続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

秋の予定狂う

2023-10-05 00:20:00 | 日記
今回は野球ネタになります。

今年のパ・リーグはオリックスの優勝。
いや「今年も」が正しい文章か。
この結果も、
まぁ当然のことであり、
これはシーズン序盤から想定内。
問題は2位でクライマックスシリーズ
ファーストステージをマリスタで
できるのかどうかの1点が
多くのマリーンズファンの
当初からの願い。

それがどうでしょう!
2位にして最大13もあった「貯金」を
あっさり都合1か月で使い果たし
勝率5割を割り込むかどうか・・・
それどころか今では
Bクラスに沈むかどうかの瀬戸際。

となれば今シーズンは
クライマックスシリーズ2位にして
地元開催で勝ち上がり、
その後のセカンドステージで
仕方なしオリックスに敗北して
シーズンを終了し、
すぐさま秋季キャンプにて、
守備の基本からの特訓。
150キロの直球を打ち返す、
打てそうにないボールはカットする
といったオリックスや阪神では
「できて当然」といった
プロとしての打撃の基本も
ビシビシ鍛えなおして、
来シーズン以降からの
「無敵のマリーンズ」
を作り上げていただきたい!

そのためにも、
ここでダラダラ4位で終わるより
クライマックスでの「ガチ勝負」から
「課題」をみつけ各々スキルアップに
つなげて欲しいというのが多くの
マリーンズファンの想い。

なのだが、
今、それよりもっと重要なのが
今年で名物アナウンス(旧称ウグイス嬢)
でお馴染み「谷保」さんが
今シーズンを限りに
引退してしまうことだろう。
まさかシーズン地元最終戦での
「引退」は正直、
全く想定していなかったので、
3位以下になってしまうと
間違いなく日本シリーズはナイので
これにて終了・・・
「谷保」さんの声の聞き納めとなる。
不肖、潮風太子痛恨にして一生の不覚!
当初から
クライマックスシリーズありきで、
仕事や家の予定も組んでいたことが、
ここにきて想定外の展開。
当然、チケット入手もしていなかったし、
10月7日は今更、
予定変更ができないありさま。
最悪・・・なんてこった!
本当にいろいろな意味で
大変申し訳ございませんm(__)m
としか言いようのない状況です。

谷保さんのアナウンス人生の33年間は
同時に己のマリーンズファン歴とも被る。
ちなみに潮風太子のマリーンズファン歴も
31年にもなっていたことに今更ながら
気がついた。
それ故に、マリーンズ!なんとか2位に
滑り込ませてくれ!
と、熱い祈りを。
そのためにはオリックスに連勝しなくては
ならないのだが・・・
いやいや、このままだと4位もありえる。
本当のシーズン最終戦が3位争いの
「楽天」と仙台での試合ではマズい。
いずれにせよ
秋の予定がすべて狂う・・・
どうしよう・・・トホホ
そんな中で先日、
仕事をこっそりサボって
鎌ヶ谷スタジアムで日ハムvsヤクルトの
ファームの試合を観戦。
どうしても「プロ野球が観たい!」
という衝動を抑えられなくなった為。

呑兵衛さんの
「無性に酒が飲みたい気分」
に近い感覚。

ファームのシーズン終わりの試合
というのは、
まさしく崖っぷちの選手たちが
最後の本当に
最後の生き残りをかけて戦う、
真剣勝負の場にして修羅の場で、
実はこれがファームの試合で、
一番面白い時期なのだ!
確実にこの時期
ファームにいる選手の3分の一は、
来シーズンこのユニフォームを
着ることはナイのだから。

なのだが・・・
こう言ってはなんだが
潮風太子が観ている
ファームのマリーンズ戦と
比べるに正直、
お通夜の晩のような
球音を楽しむ日といえば聞こえがイイが、
観客のヤジどころか双方のベンチの声も
通常の5分の一以下という風の
とにかく元気がナイ試合だったことに
少々驚いた。
これが日ハムvsヤクルトの
ファームの試合なのかと。

確かに自分のクビがかかった
真剣勝負の場、
となれば自然と無口にもなるか…
それにしても観客も「紳士的」
というかなんというか…

この日、観ていたら
運良く野球の神の思し召しか、
元マリーンズでヤクルトに今年、
現役ドラフトで移籍した成田翔が
リリーフ登板。
相手の打者もちょうど
これまた昨シーズンまで
マリーンズにいた
福田光輝との対戦。

