続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

悪い手本の数々が・・・

2018-04-28 00:20:22 | インポート
今週もコラムにて一筆。

さぁベッキーの時みたいに派手にやってもらおうじゃねぇか!
毎日、毎日一か月ぐらいかけて・・・
こっちの方がはるかにヤバイしマズいだろう?
アル中のトップアイドルによる女子高生強姦未遂だもの。

と言ったところで、まぁやるわきゃナイ。
一週間後には慣例に従い、
タブーネタにてお蔵入り確定。
毎度のことナリと。

それにしても、やっぱりというかなんというか、
文春砲とやらの如何わしさを改めて確信した次第。
こんな超特ダネを知らなかった・・・は通用しまい(笑)
文春砲とやら毎回、毎回タイミングが絶妙過ぎ。

目障りな上、学歴上位をイイことに、
偉そうに「上」に意見する事務次官と、
オツムが良すぎるあまり、
おしゃべりでエエ格好しいの国税庁長官の、
財務省2大スーパースターを、
いとも簡単に粛清してみせた。
見せしめには最高の仕上げ。

そこに森友、加計問題を絡めて、
野党を巧みに引きつけて、
審議拒否を利用して最大3か所までのカジノ建設を了承と、
コッソリ閣議決定を済ませ、いざ審議→法案可決?
そのほかにも夜討ち朝駆けのコッソリ審議を続々と。
ちゃんとバカでも解かるように報道しなきゃダメじゃん。

文春砲で結果的に笑っているのは毎回毎回、安倍政権。

今回も「46歳の現役アイドル」とやらの特ダネを、
最後に便所の水を流すみたいに、
大のレバーを捻りザ~ッと流して、
ハイなんだかわかんなくなっちゃいましたぁ!と・・・・
今回の件がNHKと共同通信社からの発信と知って納得。
あぁ警視庁記者クラブ無力ナリと・・・

前回、安倍総理をバカ呼ばわりしたが訂正しなければ・・・

なるほどトランプやプーチン、習近平といった、
マフィアのボスみたいな連中が安倍総理に、
こぞって摺り寄ってくる理由が、
ようやく納得できた。
同じ穴の狢というコトらしい。

はて、もう一つ気になるコトとして、
我が国お得意の「ネットが大炎上!!」とやらは、
今回ばかりはナイんですかいな?と。

どこもネットでは今回の謝罪会見、
酷評の嵐で大炎上!な~んて、
どこも書きゃしない誰も言いやしない。
「アジア」でも超人気だったハズだが、
その「アジアのファンたちの声」とやらも、
一切聞こえて来ない。

狂信的なジャニーズファンたちを人盾にして、
がっちり完璧にガード!
Yahoo!ニュースの書き込みコメントも、
なんとも当たり障りのナイやさしいコメントのオンパレード。

ジャニーズCEOみたいなジャニー喜多川の記者会見も、
コメントも一切ナシ。
クレーマー天国の今の時代にあって実にたいしたもんです。
こうでなくっちゃ!

すぐ「社長は責任を取って辞任しろ!」だの、
「この組織は腐りきっている!」だのと煽るご時世に、
ココだけは例外らしい。

ご意見ご批判一切お断り!実に見事ナリ。
ジャニーズとバーニングは治外法権ということなんですな。
要するに。
もはや国家権力と一心同体かのようで・・・・

「謝罪」ネタで、もうひとつ興味深かったコトを一点。

滋賀県警の新人警察官が、
口やかましい指導役の先輩警察官にキレて、
交番内にて勤務中に、
持っていた拳銃で「先輩警察官」を背後から射殺、
そしてパトカーで逃亡!
という世界的にも珍しい「大事件」が発生した。
その上、この殺人警官が19歳の未成年だったことから、
「少年法」に従い顔写真や名前は一切公表せず・・・と。
なんだリアル「がきデカ」かよ!と・・・
「死刑!」ってか?

これだけで「ネット慣例」に従えば、
県警トップ辞任or更迭妥当といったところと思いきや、

恒例の謝罪会見では県警幹部たった一人・・・?

