カキドオシの花が咲き始めている。 勢いよく垣根を越えていくという
ところから、垣通し(カキドオシ)という名前がついたという。
それぐらい繁殖力が強いツル性の植物で、ツルの途中、途中で根を
出し広がり伸びていく。 シソ科の多年草で、葉を揉むと少し青臭い
ハーブティーのような香りがする。 民間の薬用茶として古くから
飲まれてきたそうだ。
別名を連銭草(レンセンソウ)、疳取り草(カントリソウ)とも呼ばれる。
連銭草の名は、丸い葉が対生に連なって付いているところからきたのだろう。
葉のふちにはノコギリ状の丸いギザギザがある。
花は薄紫色のものの他に、ピンク色のもあるようだ。
疳取り草の名前のほうは、子どもの疳の虫をおさめるために使われたという。
疳の虫(カンノムシ)という言葉を、今はほとんど聞かない。
夜泣き、疳の虫というのは、セットみたいなもの。
症状をみると、交感神経の興奮様の症状に思える。
子どもは活発なので、夜の神経といわれる副交感神経より、
昼の神経、ケンカ神経とも呼ばれる交感神経のほうが優位に
なりがちになるのではないだろうか。
からだの形は、生命の器
形之医学・しんそう療方 東京小石川
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