おそらく、この日この球場で
唯一のマリーンズファン
潮風太子には最高の「アテ」。
ヤクルトファンも日ハムファンも
正直、
たいして思い入れのナイ選手同士の
対戦にシ~ンとした状況だったが、
お互い生き残りをかけて
闘っている姿に感動しながら観戦。
どんな思いで対戦してんだろう・・・
いや、これがプロの世界の厳しさ。
改めて思う。
これだけで入場料1300円の元は取れた。
結果は成田が福田を打ち取って
成田の勝ち!
「お~」と一人拍手を送ったが、
周囲のヤクルトファンたちから、
なんだコイツというカンジで
見られたのは書くまでもない。

正直、成田のボールは
このメンバーでは明らかに一枚上。
だが、今ココにいるということが、
現状のすべてなのだ。
ところが全日程が終了した先日、
成田翔、戦力外通告との報道を
愛読紙、日刊スポーツにて知る。

こういう記事を読むと
ようやくにして秋本番を感じる。
日本シリーズ近し!ということは
そういう季節の到来でもあるのだ。

でも、まだ熱パの主役にて
マリーンズには踏みとどまって
もらわなければ!
でなければ私メの
秋の予定がすべて狂ってしまう。
谷保さんの声が聞きたし
秋の夕暮れナリ。
ではまた。
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どこにでもよくあるハナシ

2023-09-22 00:48:00 | 日記
久しぶりの更新です(^_^;)
ありふれた日常をエッセイ風にて

たまの休み久しぶり愚妻と
街に買い物へ(運転手&雑務手)

一通り買い物を終えた老々夫婦は
最近すっかり疲れ易く(笑)

私メ個人では
普段めったに行かない
スタバへ久しぶり行くことに。
再三書きますケド当方は
貧民サラリーマンなので
VELOCE(ベローチェ)派、
お高いスタバなんぞめったに行かぬ。

その久々のスタバで
アメリカンワッフルと
これまためったに飲まない
抹茶オーレをオーダー。
こういう機会でもなければ
まぁ頼まないメニュー。

オーダーの際、
「ワッフル温めますか?」と
店員に聞かれると、
愚妻即座に
「はい、それをチョコトッピングで」
と言えば
「では30円追加となりますが…」
と黒いエプロンをつけた店員が言うに
間髪入れず
「はい!それをホイップ増々で」
とテンポ良く慣れたカンジでの
店員とのやり取り。
ちなみにスタバの
黒いエプロンの店員は
マイスタークラスだそうな。

プレーンのワッフルが30円追加で
ホイップクリームたっぷりの
チョコワッフルに。
店頭メニューには表示されていない
隠れメニュー
ということになるか…
「慣れたもんだねぇ知らなかった」
と言えば

「コレ、スタバの常識!
アンタってホント何も知らないよね」
とマウントを取られるバカ亭主。

そう、まさしくバカの壁。

皆が知っているのに自分だけ
まったく知らない…
その昔
鹿という生き物を知らない者が
「あれは馬だ!」と自信満々に
言い張って周囲の者たちから
失笑されたことが語源と言われる
この馬鹿というコトバ。

こんなスタバネタを書くと
何を今更と呆れ笑いをしながら
読む人と「自分も知らなかった」
とハッとして読む人、
ちょっとしたバカの壁噺。

さて、
それとは逆、
この国には海外の人たちには、
チョイと理解不能な逆バカの壁が
昔からいくつかある。
皮肉を込めて書くと
英語だとアンタッチャブルに
相当するか。

「ジャニーズ」というワードも
そのひとつ。
連日、ジャニーズ性加害問題の報道。
多くの国民は「何を今更」と
半ば呆れ気味にみているものの
白々しく
「知らなかったダマされた」
と日本のマスメディアや大企業群が
知りませんでしたのアッピール合戦に
これまた、まさしくバカの壁。
皆ニヤニヤしながら冷ややかに
見ている有り様。

イギリスBBCが、
ジャニーズの件を
スクープドキュメンタリーとして
全世界に向け放送したことが
キッカケとなって
今回の騒動となったワケだが
BBC が「王様は裸じゃないか」
と言わなければ、
今まで通り何事もなく
万事上手くいっていたのに
余計なコトを…ククク。

