本日、齋藤 孝 氏による「なぜ日本人は学ばなくなったのか」を読み終えました。
齋藤氏は、このところ驚異的なペースで本を出していますね。
本書は、最近の著者が好んで使っている「あこがれにあこがれる」「心の不良
債権」「私淑」「技化」といったフレーズを駆使して、現代日本の「教養崩壊状
況」に警鐘を鳴らすことを試みた著作です。
企業の実態や政治への期待といった点では、正直、具体性やリアリティに欠け
ているという印象は否めませんが、現代の「教養欠如への強い危惧」を踏まえた
「読書による教養の復権」という主張は一貫しています。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
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