金曜日は五時半に東京の山谷から休暇でカルカッタに来ているブラザーセバスチャンとタングラのブラザーの施設で待ち合せた。
シュシュババンでのオリエンテーションを終えてタングラに向かった。
タングラのブラザーの施設はHIVの患者と最終誓願のために来ているブラザーたちがいて、そのなかにダニエルもいる。
二人はちょうどバレーボールのコートにいた。
山谷のブラザーたちとカルカッタで会うと何か不思議な感じと、また違った親近感を味わう。
セバスチャンは私が髭を伸ばしているのを初めて見て、少し驚いてニコニコしていた。
ダニエルにコーヒーを出してもらい、少し話しをしてから、アドレーションに出た。
マザーハウスのアドレーションとは少し違ったが、とても良い祈りの時間だった。
ダニエルは前に会った時にずっと私と一緒に祈りたいと言ってくれていた。
私の隣にセバスチャン、私の前にダニエルがいて、前二列の八人はすべて最終誓願のブラザーたちだった。
そのアドレーションにHIVの子供も参加してきた。
チラッと彼らを見ると、それぞれ落ち着かない感じ、マットをいじくったり、コソコソと何かを話しをしていて愛らしかった。
沈黙の長いアドレーションだった。
私はマザーハウスでも沈黙のアドレーションが好きなので、とても良かった。
アドレーションの後は患者たちにダニエルたちが夕食を配るのを見に行った。
ここタングラのHIVの施設にはマーシーが居ない、動ける患者がすべてを行う。
庭の手入れも行うとダニエルから聞いた。
それからブラザーたちと夕食だった。
まず祈りがあり、そこでゲストのセバスチャンと私の紹介があり、夕食を食べ始めた。
ブラザーたちは私が日本人に見えなく、セバスチャンの方が日本人っぽいと笑い、私のガムチャを見て、インド人っぽいと言い、そこで私がビハールから来たと冗談を言うと笑っていた。
と言うのはビハールの男性はガムチャを好むことを皆知っているからだった。
私の前には、ダニエルたち最終誓願のブラザーたちのケア、サポート、精神的なガイドをするブラザージョージが座り、私にどんどんご飯を食べろと言い、マザーはブラザーやシスターたちにチャパティは五枚食べなさいと言っていた、と教えてくれた。
金曜日は食事に肉のでない曜日で、質素であったがとても美味しく頂いた。
夕食後もダニエルとセバスチャンと話していると、あっと言う間に夜の祈りの八時半に近づき、セバスチャンはそのまま泊まるので、私はその前に一人で帰った。
夜の街はプジャーの祭りでどこも賑わっていた。
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