一応、YouTubeでBBCの
ドキュメンタリー番組(日本語訳版)を
視聴したが一番気になったのが
これだけ大騒ぎされている案件の割に、
完全日本語版の再生回数が9月20日現在で
47万回程度というのに驚いたこと。
多くの日本人にとってこの件は
所詮そんな程度の関心度なのかと。

連日のように、
もう二度とこういうことが
あってはならない!と、
大手マスメディアでは
こぞってマヌケな
ジャニーズバッシングキャンペーンを
展開しているが、
じゃあバーニングの周防郁夫の件は
いつになったらやるんだい?と。
皮肉屋の潮風太子は思うも、
この件はさすがに
ホリエモンや「ひろゆき」とて
触れやしない。
北野誠の一件が
今だに影響している為だ。
所詮、上っ面だけの正義なんて
そんなものなのだろう。

それこそまたBBCみたいな「黒船」が
やってこないとダメなんでしょう。
日本の常識は世界の非常識とは
よく言ったもの。

しかし、
これ日本の「生活文化」という
分野においては、
ウチの会社の常識は世間の非常識とか
ウチの学校の常識は社会の非常識にも
そのまま置き換えられるのも
また現実。
今更ながらこういう国であることを
認識させられる。

つまらぬ私事ネタながら、
潮風太子の勤務する会社で最近、
労働組合の書記長が3月の定年後も
書記長職に居座り現役時同様、
「高額給与」を
そのまま受け取っている!
ということが今更ながら
明らかになってちょっとした騒動に。
定年後、基本給が激減するのが
一般的なのだが…

実はそんなハナシはかなり前から
影で言われていた
いわば公然の秘密だったハナシ。
当然、潮風太子も知っていたが、
今どき組合の役員自体の
なり手もいなかったこともあり、
なんとなくこのままダラダラと
いくのも仕方なかろう…

とにかく今は人手不足で仕事が
超忙しい上、
薄利多売の自転車操業状態なので、
今どき組合活動に時間を費やすなんて
ぶっちゃけ皆、
正直考える余裕などナイ今日この頃。

ただ遅かれ早かれいずれ
明らかになって問題になるだろうから
それまでほっときゃイイやと皆で
同様に黙認を決め込んでいたものの、

数ヶ月前(あえてこういう書き方にて)
グループ企業が一堂に会した
社内の某大会議の席において、
とある女子社員の
「これっておかしくないですか?」
との至極まっとうな指摘が
公的発言となり
コクヨの一番高価な消しゴムでも
消せない事実として
表沙汰となると同時に、
全社的に取り上げざるを
得ない案件に化けた。

当初は議事録の文章を
微妙にコッソリ改竄したり、
事実説明も本会議後の
オフレコという形にして何とか
あやふやに出来たかに思えたものの、

昨今のコンプライアンス順守の
ご時世の建前に加え、
怪文書ビラやSNSによる
社内での情報拡散もあり、
騒動は拡がる一方。
はてさてどうなることやら…

この件に関して潮風太子にも
現場組から意見を求められたが、
「この際、労働組合のあり方とか、
ヤミ専含め専従制廃止とか見直すには
イイ機会じゃない!もうやめちゃえ」
なんてノンポリ風情で言ったら、
「潮風さんそういうハナシじゃない!」
と真顔でキレられてしまう有り様。
こちらまで飛んだとばっちり。
しかし失礼ながら
何をキレてるのか理解に苦しむ私メ。

当方は再三、
もはや労働組合は互助会制に
変えていく方向にすべきと、
主張しているものの、
やはり、この国独特の男社会では、
こと既得権益のハナシとなると、
そう単純にはいかない。
詳細はお察しの通り。

ただ最近になって若手層から
互助会制への移行案について
支持も出てきてはいるとのことも、
いざ実現となると
我々世代が消えた頃になるだろう。

だいたいこれまでも
毎回ウチの不正を
明らかにして正してきたのが
決まって女子社員というのが
我が社の社風。
ココが笑えるところだが、
ひとたびこの騒ぎに乗じて
相手を潰せるとなると
一斉にみんな乗っかって
珍妙な正義の旗を振りだす。
どっかと同じ構図。

どこかジャニーズの件に被るようで
個人的には呆れている次第だが、
実際問題として、
こういうのをみるにつけても、
この国を変えるコトが
できるのは、
やはりガイジンと女子。
ということになるんだろうなと。

ところが
「女性ならではの…」
なんて岸田首相が言おうものなら、
「ネットでは女性差別だとの意見」
などとワケのわからん批判ネタが
嬉しそうに報道される。
となると結局、
変革など誰も望まないという
ホンネがそこに見え隠れする。
それと単なる無責任な
批判称賛主義思想からなのか?

