(2日目)
熊野古道中辺路(なかへち)コース(田辺駅付近⇒熊野本宮大社⇒熊野那智大社⇒那智速玉大社・・・100km)
今日、歩いたところは、赤く囲ったところです。歩いた距離は9km、約4時間です。
〇〇王子と呼ばれる小さな社跡などが道中でみられるが
これは参詣人(皇族、貴族など)の守護を祈るため12世紀から13世紀にかけて数多く作られた社のこと。
熊野古道中辺路で聖域の始まりは滝尻王子から。
⇩神社のわき(今は道がない)から昔は古道に入ったようだ。
⇩現在は神社の裏のこの道からスタートする。
⇩スタートの標識。ここから500mごとに1から順番に番号が付いている
上の起点から古道は始まるのだが私たちのツアーはこの厳しい道を先回りして
バスで15分ほど先の道の駅のところから古道に入った。
(起点からここまで歩いてくると6時間かかるそうだ)
⇩ガイドさんの案内で杉林をすすむ。
歩き始めて30分で牛馬王子に。
⇩熊野で1000日修業をした10世紀の花山法皇が馬と牛にまたがっている姿とされる。
⇩このような石畳のところも多いが雨の日は滑って大変だろうなと思った。今日は晴れでよかった。
山道を抜けると小さな集落が時々見える。
⇩近露王子を抜け後ろを振り向いたところ。小さな細い道の向こうの山を抜けてきた。
(近露王子から発心門王子までバス)
熊野本宮大社の聖域へと入る玄関口が発心門王子(仏の道に帰依しようという心が発する入り口)
⇧水吞王子あとは小学校の分校があったが昭和40年代に廃校になっている。
時折、舗装道路に出る。
⇩茶畑があった。
⇩三軒茶屋跡。昔は茶屋が3軒あったそうだ。
いよいよ最後の行程、熊野本宮大社へ2km。
⇕ 明治22年の大水害で流れた熊野本宮大社があった中州には巨大な鳥居が立っている。
現在の社殿はこの鳥居から手前に歩いて10分ほどの高台に再建された。
⇩一路、熊野本宮大社へ
⇩ 神門
⇩本殿
⇩本宮大社を出て本宮大社の旧社地である大斎原(おおゆのはら)の大鳥居に向かう。
旧社地の大斎原(おおゆのはら)
⇩鳥居がでかすぎてカメラに収まらない。