レンブの花が咲いています。
レンブという果樹を知らない頃、1980年代後半の頃だったと思います。
西アフリカのナイジェリアへ伝道旅行に行った時のことです。
現地の方と奥地に出かけた時、途中でもぎ取った果実を一人でかじっていました。
「それ何?」と尋ねると、
「アップル」と答えが返ってきました。
こんな熱帯雨林地帯に野生のリンゴがあるのかと思い、1個かじらせてもらいました。
リンゴと信じ込んでかじったので、その違いにびっくりして、
得体のしれないものを口にしたという警戒感からあわてて口から吐き出してしまいました。
後で知ったことですが、これをアメリカでは「ワックス アップル」と称するのだそうです。
本当のリンゴを知らない彼らが、単純に「アップル」というのも無理は無いということでした。
実際は、マレーシア原産のフトモモ科のレンブという果樹でした。
味は、熱帯果樹の味といよりも果菜類の味わいです。
農園にあるのは、最初は白っぽくて熟すと赤やピンクにの色になります。
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