いずれにせよ
この国の現在における
「停滞」の原因の一端が、
こんなところからも見て取れる。
が、これまた誰もそれに関して、
アンタッチャブルな案件として
できるだけスルーしたがる。

BBC の記者モビーンアザーが
この国の黙認文化を正当化している
日本の国民性に涙目になりながら
みんな間違っている!とばかりに
ほとほと呆れた様子で番組の最後を
締めたシーンが印象的だった。
日本人は皆知っている。
どうせ何も変わらないことを。

そう、
昔からどこにでもあるような
タブー話には、
正直、誰も驚かないし、
怒りもしない。
そもそも関わりたがらない。
改善する気概など無くて当たり前。

この国の骨格の部分が
改めてよくわかった気がするし、
イギリスのジャーナリストはじめ
世界の皆様方もようやく、
この国のコアな部分について、
少しは理解できただろうか?

何を今更と…
どこにでもあるハナシを軽く一筆。
ではまた。


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素晴らしき魑魅魍魎な世界

2023-07-28 00:31:28 | 日記
先日こんなニュースをみて大笑い

中古車買い取りでおなじみ
ビッグモーター社が
修理に出した顧客の車に
更にキズやらヘコミを
工場で勝手にオプション加工を
施して修理費用を保険会社に
水増し請求していたというハナシ。

てっきり皆知っているものと思い
賞味期限がとっくに切れた
出がらしネタなど誰が読むか?
なんて思って書かずにいた
ビッグモーターネタが
ゾンビネタのごとく今更ながらの
大バズりとは(謎)

これから堰を切ったように
オモシロネタが続々と
出てくるんでしょう。
続報が楽しみですな(^^♪

となると、
こちらとしてはネタ被りがナイよう
独自の身近な地べた目線で書ける
ニッチネタなどコッソリ
書き残しておこうかと。

私メの周辺の「輩」にとって
ビッグモーターというと
「利用」するトコロというのが
共通認識。

というのも我々オヤジ世代は
とにかく子供や住宅ローンで金が、
何かと入用というのが一般的。

となると「小遣い制」のオヤジたちは
いかにして合法的に隠し金を作るか?
ということに(悪)知恵を働かせる。

出張の宿泊費を浮かせたり、
給料から天引き枠を巧妙に使ったり
(これは奥方に読まれるとマズイので
手口詳細はあえて書かない)
メルカリなどオークションサイトを
コッソリ使ってみたり、
ポイント貯金やら、
それはもうアノ手コノ手で。

そんな中、
我々の間でいう
ビッグチャンス!という
ボーナスGETの方法(手口)が
なかなか面白いので一筆。

子供も大きくなって
塾やら習い事、
部活やクラブチームの試合の
送り迎えもなくなるにつれ
2台体制だったマイカーも
稼働率と維持費を考えるに
もはや夫婦1台で十分となり、
当然のこと処分すべきかなと、
こう考えるようになる。
やがて近々子供も
クルマを購入するとなれば、
駐車スペースも空けなくてはならぬ。

いわば今どきの日本の
高齢化家族にありがちな
「あるあるネタ」。

そこで妻から
クルマの処分を命じられる夫。

ところが、
大概の奥方はクルマに対して
ガソリン代以外は
食料品やら日用品のように1円単位で
目くじら立ててガミガミ言うほど
それほどお詳しくない。

タイヤ交換もできなければ
チェーンの取り付けはもとより、
洗車すらやったことがないなんて
ハナシもよく聞く。
当然、車の買取価格の相場なんて
興味がナイから知る由もなく
自らネットで検索したとて
怪しげなネット見積りのサイトやら
取引が意外と煩雑であることを知るに
結局のところクルマの処分は
「パパ」お願いね!となる(^-^)v

コレ千載一遇のビッグチャンスなり!

