお参りして、そこから山の遊歩道を登る。

 あんはもうノリノリと登っていく。

 自分はあんに引っ張られながら、「ハァ~ハァ~」しながらついて行くのに必死だった。

 だけど、あんはハイテンションでそこら中を走り回り、大喜びしていた。

 ちゃんと遊歩道になっているところを歩いてくれるので助かった。

 山の遊歩道の枯れ葉の上をサクサクと音をたて歩くのが楽しく気持ちが良かった。

 途中竹林があったり、その景色も素晴らしく、「光る竹はないものか」と探してみたり、あんが「ここ掘れ、ワンワン」とでも言わないか、と期待したり、また下界の菅村の街並みを見ては脳が刺激され喜んでいた。

 深呼吸した。

 新しい空気をこの身体に入れた。

 神々がそこら中にいるようでならない山道をあんはダッシュで行ったり来たりして遊んでいた。

 あんの脳も刺激されていたのだろう。

 枯葉の上を歩くのを喜んでいた。

 あんは笑っていた。

 「Happy Christmas!だね」とあんに言ってみた。

 40分ほどのちょうど良い山道の散歩から三沢川の歩道に降りると、あんはどっちが家のある方かをすぐに判断して、そっちに歩いていった。

 「すごい!」と感心した。

 家に帰ってくると母親があんにクリスマスプレゼントを買ってきていた。

 あんはそれをくわえて、自分の部屋に見せびらかしにきた。

 そして、今も気持ち良さそうに日向ぼっこしながら昼寝中。

 そうしたら、宅急便が来た。

 大好きな作家先生の奥さまからのものだった。

 先日クリスマスカードと随分と遅くなってしまったインドのお土産を送ったので、その返事をすぐに返してくれたと思い、嬉しくて急に笑顔になった。

 笑顔になりながら、それを開けた。

 一番上にクッキーがあり、つぎに奥さまの手紙、生前の先生の写真と笑顔花咲く家族写真、そして、先週文芸文庫から出た先生の本をサイン入りでクリスマスイブ今日の日付を入れて送ってくれた。

 そして、ビール券とお小遣いまで、なかに入っていた。

 まったくなんて優しい愛ある方なんだろうと脱帽する。

 奥さまはほんとうにあたたかい人であり、家族も素晴らしくあたたかい、その家で自分が授かった、与えられたあたたかさが色鮮やかに瞬時に蘇えってきた。

 胸が熱くなった。

 奥さまの手紙には自分が送ったロザリオをクリスマスに仲良くしている敬虔なカトリックの作家の長女さんにあげるとか、娘の友達のカトリックの人にあげるなどを丁寧に書いてくれていた。

 あまりに嬉しくて泣けてきた。

 自分が送ったものはすべてまず先生の小説にも出てくるピアノの上にお供えしたと書いてあった。

 奥さまが手を合わして、ニコニコしながら先生に話しながら、それをお供えしただろう姿が自分には良く分かる。

 ほんとうにほんとうに素敵なクリスマスプレゼントを頂いた。

 奥さまのあたたかな思いやり深い愛が今この胸から溢れ出そうなほど満ちている。

 ありがとうございます。

 Happy Christmas!

 
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明日は山谷のクリスマス。

2011-12-22 13:02:50 | Weblog

 祝福のうちに祈りを持って働きたい。

 可能な限り丁寧に働きたい。

 このうちにある最良のものを差し出すように。

 謙虚な心は忘れないように。

 そうありたいものである。

 マザーの祈りを祈りながら。

 
 『あなたの中の最良のものを』

 人は不合理、非論理、利己的です
 気にすることなく、人を愛しなさい
 
 あなたが善を行なうと
 利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
 気にすることなく、善を行ないなさい
 
 目的を達しようとするとき
 邪魔立てする人に出会うでしょう
 気にすることなく、やり遂げなさい
 
 善い行ないをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう
 気にすることなく、し続けなさい
 
 あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう
 気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい
 
 あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう
 気にすることなく、作り続けなさい
 
 助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
 気にすることなく、助け続けなさい
 
 あなたの中の最良のものを、世に与えなさい
 けり返されるかもしれません
 でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい
 
 最後に振り返ると、あなたにもわかるはず
 結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです
 あなたと他の人の間であったことは一度もなかったのです


 Humility

 There are a few ways we can practice humility.
 To speak as little as possible of oneself.
 To mind one`s own business.
 Not to want to manage other people`s affairs.
 To avoid curiosity.
 To accept contradiction and correction cheerfully.
 To pass over the mistakes of others.
 To accept insults and injuries.
 To accept being slighted, forgotten, and disliked.
 Not to seek to be specially loved and admired
 To be kind and gentle even under provocation.
 Never to stand on one`s dignity.
 To yield in discussions, even though one is right.
 To choose always the hardest.


