一か月ほどのご無沙汰と
なってしまいました。
毎度のことながらスミマセンm(__)m
なぜか日本だけが、
まるでバリアが
張られているかのように、
コロナウィルス感染者が減少一途。
すっかり元の状況に戻ったかのようで、
これまでの遅れを取り戻すかの如く、
前にも増して超々多忙な状況に・・・
ぐったりモードでなかなか更新できず、
失礼いたしました。
ということで
ブログ再開させていただきます。
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自販機で缶コーヒーを買おうかと、
500円を投入するも入らず・・・
ありゃまさかのウォン貨幣か?と、
確認してみると、
できたてホヤホヤの500円新硬貨。
以前、昭和58年の500円玉が、
自販機で使えなくなったことを
思い出した。
令和3年の初物硬貨になるので、
これも記念にとっておこう。
もはや時代は令和。
多忙の中、時代はどんどん進む。
特にこの一か月間で、
日本に劇的な変化が
起き始めていること、
どのくらいの人が
気づいているのだろうか。
象徴的な最近の出来事を例に。
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まず今年の日本シリーズ。
今年ほど劇的な日本シリーズは、
この先の人生で、
もう一度観られるかどうか・・・
ってほどの感動傑作。
毎回1点を争う激アツな試合で、
それも本物のプロの高レベルな戦いに、
これぞ日本シリーズのあるべき姿、
これが日本野球の面白さナリ。
日本に生まれて本当に良かった。
と本気で思ったほど。
試合としては面白かったものの、
エラーと拙攻の連続ばかりだった、
どこかのクライマックスシリーズの、
ファーストステージとは違い、
これぞプロの究極の戦い!
ってな名勝負の連続に、
全ての試合をテレビ観戦していた、
真のプロ野球ファンたちは、
ゲームセットと同時に起きた、
ヤクルト高津監督の胴上げに、
涙腺崩壊したハズ。
両チームともよくやったぞと。
私もその一人デス。
オリックスとヤクルトのシリーズで、
本当に良かった・・・
やっぱ野球は面白ぇなと。
マリーンズファンながら、
これでよかったのだと
心から思った次第。
野村克也の流派を継いだ
ヤクルト高津監督と、
仰木彬の流派にあたる
オリックス中嶋監督という、
かつての名将の教え子二人が、
20年の時を越えて、
当時それぞれ所属していた
同じ球団の監督として、
それも、
ぶっちゃけそれほど、
高い評価をされていなかった二人が、
このシリーズで遂に、
新たな次世代を担う名将へと
確変を果たすことになるとは・・・
これぞまさに令和の師資相承。
それとなにより、
この二人に好感が持てるのが、
自軍の二軍監督経験者からの、
内部昇格により監督になったことで、
まさに地べたの目線から、
ここまで登りつめた、
ボトムアップ型のリーダーという点。
遠回りし過ぎた上、
苦労し過ぎたほどの、
下積みを経ての成功は、
サラリーマン目線で見ると、
苦労は必ずや報われる的な、
実に感動的かつ
カタルシス的なもので、
なかなかこんな風には、
いかないのが現実なのだが、
これがまた泣かせる。
TBSかテレ朝で、
年末に必ずやるであろう、
ドキュメンタリー番組が、
今から楽しみだ。
それともうひとつ書きたいのが、
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ジャパンカップで、
引退レースを勝利した、
コントレイルという馬のストーリー。
特に、この馬の調教師である
矢作芳人調教師には調教師として、
開業直後から注目していた人物で、
開業当初から人事含め、
当時としては画期的な厩舎経営の、
マネジメントを展開していて、
ベテランだけが恩恵を受けるという、
古典的な専属担当制をやめ、
若いスタッフ含め、
全員で全頭の面倒を見るシステムを、
確立するなど他にも、
当時としては無謀とも揶揄された、
近代型革新的経営スタイルを、
次々と展開していき、
開業直後しばらくは駄馬揃いの、
大穴(来ると高配当)厩舎だったものの、
年々地道にかつ着実に結果を積み上げ、
今やリーディングトレーナーどころか、
本場アメリカで超メジャーなG1レース、
ブリーダーズカップで管理馬2頭が、
フィリー&メアターフ(牝馬戦)、
とダートレースで2勝という、
世界の矢作へと登りつめた。
またブリーダーズカップ、
フィリー&メアターフ(牝馬戦)
に至っては日本人騎手、
川田将雅での勝利という、
多くの競馬ファンたちからすると、
これは夢じゃなかろか?
