畑の畔道や草地でこの頃良く見かけるのが野生の百合です。
これは昔、与論島でも百合栽培の盛んな時期がありその時のものが野生化したも
のだと思われます。それから今日まで絶えることなく、初夏になると雑草や藪
の中ら純白で清楚な顔を覗かせます。その逞しさは絶大で、その清楚な姿から
は想像もできないほどです。
野イチゴを頬張み、それにも飽きると、野生のグラジオラスとこの百合を
採ってかえったものでした。赤と純白のコントラストに心が躍りました。
食いっ気盛んな少年期でも野の草花や自然に目を開かせ、
「美」に対する感性を教えてくれた貴重な存在です。
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