 「自己からの解放」 
 
 主よ、わたしは信じきっていました
 わたしの心が愛にみなぎっていると
 でも、胸に手を当ててみて
 本音に気づかされました

 わたしが愛していたのは他人ではなく
 他人の中の自分であった事実に
 主よ、わたしが自分自身から解放されますように

 主よ、わたしは思いこんでいました
 わたしは与えるべきことは何でも与えていたと
 でも、胸に手を当ててみて
 真実がわかったのです

 わたしのほうこそ与えられていたのだと
 主よ、わたしが自分自身から解放されますように

 主よ、わたしは信じきっていました
 自分が貧しい者であることを
 でも、胸に手を当ててみて
 本音に気づかされました

 実は思いあがりとねたみのこころに
 わたしがふくれあがっていたことを
 主よ、わたしが自分自身から解放されますように

 主よ、お願いいたします
 わたしの中で天の国と
 この世の国々とが
 まぜこぜになってしまうとき
 あなたの中にのみ
 真の幸福と力添えとを見いだしますように


 ―欲望と恐れからの救い―

 神よ、わたしをお救いください

 愛されたいという欲望から

 ほめられたいという欲望から

 名誉を得たいという欲望から

 称賛されたいという欲望から

 人よりも好かれたいという欲望から

 相談されたいという欲望から

 よく思われたいという欲望から

 人気を得たいという欲望から

 屈辱を受けるという恐れから

 軽蔑されるという恐れから

 非難されるという恐れから

 中傷されるという恐れから

 忘れ去られるという恐れから

 ひどい扱いを受けるという恐れから

 嘲笑されるという恐れから

 疑われるという恐れから


 
 {親切で慈しみ深くありなさいあなたに出会った人が誰でも前よりも、もっと気持ちよく明るくなって帰るようになさい。
 
 親切があなたの表情にまなざしに、微笑みに温かく声をかける言葉に表すように。
 
 子供にも、貧しい人にも、苦しんでいる孤独な人すべてにいつも喜びにあふれた笑顔をむけなさい。
 
 世話するだけでなくあなたの心をあたえなさい。}


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再度、いや、何度でも。

2011-12-21 12:39:17 | Weblog

 今、買ってからどうしても読み切ることが出来なかった「ガンディーの真理」を読み直している。

 カルカッタにも持っていったが読むことが出来なかったものである。

 しかし、「ガンディーの自伝」を読み終え、どうにか「ガンディーの真理」を読めるステージに上がったように思われた。

 だが、なかなかうまく行かない。

 「ガンディーの自伝」と電子辞書をそばに置きながら、「ガンディーの真理」を読んでいるのだが、カタカナ表記の違いや、また大切な登場人物ガンディーの支持者の兄弟が出てくるのだが、自伝では妹になっており、真理の方では姉になっている。

 どちらを信じれば良いのかと言うと、もちろん、自伝の方になるのだろう。

 ヒンドゥー教の場合、姉と妹の違いは少し読み方も変わってしまう。

 カタカナ表記も二つの本を出来るだけ比べながら読んでいる。

 だから、なかなか進まない。

 しかし、「ガンディーの真理」はピューリッツァー賞を受けているエリクソンの素晴らしい本であり、深く読みたいものである。

 インドの風を感じながらと言うか、このうちの感じ方を観ながらと言うか、可能な限りその本が描かれた時代、風景、匂い、音、光り、影、汗、そのもろもろを想像し、似たような疑似体験をも味わいながら読みたいのである。

 自分のなかでより良く消化し、血となり、肉となるように読みたいのである。

 さて、そうした希望は叶うのでだろうか。

 叶えるのは自分自身の努力であるが、それと同時に自分だけの力では読めないような気もしている。

 祈りを交え、祈りの必要性を感じながら読んで行くのだろう。

 そうやって読ませてもらうのだろう。

 
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「おいで」。

2011-12-20 12:53:53 | Weblog

 今日も多摩川にあんと行っていた。

 多摩川では胡麻柴犬にあった。

 飼い主さんとしばらく談笑した。

 飼い主さんの話によると、もうその胡麻柴は9歳になり、どの犬ともケンカしてしまうとのことだった。

 あんもそれを察したのか、また遊んでくれないのが嫌だったのか、珍しく吠えた。

 その前に「うちはケンカしませんよ」と言った手前、少し恥ずかしくもなったが、あんはすぐに大人しくなり、飼い主さんに頭を撫でられ、良い子良い子されていた。

 「二歳過ぎて大人しい柴なんて、天然記念物ですよ。うちのはゴールデンにも、熊とでも思っているのか、バクッと行ってしまうんです」そう言ってリードは短くしていた。

 その胡麻柴は大人しくお座りも出来ずに身体を斜めに倒していた。

 あんはもう大人しくお座りしていた。

 「綺麗な黒柴ですね。麻呂もしっかりと出ている」

 麻呂とは目の上のマークのこと、あんはしっかりと出ている。

 綺麗と言われ、きっとあんよりも自分が喜んでいただろう。

 小心者でやんちゃなあんだが大人しくてほんとうに可愛い。

 そんなあんもこれから少しずつ変わっていくのかもしれないと胡麻柴の飼い主さんの話を聞きながら思った。

 だけど、それから別れ、あんと走り出し、あんとともに風を浴び、あんの笑った顔を見ると、あんがどう変わろうと、それはそれで良い、そんな心配を今する必要もない、気持ちよく走ろうと、そんな風にすぐに思えた。

 あんは相変わらず、まだ遊び足らぬと多摩川の沿線道路の信号の近くに行くと、帰る方向と反対を向いて座り込む。

 座り込むが今日は「おいで」の一声でくるりと飛び上がり、こっちに向かって走ってくる。

 うふふ、鳥のササミを持っているんです。

 あんは遊びたい気持ちよりもササミを選ぶんです。

 その変わりように少し笑った。

 あんはビッグスマイルでササミをもらいに来た。
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