潮風太子の勤務先には
紆余曲折のワケあり人生を送る
元ディーラー出身者が数名いて

かつて大手自動車会社で
数千人規模のリストラに
遭ってしまった人たちの中の面々だが、

そういう元ディーラー出の「職人」に
昼休みの時間、缶ジュース一本で
処分予定のクルマの「見積り」を依頼。
トヨタなら○○さん日産なら△△と
職場の口コミ情報はホントに強力。
こういう人たちを使わない手はナイ。
あるとき誰かが気がついた。

さて、ついぞ2か月ほど前にあった
潮風太子の周囲で起きた実話を例に
ハナシを進めよう。

「いくらぐらいになりそう?」
「このクルマでこの状態なら35万かな」
「距離7万キロの8年落ちで?」
「いや、これなら全然スグ捌けるから」
「グヘヘ~あんがとねコレお礼…」
「あ、ごちそうさまっす!」
と「自社」にて
事前の裏見積りを済ませた上で、
平日の暇そうな時間帯に
ビッグモーターへ向かい
かのクルマの買取り見積り査定を依頼

ほどなく「16万ですね…」との査定結果。
小躍りしたいほどの嬉しさを圧し殺し、
「あ~そんなもんですかぁ…」と
ガッカリ感の小芝居。

「ではもう一度、
妻と相談してから来ます」
と早々に店を脱出。
当然のことながら
「いやいやお客様、今すぐ上の者に
掛け合ってみますので
お待ち頂けませんか?」と、
必死の形相で営業マンが引き留めに
かかるも気の毒とは思いつつ、
見積り書を手に小躍り半分、
脱兎のごとく逃げるように退店。

早速、奥方にLINEで
「16万円の査定結果でした…」と
見積書の画像とともに報告し
さらに「別の店でも見積りをしてみる」
と前向きなコトバを並べて送信!

そのまま社内で評判の
地元某中古車販売店へ向かい、
早速、買取り見積り査定を依頼。
すると
「諸経費差っ引いて38万でどうでしょう?」
と涙が出てくるような査定結果にビックリ!
「ヤツの見積りはスゲーな」と
改めて感嘆。

そこで「すみませんが18万円の見積り書と
38万円の見積書を書いていただいて、
買取りは38万ということで
お願いしたいんですけど」と
事前に教わった通りに懇願。

すると店主は満面の笑みで、
「あのひょっとして極悪社の
ブラック営業所の方ですか?」
と職場をズバリ的中させると、
「じゃあ買取価格2万円上乗せの40で」
と、これまた衝撃的な展開に!
「極悪社の皆さんにはホントいつも
お世話になってまして先週も
グレー営業所の方がお見えになりましてね」
要するに、こういう2枚見積書の
パターンは極悪社の社員しか
やらないということなのだが、
もうここまで書けばお分かりかと。

改めて整理。
・爆安の見積書をビッグモーターで入手
・クルマ音痴の奥方に「爆安見積もり」の
結果を即報告し納得いかない怒りを
 ポーズとしてみせる
・すぐさま評判の高価買取店へ向かい
 「常識的」買取り価格にて
 買い取ってもらう
       ↓
見積り差額=パパのピンハネ臨時収入
  となり、このケースの場合
結果として22万円のビッグボーナスをGET
と相成った次第。
       ↓
さらに奥方に16万のクルマを18万まで
粘ったと交渉実績をアピールすると、
たいがいの奥方は1万円くらいは
インセンティヴ料をくれるもの。
よって都合23万円のキャッシュGETと、
家族からの「やるときゃやる父親」としての
信頼まで獲得できることに。
奥方にとっても
廃車処分予定だったクルマからの
17万円の臨時収入はデカイ!
       ↓
よって夫婦仲良く家庭円満、
満点パパ◎の評価バク上がり!
大型ヘソクリもコッソリ出来て
めでたしめでたし。
となる。

もはや、この手口はフォーマットとして
完成域に近づいている感すらあるので、
そのうち有名な誰ぞがネットで公表して、
バレそうな気もするが、
毎回、その手のハナシを聞くたび、
本当に昭和オヤジたちの
ズル賢さには呆れるほどに笑える。

それもこれもビッグモーターの
利益最優先の見積り査定あっての
ありがたいシステムということ。

利益最優先の大企業ブランドと
クルマに無知な人たちが
単純に言い値でスンナリ売買
してくれているおかげ。

そんないい加減な査定の会社ながら、
逆に言うと、
それだけ激安で買い叩ければ、
他店より安く販売が可能なので、
同クラス帯のクルマで
その安さの差10万円程度なら
ビッグモーターの方が売れるし、
ビッグモーター社の利ザヤたるや、
そりゃかなりのモノになりますやな。
これが急成長の理由なんだろうな・・・
なんて思っておりました。

