・きょうは「節分」です、「立春」の前日です、子供のころを懐かしく想い出します。「豆まき」が楽しみでした。暗くなって近所の家々から「福は内! 鬼は外!」の声が聞こえてくる、それとばかり兄弟そろって豆を撒いたものです。
明日はもう暦の上では「春」ですが、寒冷前線の南下で連日一桁の寒さです。
「鎌倉を 驚かしたる 余寒あり ・高浜虚子」
『節分は邪気を払い、無病息災を願う行事』。昔から季節の変わり目には体調を崩しやすいと言われてます、その「邪気」の象徴の「鬼」を払うため「豆まき」が始まったと聞いてます。
所によっては煎り大豆でなく「殻付き落花生」を撒くそうですが、殻を剥いて食べるから衛生的?かもしれません。老人は喉につっかえる、誤嚥が怖い、歳の数を数えるのも厄介で、食べる気にもなれず、代わりに同じ大豆、昼めしに小粒の「納豆」を食べました。
・話は変わって、
この頃は「地域猫」の恋の季節で、窓の下で鳴きかわす雄猫のドスの利いた鳴き声がうるさい。猫の恋を邪魔しても悪いと思っていても、いい加減にしろよ!と言いたいときもある。昔も今も変わらない、一茶さんも同じ思いをしたんだろう、
「 おどされて 引返す也 うかれ猫 ・小林一茶 」
・「太宰府天満宮・鬼すべ」