ユーロな日々

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バルサ 最下位ヌマンシアにドロー 〔リーガ25節〕

2005年03月02日 | 欧州2010-2003
首位バルサと最下位ヌマンシアの勝点差は40。それでも勝てないことがあるわけだ。確かに尋常なコンディションではなかった。記録的な寒さで、氷点下2度、ボランティアがピッチから書き出した雪が80杯。ロナウジーニョがストッキングに長いソックスをはくシーンが写された。ピッチが白くてボールが見えないので、後半は黄色いボールを使用した。ヌマンシアはこの悪天候に慣れていたのだろうか。いくらホームとはいえ、慣れることができるとは思えないが。しかしモチベーションは高かった。大勢のボランティアが雪かきをしたこともあり、しかも最強のバルサを迎えるのだから、サポーターにぶざまな姿は見せられないという思いが強かったのだろう。
先制点は、ミゲルを3人で囲みながら競りまけて落とされ、アルベルティーも競り負けてシュートを打たれたことで生まれた。ヌマンシアの選手のほうが、強い気持ちで戦っていたからこのゴールは生まれた。
しかし後半開始数分でバルサは同点打を決めてしまう。シャビのCLはミスキックに見えた。ショートぎみに二アサイドに落ちたところに、しかしマルケスが飛び込んであわせたボールがゴールを割った。瞬間、チェルシー戦の得点シーンが目に浮かんだ。マルケスは本当に重要な場面でしばしば得点を決める。彼の存在は大きい。
ベーム終了までヌマンシアは勇敢に戦った。今日のバルサには逆転する力はなかった。すさまじい悪天候もあるが、チェルシー戦の影響もあったことは間違いない。今週はミッドウィークにエスパニョールとのダービーだ。カウプノウでのホームゲームだが、厳しいことになるような予感がする。
しかし最下位相手でも今日のように簡単にはいかない。これがリーガだ。

【リーガ25節 ヌマンシア ー バルサ 1-1】