では他社はビッグモーターみたいに
しないのはナゼ?となるが、
そんな査定力なら整備力も・・・
となる。
実際アフターサービスの・・・
とこれ以上は別の方が書くサイトで
お読みいただいたりYouTube動画などで
御覧いただければと存じます。

と、こう書いててふと思う…

そういやビッグモーターの近くの
中古車販売店がイオンのおかげで
潰れたスーパーのように
潰れたなんてハナシを
聞いたことがナイなと…

あれ?ちょっと待てよ!

よくよく考えてみると
おかしなハナシではある。

まさかと思うが、
ひょっとしてみんなグル?(笑)

言い方悪いがビッグモーターを
必要悪として狡猾に利用している者、
ウチらだけじゃないなと。

見積りの件とて元とはいえ、
ほぼ現役のプロ査定。
売れ筋商品の把握、
流通状況の情報共有と
流通ルート確保。
お手のものじゃないか。

販売店とコッソリ協力すれば
見事なWin-Winの関係が可能だ。
いわばフリーランスのスパイ系
営業マンの裏の顔か?まさか!

と考えるともうこれ以上書くなかれ。
コレ案外と闇深い世界のハナシかも(笑)

いやいや、
こんなハナシはこの国で
いくらでもありそうだ。

誰かを巧みに利用して
したたかに金儲け…
素晴らしき魑魅魍魎な世界が
自動車業界全体にあるってコト。
こういうことを知った上で
ビッグモーターのニュースを見ると
また違った面白さを感じる。

結局、最後に笑うのは誰だ?
コメント (2)
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酷暑お見舞い申し上げます

2023-07-26 23:22:49 | 日記

関東地方は連日の酷暑で
本当にバテバテな毎日。
いやいやお暑ぅございます(^_^;)

それにしても
2か月近くも更新せず…に
我ながらビックリ!
毎度おいでいただいていた
皆さまには申し訳ございませんでした。
m(__)m
ただいま超々多忙の日々とはいえ
これだけは生存確認のためにも
書かなければと。
ふと気がつけば54歳の誕生日を
とっくに過ぎていて、
とうとう磯野波平と同い年の私メ。
残念ながら波平のような貫禄もナイ、
チャラさそのままの
なんとも軽いオッサンに成り果て
こんなハズじゃ…と思う今日この頃。
ただ日々仕事に追われるだけの
人生になるとは…トホホ

以前にも書いた件ですけれど
更なる追記。

あれから毎月毎月給料日近くになると
会社の「上」から
こういう紙が来るようになった。

要するに残業時間が
80時間を超えているので
超過勤務の法令順守の観点から
会社としては
本人の申し出があれば医師の診断を
受けて頂きたいと
「支離滅裂、意味不明」な書面ですが
確かにお渡ししましたよ!
ということらしい。

働き方改革とやらで一応80時間以上の
残業は「過労死ライン」に相当するので
会社としては本人に「警告文」を
渡した恰好にしたいということ。
残業は稼ぎたいという理由から
自己責任でやってるんですよね?
となるカラクリ。

こう言っちゃなんだけれど
毎月毎月100時間超えの残業なので
80時間どころの
ハナシじゃナイのだが…
慢性的な人手不足が根本的な
問題なんだろうに。
まずそこをなんとかしてくれや。

さらに面白いのは
こういう状況が3ヶ月続くと
強制的に総務課で面談をしますので
希望予定日時間を提出のこと!
などと言い出すから笑う。

バカバカしいのでシカトしていると
ほどなく本社屋にての昼休み時を狙い
「ちょっとお時間頂けます?」
と向こうからやって来きて
小会議室やら小部屋へと連行され
「尋問」を受けることとなる。

当初は上司格がしっかりとした
面談をやっていたものの
あまりの人数の多さと面倒くささから
マニュアルを作成して
手の空いている者をその都度代理として
面談をやらせることにしたらしい。
現場の輩からブチキレられた時には
サンドバッグ役まで担うというから
もう本末転倒も甚だしい。

ということで今回、
一回り以上、年下の総務担当者が
潮風太子の面談を担当となった。
が、当然のことながら
定型の質問が終了する頃には
立場が逆転しているという
まるでコントのような面談で、
終いにはこっちが仕事や
人間関係について相談されるハメに。

約30分ほど結果として世間話と
噂話に花を咲かせたのち、
新たな人脈が出来た(笑)
なんなんだ一体?

