『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

農業ボランティア

2020年06月15日 | Weblog


今月に入り、
農学部出身の永田さんが佐世保から農業ボランティアに来て下さいました。
農園の繁忙期にタイミングよく来てくださり、本当に助かっています。

先日は、こども園との共同圃場のキッズファームに
ポット植えにしていたナスを定植して下さいました。

今日は、マンゴーの袋掛けです。
しっかり留めないと、
完熟して袋に落ちたマンゴーが、そのまま袋ごと地上に落下してしまいます。
地上に落下したマンゴーは商品にはなりません。

単純な作業のようで、けっこう神経を使う作業です。
梅雨明けの暑いハウスの中での作業は、体力を消耗します。

今日も一日ご苦労様でした。





コーヒー

2020年06月14日 | Weblog


この一角に有機コーヒーの木を育てています。

以前は別のところで沢山実をつけていたのですが、
今回は場所を変えて、
皆にも見て頂けるように蝶園の隣にしました。

有機栽培のコーヒー園になるよう頑張ります。
今のところ、
順調に育っていますので徐々に本数を増やす予定です。

化石?

2020年06月13日 | Weblog


農園と子ども園の周辺は、
農地や園の敷地拡張のために
沢山の珊瑚礁を破砕してきました。
今思えば惜しい事をしたような気がします。
しかし、
その時の砕石に混じっていた貝が見つかることがあります。
今、それを意識的に保存するようにしています。
今でもみられる貝類ですが、
随分と年季が経っていることを感じていいます。

人気スポット

2020年06月12日 | Weblog


子ども達の人気スポットはやはりビオトープ園。
オタマジャクシの観察に夢中の子も、
ひたすら捕獲、時にトンボに気づく。
この生き物に対するドキドキ、ワクワク感、
たまらなくいいですね。
さらに充実したいと考えています。
子ども達の次への発展が楽しみです。


近くでは、色々な種類の蝶が飛び交っていました。
アオスジアゲハ、オオゴマダラ、シロオビアゲハ、イシガケチョウ。
他にもまだいたと思います。


そして、足元には沢山のシジミチョウ。
子ども達は結構上手に捕まえます。



マンゴーの種類

2020年06月11日 | Weblog
昨日は、夕方少し雨になりましたが、日中は久しぶりの好天に恵まれました。
マンゴーの実もかなり大きくなって、
袋掛けもだいぶ進んできました。

アップルマンゴー



コーリューマンゴー

アップルマンゴーに比べて果が大きいので袋に収まりません。
ネットで保護します。
これから日差しが強くなりますので「日傘」をさしています。

キンコーマンゴー

今年は結構な実が付いています。
熟しても緑のままです。
こちらも実が大きいので袋掛けはできません。

ロイヤルマンゴー(赤キンコー)

アップルマンゴートコーリューマンゴーを掛け合わせたような風味のあるマンゴーです。
これも大型のタイプでネット掛けをします。
受粉や摘果の関係でアップルマンゴーサイズのものも多数あります。

アダン

2020年06月08日 | Weblog


アダン

子ども達は「パイナップルが生っている!!!」とよく言いますが、
そうではありません。
これは、ふつう海岸端に自生しているアダンの樹です。

この画像は、シャロン農園とハレルヤこども園と、隣の畑との地境に群生しているものです。
かつては厄介モノ扱いをしていましたが、今は大事にしています。

この下に子ども達のために用意した小さなプールがあります。
いかにも南国らしい雰囲気があるというのが気に入っていますが、
それよりも、何かの折に、子ども達が、
自分の住む島の成り立ちに関心を持ってほしいと思っています。
子ども達の学びへのモチベーションへの一つのきっかけになることを期待しています。
アダンを見て(子供にとっては、少し難易度が高いかな?)、
隆起サンゴの島であったことに気が付いて、足元から世界を見て欲しいとも思っています。
身近なものから植物や地質学など深い学びへと関心が広がり深まることを願っています。

農園とこども園のある所はもともと岩石(琉球石灰岩)が多く残ってる場所でした。
あまり畑地に適さないところを選んでこども園の敷地にしたのでこのようなに自然の姿が残っています。

農地整備のために島の内部でアダンが自生している場所も珍しくなったということに改めて気が付きました。
ついでに、「珊瑚礁排除」とかいう国の補助事業があったことも思い出しました。
島の経済史についても関心のあるところです。
こども園で蒔かれた種からいろいろな道の専門家達が出てくることを願っています。

作業中に、
この近くで出てきた貝殻にも何か悠久のロマンを感じ、手元に残しています。

早朝の雲

2020年06月07日 | Weblog
昨日、早朝の東の空です。



先月の5日ごろの「霧」とほぼ同じ方角になります。
朝陽が射しているのがとても幻想的です。

恰も、鹿児島市街地側から見る、
雲海に浮かぶ桜島のようでした。
霧が発生すると桜島がこのように見えるようですが、
この画像の山頂部に見えるのも雲です。

雨が近づくといろいろな雲の形が楽しめます。


廃品利用 N0.2

2020年06月05日 | Weblog


前回の記事の続きです。

園の建て替え工事に出てきたインターロッキングブロックを回収して、
駐車場の一部にしたのが前回の画像です。

今回は、子どもの遊び場に夢のある雰囲気を醸し出すために工夫しました。
レンガ色のペイントの上に黒の霞をつけて、年代物の質感をだしました。

そして、壊れたベンチの金具を取り付けてみました。
クラシックとモダンのコラボに自己満足。
そして、その上にある白いフェンスも、
工事にともなっって排出されたものを繋ぎ合わせてみましたが、
満足いくものが出来上がりました。




廃品利用

2020年06月03日 | Weblog
有機農園として環境保全や食の安全に関心を寄せています。

その一環で、廃品を利用することも積極的に取り組んでいます。


県道の改良時に出た側溝の蓋を利用しました。


建設業者から譲り受けたテストピースで花壇の縁石にしました。


かなり前のことですが、製糖工場の煙突の建て替えで出てきたレンガで雰囲気のある散歩道ができました。


最近は、魚屋さんから譲り受けたプラスチックのバケツで、町道わきに花壇をこしらえています。


旧保育園舎の解体工事現場から出たレンガを新しい駐車場で利用しました。
素人の面々での作業でしたが、園の設計に携わった設計士さんから
絶大なお褒めの言葉を頂戴しました。
色のさめたレンガや、傷のある者、不ぞろいを一纏めにしたところなど、……
お世辞も交じっているかもしれませんでしたが、私たちも大いに満足しました。
これをさらに利用して、ペンキで色を加えた立派なものもありますが、
これは後日にいたします。



ハレルヤこども園 秘密基地

2020年06月02日 | 子どもの遊び


過去の原始村というタイトルのブログが目につきました。
2008年のものです。
懐かしく当時を思い出していますが、
現在はかなり変わってきております。



この画像は今年の2月撮影のもので、
この子供たちは4月に新1年生となりました。

まだ園庭の整備中でしたので、このエリアは一応立ち入り禁止にしていました。
ところが、子ども達の興味と冒険心でここに足を一歩踏み入れた途端に、
彼らの様々な働きが目覚ましく発展。
現在は、
キリン組(年長児)の秘密基地になってしまいました。
年中から保育園児までのあこがれのエリアになりました。




子どもの遊びは発展して進化していきます。
大人が考えた遊びよりも、子どもたち自ら作り出した遊びを仲間と深めていくことが大事なことです。
今、少しだけ大人の手を加えている最中です。