と、いまだに信じられないほどの、
歴史的偉業をやってのけたことも、
加えて書いておきたい。
この矢作調教師の、
大井競馬出自の生い立ちから、
天才福永洋一の息子に生まれ、
叔父二人も大井競馬元騎手の、
大井の名調教師という
競馬一家に育つも、
けっして優秀とはいうには、
ほど遠かった新人騎手時代の福永祐一。
開業当初は一流騎手の確保が、
なかなかできなかった矢作と、
強い乗り馬での騎乗が、
なかなかできなかった福永。
それが大井競馬絡みの縁もあって、
クズ馬ばかりながらも、
福永に騎乗を依頼しながら地道に、
結果を出し始めた
矢作厩舎と福永祐一。
あれから10数年がすぎ、
それが今や、
名門超一流厩舎となった矢作厩舎と、
ベテラン超一流騎手までに成長した、
福永祐一のコンビで、
かのコントレイル騎乗での、
皐月賞、ダービー、菊花賞と、
クラシック3冠の大偉業!
そして翌年のこの引退レース。
これもまた全ての流れを、
ずっと見続けてきただけに感動。
これまた、
初めて競馬で感動して泣いた。
そこで、
この2つの出来事から、
名将1日にしてならず。
それと、
努力することより夢中になるべし!
指導者たるもの、
努力させるより夢中にさせよ!
を改めて学ばせてもらった。
そしてこれが、
令和型の基本スタイルに、
なることだろうと、
予感させる出来事だった。
あらたな新時代、
新世代台頭の到来である。
AIだのIDだの言っても、
実は基本セオリーがあっての、
データ有効活用型戦術。
能書きより先、
まず人を育てよ心を動かせ。
そしてまず自分が率先してすべし。
これをまざまざと見せつけてくれた。
この二つの事象。
何かとダメだダメだのと、
すっかり批判文化大国と、
成り下がってしまった
この国にバケツでドバっと、
冷や水をぶちまけたような、
衝撃と感動を覚えた。
そしてそんな中に現れた、
日ハム新監督新庄剛志にも驚いた。
かくして連日、
新庄監督のニュースしきり。
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とうとうこういうリーダーも、
登場する時代になったかと。
これもまた令和か。
と思いきや、
この新庄新監督も、
ド派手な報道とは裏腹に、
テレビでじっくり観察したり、
新聞記事を熟読するに、
これまた野村克也の伝統的な指導術を、
受け継ぐ者の一人であることに、
気づかされる。
なんてこたぁナイ。
ちっともカッとんでなんかいない。
言い方を少しばかり変えただけで、
本質的なことは野村イズムそのものだ。
痩せろと言わずに、
痩せた方がカッコいいって・・・やら、
白髪のコーチは黒髪に染めて・・・
と暗に金髪や明るい茶髪禁止を、
軽く仄めかす言い回し。
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更にイチローに至っては、
プロ以前の高校生の育成が、
急務課題と捉え、
熱量勝負の熱血指導で、
現代っ子のココロを完全につかみ、
まさしく野球に夢中にさせる、
魔法の言葉の操り手となった。
さすがイチロー。
今何が必要なのかを、
本当によく知っている。
翻ってリアルの今の世界。
日本の工業界はじめ農業、
漁業界にもこうした令和型指導法が、
それこそ喫緊の急務課題なのだが、
どうしたものだろう・・・
冒頭でひと段落したコロナ禍と書いた。
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が、書き終え「さて久々の更新」と、
思った矢先にコレ?・・・・
なにがオミクロン株だ。
ようやく一仕事ひと段落したので、
年末、久々の酒宴に、
皆さんへお誘いのご連絡しなければ
\(^o^)/
と日程調整に入ろうとした直前に、
これはナイだろう・・・
どうしてくれるのまったく!
このところの感動と、
よし!俺もやるぞ!ってな、
モチベーションの高まりが、
一気に萎えた・・・ガックシ(涙)