終わり際、
「潮風さんお昼休みに
出ていただいたので残業1時間
つけておきますんで…」だと。
残業を減らす為の面談でなかったか?

そしてこの公式イベントが
一通り終わると
ダルセーニョの如く翌月には
また1回目の告知に戻り…という。

かくして
珍妙な日本独自の「仕事文化」
サブロク協定のおかげで
今の日本は成り立っている。
これが我々オヤジ世代のリアルなり。
確かに今年の春闘で給与は上がった。
が、よくよく明細をみてみたら、
社会保険料と所得税も、
ちゃっかり上がっているじゃないのと。

そりゃバブル期の頃よりも、
過去最高の税収にもなりますわな。
物価高も相成って結局のところ、
たいした収入増になっていないことに、
今更ながら気づく。。。
もっとも当家では、
一家の主とはいえ
半永久的固定給の小遣い制なので、
増収もなんも関係ナイか…トホホ
少ない休暇の中ながらも
J1在籍崖っぷちレイソルの応援に
柏の日立台スタジアムへ行ったり
チケット購入時には日曜は
佐々木朗希が登板するハズだったのに、
途中から火曜日への登板へと
急遽変更となり
なんか詐欺に遭ったかのような
日曜日のマリーンズの試合を観に
マリスタに出没したりと、
T会長やD監督にお付き合い
いただく等多大なるご迷惑まで
おかけしつつも、
改めて当ブログの住人の皆様含め
周囲の人に本当に恵まれている
幸せで迷惑なオヤジであります。
皆々様にホントに感謝御礼です。

ちなみにレイソル戦は引き分け、
マリーンズ戦は灼熱のデーゲームにして
ビール半額の日ということもあって
ついうっかり試合前に一杯!
となると当然のことながら、
例の飲酒の呪いのせいもあって大敗と。
相変わらずの疫病神っぷりには、
自分でも驚くばかり。

はてさて、
すでに人生の後半戦に突入が
始まった私メではありますが、
どーかひとつ長~い目で
見てやってくださいまし(小松政夫ver)

では改めまして皆様、
酷暑お見舞い申し上げます。
熱中症に新型コロナウィルスやら
体調管理にはくれぐれも
ご注意いただき
楽しい「日本の夏」をお過ごし下さいませ!
まずは潮風太子生存のお知らせにて

今週は連続投稿になります。
つづく(笑)
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最高のシーズンだった!…ハズ

2023-06-01 00:01:00 | 日記
映画スラムダンクが大ヒット!
街の3on3のコートで
バスケをやる人が増えたと
ワイドショーでやっていた。

またこの映画は中国でも大ヒット!
アメリカのバスケNBAの中継においても
中国の視聴者層が莫大な放送権料の
重大な支えになっているという。
アメリカバスケ選手の莫大な
年俸は中国のおかげとも言われる。
恐るべしチャイナマネーの威力なり。
しかし部活動はもとより
体育の授業でも
バスケをやらない中国人が
なんでバスケ好きなのか?
ブログ「陽月秘話」上海在住の
花園祐さんのお話によると、
なんてこたぁナイ、
日本の「漫画」スラムダンクが
かつて中国で大ヒットして
それから…とのこと。
中国における
映画スラムダンクの中国での
大ヒットも
なるほどと合点がいった。
この場をお借りして
ご教授御礼申し上げます。
m(_ _)m

はてさて日本にもBリーグという
プロバスケのリーグがあるのに
野球やサッカーと比べると
これだけスラムダンクの追い風が
吹いているハズなのに…
どうだろう?

