『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

農園ツアー

2020年08月16日 | Weblog

シャロン農園は、ハレルヤこども園の日常的な散歩道ですが、

結構、アップダウンがあり未満児が全部回るにはちょっとハードかもしれません。

 

今は、旬の果物が一杯実をつけています。

メインのマンゴーもまだす少しだけ残っていますが、

グアバ、レンブ、ドラゴンフルーツ、島バナナ。

 

昨日は、

キリン組さんとリス組(4,5歳児)さんの農園探検ツアーがありました。

ミキ先生のレポートをご紹介します。

農園探検にいこう!と
(事前に農園の先生におすすめスポットを聞くとレンブの実が食べられるとのことでした♪)


3クラスのなかから希望者を募って24名で出発!


ともゆき先生が案内してくださいました。
『これはみかんの木だよ。寒くなったら実がつくから見ておいてね。』
『こっちはアボカドの木なんだよ。』等、
木の実ツアーをしてくれました。

 

そしてたどり着いた、レンブの木!
「わあーーーなにこれぇー!」とこどもたち。
ともゆき先生が脚立に上り、実をがぶっと、

「ん~~おいしぃいい~~!!!!!」

と誰よりも美味そうに食べていたのがこどもたちの印象にも残ったと思います!

「ほしいほしい~!」と皆が手を出しました。


代表できりん組の3名に手指の消毒の上、食べてもらい、食レポをお願いすると


「りんごみたい」「おいしいっ!」とモグモグ。


中には臭いをかいで、「くさい」と言う子もいましたが、それほどその場にレンブの香りがただよっていました♪
残りのみんなはおやつの時間に食べることにしました。


その先を進むとグアバを発見!!!「先生とって!…それじゃなくて、そっちの、そうそうそれ!」
ちゃんとグァバの色を見極めて、欲しい実を指定していました^^


待ちに待ったおやつの時間⌚


給食の先生が、レンブとグァバを切ってくださいました。
「こっちにする!」
とそれぞれ食べたい方を選び、いざ実食。

 

 

(慎重に食べ始めました)


食べたことのない、あまり見慣れていない果物におそるおそるでしたが、

食べてみると「おいしい!」
食べおわったあとも
「美味しかった!!」
と口を揃えて言っていました。


季節ごとに木々の様子は変化していきます。
今後もこどもたちと探検に通って自然に目を見張り、変化を捉え、
口にできる木の実がたくさんあることに感謝もしていきたいと思いました。

 

(けっこういけるかな~?)という感じですか?

 

 

 

グアバは

  • 与論語では「バンシュルイ」

 

 私が子どもの頃は(60年も前の話ですが……)

 夏休みは、

 畑に行って食べごろのバンシュルイを見つけることが大きな楽しみの一つでした。

 

 熟し方にいくつかの表現があります。

 ●「アンクルイ」 ……  まさに食べ頃の完熟したものです。

   当時は、どこの家庭も、この時期は果物といえば野生のグアバしかありませんしたので、

   あぜ道や畑の隅っこに、雑木に混ざって生えていました。

   完熟するまで……と、もぎ取るのを我慢して

   楽しみにして次来てみると誰かに先を越されてしまっています。

   獲得競争が激しく、悔しい思いをしたことが度々でした。

 

  「アンクルイの香り」

  最高です。個人的に、芳香性はどの果物より勝っていると思っています。

  それを見つけた時の胸の高鳴りは今でも忘れられません。

  いちもくさんに駆けよると、

  必ずと言っていいほどハチの巣があったこと記憶しています。

  ハチの護衛隊が、バンシュロをガードしていました。

 

   出校日に、お岩さんのような顔をした友達がチラホラいましたネ。

  貴重な果物をゲットするために勇敢にたたかった兵士達の勲章です。

 

   最後に、(余計な話と思いましたが、懐かしい話なのであえて付け加えておきます)

  指先にチョコットおしっこをつけて、ハチ刺されの個所を消毒していました。

                                 (私だけかな……?)

  

  ●「サーノー」       ……  食べごろにはまだ少し間がありますが、見つけた時に確保しておかないと

                   次見るときは、誰かに先を越されているかもしれません。

                   追熟させると美味しくなります。

  ●「カッパチバンシュルイ」

   「イシカッパチ」     ……  まだまだ青い実で、欲張って先取りのし過ぎです。

 

   しかし、

  昔は家々にコメヌカがありました。

  「サーノー」や「カッパチバンシュルイ」を米ぬかに暫く保存すると、

   追熟が上手くいったという記憶があります。

 

  美味しそうなものをスーパーから買ってきて、

  冷蔵庫から取り出してなんでも自由に食べるという、

  現在の姿からは全く想像もつかないことだと思います。

  食べるため(大げさに言えば「生きるため」)の子どもなりの努力が必要でした。

  貧しい時代でしたが、

  子どもなりに知恵を使いながら大きくなったことがとてもいい思い出になっています。

 

 最後にもう一つ、「ミジバンシュルイ」という大きめの実をつける種類のものがありました。

 野生の在来種でも、小ぶりのものや果汁が豊富で大きめの実が付くものなど、

 違うタイプのものがありました。

 品種が違うのか、土壌や生育環境の違いなのかはよく分かりません。

 

                               ー グアバ物語 終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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