「僕がビルを買ったワケ」一也blog

2007年スタート 
「PTA会長blog」としてスタートし、その後「個人」「不動産投資」「新宿44支配人」として継続

物々交換

2016年10月07日 14時03分23秒 | 元会長
出来れば、お金で買うのではなく
互いに持てる力を交換し合える方がいい
本来は、何事も自分で手作り出来ればそれに越した事はないのだが、
どうしても自分じゃ作れない物があるので、
その時は、基本的に“お金”を使って人に頼む訳だが、
お金を沢山払えば、良い物が出来るのは、それは“当たり前”の事であって、“価値”とは些か違う気がする

本来、手作りの物は、少々出来が荒くても、そこにかけた時間や努力、情熱や愛情というものがあるから、
たとえ出来栄えは悪くとも愛着を感じる、そしてその愛着こそが“価値”だと思うのだ

だから、どうしても“お金を出して解決”だけは出来ない
本当はそこをしっかり割り切ってしまえば楽な気もするのだが、
どうしても、いかに良い物をいかに安く、更に欲を言うならその物作りに自分と同じ情熱を持って取り組んでくれる人に頼みたい、それら全てを含めて私は費用対効果と考える
そして、その結果、出来が荒くとも、それは構わないのだ

私の古い友人が、コンピューターに長けていて、いつも私のホームページを作ってくれている
お金をかけて、一流の業者に頼めば、もっと見栄えの良い、もっと機能も優れた物が出来るのはよく分かっている
しかし、その友人が、私の為に、ボランティアで作ってくれたからこそ、それにはお金に代えられない“価値”があるのだ
そして私は、私の出来る事で、お返しをする
そんな“お金”ではない、言うなら“物々交換”が素晴らしい
そこには、商売にはない、愛情や思いやりがあるから
所詮、世の中お金だが、少しでもそんな風に、“物々交換”で生きてたい

お互いが出来る事をやる、それって平和な気がする

今私はイベントホールを建築していて、あらゆる業者と付き合っている
当たり前の事だが、何をするにも“金、金、金”だ
先にも書いたように、せめて、私は自分の目で職人を選ぶ、その作業が私にとっての手作りだからだ
コメント
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