とんでもない多忙続きで
とうとう今シーズンは
LIVE観戦できなかった
千葉ジェッツの試合。
皮肉なことに今シーズンは
Bリーグ発足史上最高勝率の8割超え!!
破竹の24連勝という
Bリーグ新記録も樹立した
今シーズンの千葉ジェッツ

つまり観戦に行けば、
まぁ左うちわの勝ち試合が観戦できた
そういうシーズンだったのに・・・
こういう時に限ってムムム…

やはりバスケの場合、
動画中継だけではイマイチ現場の迫力感が
うまく伝わらないことが改めてわかった。
毎回「あ~行けばよかった・・・」と
思うことが何度あったことか。

そういう点においては「野球中継」は
数段進んでいるといえよう解説含め。
先日5月28日
Bリーグファイナル(決勝戦)が
琉球ゴールデンキングスと行われ
熱戦の末ながら連敗にて敗戦。
残念ながら千葉ジェッツは天皇杯、
リーグそしてファイナル優勝という
3冠達成の偉業ならずという結果に終わった。

ちなみにゴールデンキングスの
ブースターたちからみれば
天皇杯でも決勝を戦った相手に
リベンジ成功した格好になるので
さぞや祝杯のオリオンビールは
うまかったことだろう(笑)

千葉ジェッツが優勝していたら
習志野茜浜にある
サッポロビール千葉工場製造の
サッポロ黒ラベルのジェッツ缶が
優勝のし付きで再発売されたハズ。
今シーズンのBリーグは西は琉球、
東は千葉ジェッツという構図となった。
昨シーズンまでは
打倒!絶対的王者
アルバルク東京(トヨタ)が中心軸
という構図のBリーグだったが、
新たな新機軸時代到来といったところか。

さて、この2チームとも言葉は悪いが
大企業系の名門チームでない。
「素人系弱小チーム」からの成り上がりで
大々的なコマーシャルは打てなくとも
ブースター(ファン)を地道に増やしながら
観客動員数を上げ、売り上げアップによって
チームを補強しながら
強くしてきたという経緯がある。

今般において日本バスケの
3ポイントシュートのレベルが劇的に上がり
日本的な戦術が確立されるようになったのも
こうした弱小チームの「兵法」から
始まったモノ
といっても過言ではないだろう。
実際、試合を観ていただければと思う。
東京オリンピックでの女子バスケの
大躍進も同じ理由。

そういう意味で
この2チームの活躍ぶりが
新しいスポーツビジネスの
モデルケースにもなっていくのでは
という期待もでてきた。

いずれ日本の旧態型既存大企業中心の経済は
続々と破綻というか崩壊するであろうことは
若いエリート層の人たちの間では、
もはや「常識」とされている昨今、
これも一つの斜陽国家と揶揄される
我が国の再発展のヒントになろうかと
期待を含め思うのだがどうだろう。


それにしても相変わらず今シーズンも
千葉ジェッツに限らずBリーグの
マスメディアの扱いの雑なこと。
チームのホームページこそ
カラー画像で優勝報告について
掲載されていたものの
スポーツ紙(特に愛読紙ニッカン)の
扱いの小さいこと・・・
地方の競輪かオートレース並みの扱い。
宝くじの当選結果の記事より小さいとは。
Bリーグファイナルの準決勝ですら
この程度の扱いだった・・・

さて、
なんでまたこんな風に書いたか?
というと、

今年の8月日本で
バスケワールドカップが開催される

日本はグループEなる
カテゴリーに入った。
ドイツ、フィンランド、
オーストラリアとの対戦となる。
なんてコトは今の時点では
誰も興味がナイだろう。

だが、ここからどうやって
バスケ界はじめ盛り上げていくのか?
とくと観察していきたいと思う次第。
9月の半ばにいい意味で
「ニワカブースター」たちが
大量発生することを期待しながら。
ククク…

あ、それと今回
ジェッツが優勝できなかったことで
残念だったのが初の市内優勝パレードが
6月4日に開催されるハズだったのに

残念ながら中止になってしまったコト。

マリーンズばりに大歓声に包まれた
盛大な優勝パレードになるのか?
それとは逆にパラパラとした
閑散としたパレードになるのか?
どっちにせよ観てみたかった!
5月に入って近隣の地域にある
企業や個人有志などから
「寄付」を募るなどして
準備を進めてきていただけに
ちと残念・・・・

とはいえ、今シーズンの千葉ジェッツは
間違いなく最強のシーズンであったこと、
これは書き残しておかなければ。

選手スタッフ、ご家族や関係者の皆さん、
そして熱心に応援を続けてくれた
千葉ジェッツのブースターたちにも
大いなる拍手と賛辞を贈りたい。
最高のシーズンお疲れさまでした!
と。

来シーズンこそは
1ブースターとしてコッソリ
現地に参戦したいと思います。

ではまた来シーズンに期待!
GO!千葉ジェッツ!
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