続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

深読みのチャンネルに難儀する

2019-07-06 01:40:49 | インポート
今週はサラッとしたアッサリコラムにて。

てっきり警察の一連の不祥事隠しのための、
吉本興業芸人闇営業騒動かと思っていたら、

今週に入って尚、
しつこく地上波のワイドショー番組中心に、
取り上げ続け連日このネタばかり。。。

これだけ、しつこくやられると、
さすがに我々「バカ」な国民でも、
なんかヘンだなぐらいには思うようになる。

そもそも、この「闇営業」騒動。
芸人の彼らが「闇営業」を行っていた時点では、
その反社会組織の連中とて逮捕前であり、
人権派弁護士が頻繁に使うところの、
まだ犯罪が確定していなかった頃だったハズ。

その後、連中らは逮捕されたものの、
極論、彼らの犯罪が立証できず不起訴処分となり、
事実上の無罪にでもなってしまっていたら、
あらあら「合法」だったということになりゃしなかったかと・・・

当時の背景をキチンと把握せず、
その後の結果論だけで正義をかざすというのは、
まるで、どこかの歴史修正主義者の論法のようで怖い。

それにしても、
この手のハナシにしちゃ長すぎやしないか?と。

そんなことより現在、日本国民の約1億2千万人にとって、
最大の関心事といえば何と言っても、

あのジャニー喜多川様が急性くも膜下出血で、
緊急入院されたコトだろう!
6月18日に緊急入院されていたにもかかわらず、
地上波のメディアでは全く取り上げず、
ネットニュースが、かろうじて連日、
報道を続けていたような状況。

今やジャニーズは日本の経済をも大きく動かすだけの、
モンスタービジネスの急先鋒。

日本国民の約1億2千万人にとっての最大の関心事を、
全く報道せず、チンピラと戯れる芸人たちの様子を、
これでもか!これでもか!と飽きるほどに報道しまくるマスメディア。
アホか!
そんなモノを放送するヒマがあったら、
ジャニー喜多川様が入院している病院前から、
連日垂れ流しでテント張りのLIVE中継するとか、
どういう状況で緊急入院に至ったのか?とか、
実姉のメアリー喜多川様や娘の藤島ジュリー景子様への、
突撃インタビューを流すとかあるだろ!

7月に入ってようやく「嵐」様が会見を開いて頂いたにも拘わらず、
我々日本国民の約1億2千万人を代表する、
超有名メジャー芸能ジャーナリストの方々も集結されていたハズなのに、
誰一人として「現在、ジャーニーさんのご容態はいかがですか?」とか、
「現在は集中治療室におられるのですか?」とか、
「お話はできる状態なのでしょうか?」
「酸素マスクはお付けになられているのでしょうか?」といった、
ある程度、病気についての知識がある人間なら状況が、
おおよそ把握できる程度の情報くらいは質問してくれないと・・・
皇室だって娘の結婚相手についての質問に誠実に答えるご時世。

我々日本国民1億2千万人最大の関心事である、
ジャニー喜多川様の容態について一切、
詳細を報道しないなんて!信じられない。
普段は報道の自由だの、言論の自由を守れ!だとか、
芸能人や政治家は公人だからプライバシーはナイ!だの、
知る権利やら言論弾圧は絶対に認めない!とか言ってるクセに、
このザマは一体なんなんだろう?
理解不能である。

今はそっとしておいて・・・か?
ふざけるなバカ。
報道が不公平すぎだ。
こういうことばっかやってるから「上級国民」に対しては、
忖度する日本のクソメディアとか揶揄されているワケで。

飼い犬は飼い主は噛まないとでも言いたいか?

な~んて思っていたら、
この一連の大騒動の最中、
こんなコトが起きていた・・・・これも地上波では報道せずだった。



吉田清治のデマを更に炎上させる記事を書き続けた、
元朝日新聞記者「植村隆」を「捏造記者」と揶揄していた、
桜井よしこを筆頭に西岡力といった右派の論客らに対し、
名誉を著しく傷つけられた上、事実と異なる!ということで、
当人である植村隆氏が、
東京地裁に提訴していた裁判。
結局は東京地裁としては吉田清治の記事はじめ、
当時の朝日新聞の記事は「誤報」であったのだから、
被告である彼等の主張は著しい名誉棄損には当たらない。
という判断ということらしい。

この従軍慰安婦記事の問題こそ、

今、大問題となっている一連の日韓問題の起点である。

こうなると、もう植村隆はじめ左派は必死で反論。
この裁判ですら左派の名だたる人権派大弁護団で臨んだけれども敗訴。
となれば、この後の高裁、最高裁まで争って、
大逆転裁判に持ち込みたいようだ。