確かに警察組織では花形部署(超出世街道)と呼ばれる、
出向組エリートのトップとはいえ、
警務部長一人での会見とは驚いた。
結局、この人の出世街道が絶たれた・・・
というだけのハナシなのか?と。

他の県警幹部、本部長やら刑事部長やら、
所属先の「署長」「副署長」やら「刑事官」(管理官)も一切登場せず・・・

その上、記者連中もそのへんのところを誰も突っ込まないと・・・
結局、処分はできるだけ最小限に・・・
というところが見え隠れする。
そういう「企業体質」含め「カレ」はキレたんだろうに。

これが民間企業だったり「学校」だったりすると、
あんたは関係ナイだろう?ってな人物まで、
一緒に出てきて謝罪会見をするもの。
コレ一体どうしたものだろうか?
この件もまた「がきデカ」逮捕により事件が解決した、
3日後にはピタリと報道をしなくなった・・・

先日、愚息2号が例によって例の如く、
また学校で「粗相」を起こしてしまい相手方のお宅に、
ウチの愚妻と一緒に「菓子折り」を持って謝罪に行ったとのこと。
私メの帰宅を待たず、それこそ速攻で行ったという。

学校の先生からの電話連絡にて、
毎度のことながら「トラブル処理はそちらの方でお願いします」、
という一報。
今は担任も子供同士のトラブルにはタッチしないのが原則。
軽く注意こそすれ「叱る」ことは一切しない。
「体罰」に抵触するからだ。
でもって家の方への「電話連絡」にて処理。
これにて一件落着と。

とにかく、コチラ側が悪い場合には、
まず速攻で謝罪に出向くというのが当家の基本方針であるし、
それを「常識」として、
これまで「社会人生活」を送ってきた。
これは、あくまでも潮風太子的持論だけれども、
「出世」する(生き残る)奴ほど謝罪の仕方が上手い(巧い)。
これだけは自信を持って「経験則」として言える。

特にすべての職種(ヤクザも含め)トップとして晩年まで、
大成功を収める人物は決まって「謝罪の天才」だ。

したがって今回の我が家の件に関していうと、
先方への謝罪と「しつけ」として、
愚息へ猛省を促すコトは当然のことながら、
「謝罪の仕方」の手順と方法を実際に見せ、
確かに「謝罪」というのは面倒ではあるけれども、
今後の愚息の人生に関わる重要な「技術」の一つとして、
教育・学習させ体得させるという狙いもあった故に、
速攻にて対応を取った次第。

三つ子の魂~じゃナイが、
こういうコトは決して忘れるコトが出来ないもの。
よって二度と自分の不祥事で人に迷惑を掛けまいとする、
「大人」の人間として育っていってもらいたいという、
貧乏長屋の拙い親の願いでもあり、
「親」としての信念でもある。

怒られたら確かにムカつくが、
己に非あるならば、
すぐに認めグッと堪え謝罪し、
それ即ち「修行」となるので、
一日も早く「一人前」になれるよう頑張る・・・
そして意地でも2度と同じミスをしないコト。

こういう辛抱強い人材を、
早いうちから育成していかなければ、
なんぼ有名な運動(縦社会)系部活出身者であれ、
社会人(企業人)としては通用しない。
単なる仕事ができないポンコツ野郎となってしまう。

と、思うけれども・・・
最近のマスメディアによる報道をみるにつけ、
ホント「謝罪ベタ」の輩どもが近年では、
異常に多くなった気がする。
いや、確信犯的にワタシは関係者だが、
謝罪など絶対にしない!アタマなんか下げない!と決め込む、
そういう輩が続々増殖中と。

オトナがコドモたちの手本にならなくて、どうすんの?
悪い事をしたらスグに「ごめんなさい」m(__)mでしょ?

近年では日本の社会全体として、
少なくとも旧来の「日本」とは明らかに、
違う方向へと舵を切っていっているような気がする。
もう右とか左とか、そういうレベルの問題でなく・・・

かくして、こういうところから、
国家の堕落・国民倫理の大崩壊が始まる。
時間の問題だろう。
クレーマー大増殖は、
その最たる例のひとつでもある。
果たしてコレで本当に良いのだろうか?
ちょっと考えさせられた一週間だった・・・
また来週。


コメント (2)
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