が、再三書くけれども、
元はと言えば「朝日新聞」の記事から始まったハナシなワケで、
ちょうど我々の世代は中学生、高校生の頃、
社会科の授業では「日本は悪い国」、
「日の丸」「君が代」は軍国主義の象徴!
「天皇制反対」などと教わったもの。

テストの問題が「朝日新聞」の天声人語や社説から、
出題されるなんてことも多々あった。

それを2014年8月に朝日新聞が、
あの「従軍慰安婦報道」の記事は、
正確な取材に基づいて書かれていない「誤報」でした。
と認める訂正記事を出してから、
ちょうどネット文化全盛期に相まって、
いわゆるネトウヨが派生し始めたという経緯がある。

それでも左派は納得がいかないようで、
続いて、いわゆる「徴用工問題」を持ち出してきた。
在日朝鮮人の超有名歴史学者「パク・キョンシク」の、
一連の研究によるものから・・・を定説に、
これまで日本の朝鮮人労働者への残虐な虐待を主張してきた。

この件については以前書いたので、
ここでは割愛するとして、
こうなってくると、
日本人右派VS韓国人左派+日本人左翼との対決構図となり、
完全に泥沼状態へと突入していくこととなる。

そんな韓国にあっても、
お隣韓国の落星台経済研究所のイ・ウヨンなる、
統計学専門の研究員が、
「徴用工問題」の嘘として天下のパク・キョンシクの主張を、
真っ向から批判した論文を発表。

YouTubeなどで主張を展開し始め、

2日にはジュネーブでの国連シンポジウムで、
一連の「嘘」の歴史についてスピーチをおこなった。
韓国人でありながら「反韓派」という、
極めて珍しい奇特な学者まで登場。
これまでの「徴用工問題」を根底から覆すような事態になるも、

これまた結果として吉本闇芸人のニュースで押し通した、
日本の大手マスメディア軍団の愚。
これこそ、
今こそ日韓だけでなく右派・左派で大論争すべき問題であり、
最終的には早く「和解」という手順になればいいのだけれど、
彼等のメンツというかプライドときたら・・・・
ちっとも未来志向になれない状況の根底こそがコレ!
もう意地の張り合いとなってしまっていて、
収束の気配を見せない状況となってしまった・・・・



そのほかにも香港の一般市民たちが、
民主主義を死守する壮絶な命を懸けたデモを、
連日、続けているワケだけれども、
これを香港デモ隊の「暴徒化」といって中国寄りの報道に、
こっそりスイッチしてしまった日本の大手マスメディアって一体?

こういう「圧力」に簡単に屈する日本の大手マスメディアに、
人権や民主主義を語る資格などなかろう(笑)

潮風太子が一番「憂慮」というか腹立たしく思うのは、
こうした特に我々世代から上の世代のせいで、
若い人達が公然と「KPOP」を語れなくなったり、

BTS(防弾少年団)のファンですとか言いにくくなったり、
あるいは我々世代くらいの親など年長者どもから、
「韓国人を応援するとはけしからん!」と、
言われるようになっているという、
哀しい現実問題だ。

特に百田尚樹信者に至っては、
もう取り付く島もナシである。
これも本当に大問題だ。
若い世代は若い世代なりに、
日韓・韓日の関係回復に結果として努めてきたのに、
我々世代から上の「連中」のせいで、
これまでのプロセス全部パー!ということ!!

この先の未来というものを考えたら、
ここは早く手打ちにして、
折れるトコは仕方なくでも折れて、
次の世代へ日韓関係改善修復に協力することこそ、
我々の今やらなければならないことではないか?

そういや吉本の闇営業の件って、
2014年(12月)という5年も前のハナシだった。
朝日新聞が「従軍慰安婦」のガセネタを、
ようやく渋々認めたのも、
2014年(8月)の5年前。

初めは宮迫博之らの「ギャラはもらってません」という軽はずみな嘘から、
ここまで大炎上する展開となってしまった。

朝日新聞の軽い気持ちで書いた嘘ネタが、
結果として歴史的大炎上という重大な事態へと発展した。

非常に不思議なほどにリンクしまくっている。
単なる偶然が重なっているだけ・・・?
なるほどヒントといえばヒントだったか・・・
そういうこと?

クソワイドショーも今や隠しメッセージをインサートするようになったとは。
なんとも深いイイね。
でも分かりづらいわ!

ではまた次回。


コメント (2)
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