もう師走ですよ!
と毎年この書き出しの
師走時期の1発目は
久々サッカーネタなど
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まさかこんな日がやってくるとは…
ワールドカップで
日本がドイツに勝利するなんて
マリーンズが2005年に
日本一になった時
以来の衝撃でした(@_@)
1993年いわゆる
ドーハの悲劇から29年…
イランに引き分け
長年の悲願だった
ワールドカップ(フランス大会)
出場の夢が潰えた
アノ試合の翌日朝の
なんとも言えない
当時のほとんどの国民の
モヤモヤ感というか
屈辱的グッタリ感を今、
改めて説明しても
アレを知らない人たちには
まぁ上手く伝わらんでしょう。
さらに書くと
今から40年ほど前の
Jリーグが存在しなかった頃
我が国では
ワールドカップは観るもの
という認識が標準的で
当時はサカヲタか
サッカー少年が観る感じの
今で例えるならば
格闘技モノ的あるいは
モータースポーツのような
プチカルト的な人気に
近いカンジだったかと。
それが今や日本も
毎回出場するのが
当たり前ということころまで
来たワケで。
ただ加藤浩次じゃないが
ワールドカップ出場って
「当たり前じゃねぇからな!」
というのが
潮風太子世代の共通認識。
はてさて当方も
サッカーネタを初めて書いたのが
2012年の8月。
FC2時代の笑う蜘蛛の糸にて
アーカイブを改めて
読み返してみると
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実は初めてJリーグの試合を
観戦したのが日立台での
柏レイソル対FC東京戦。
あぁそうだったそうだった!
備忘録としてのブログも
まんざら
捨てたもんじゃないなと。
まぁざっと書くと
この当時はレイソルの
エースストライカーが
ジョルジュワグネルの時代。
酒井宏樹がレイソル最後の年で
ちなみにFC東京のキーパーが
当時はまだ若造GKだった
権田修一。
この観戦した試合で
柏の15本のシュートの猛攻に
対してFC東京1失点とある。
結果は1-1のドロー。
権田というFC東京の
まだ全国的には無名に近い
若きGKの活躍が
やけに印象に残った試合だった。
次にレイソル絡みの記事を
書いたのが2016年9月で
初めて日立台のVIPルームで
当時人気爆発状態だった
鹿島アントラーズとの一戦を
観戦したことを記事にしていた。
この当時は
鹿島のエースが柴崎岳で
金崎夢生との二枚看板の
超人気チーム。
と、その辺りを興奮気味に
書いていて改めて読むと
ちとこっ恥ずかしい(^_^;)
そしてこの時、
ヴァンフォーレ甲府から
移籍してきたばかりで
レイソルでのレギュラー争い
真っ最中だった若手FW
伊東純也が日立台のピッチを
必死に走り回っていたことは
失礼ながら殆ど記憶、
印象に残っていなかったと(^_^;)
その伊東純也が
6年後日本代表となり
歴史的選手になるとは、
この日スタンドで観戦していた
サポーターの何人が思っていたか?
結果論的な書き方になるが
酒井宏樹しかり伊東純也しかり
まさしく正真正銘
「柏から世界へ」となった。
そして特にここ数年で
日本人選手のレベルも
格段にアップし
欧州リーグで活躍する選手も
一人や二人じゃなくなった。
むしろ代表選手のほとんど。
これには我が国における
サッカー選手育成システムの
劇的な進化によるところが
大きい。
この件に関しては以前
「サッカーのお受験化」の件
でも書いたので
改めて書くまでもないが
この格差社会問題もあれど
お受験組のハシリにあたる
彼らの活躍ぶりが、
近年における
サッカーお受験化の正当性を
裏付ける証左となるのは
なんとも皮肉なハナシだ
ついでながら
年末年始に行われる
全国高校サッカー選手権に
ついても一筆。
近年では
強豪高校サッカーのチームの
レギュラー選手たちの
ほとんどがお受験組系の
元ユース出身選手となっている。
実際そうなので見てみるとイイ
ちなみに今年の千葉県代表に
なったのが名門市船を決勝戦で
破った日体大柏。
特に今年の代あたりからは
柏レイソルユース出身者中心の
いわば「セミプロ」チームだ。
しかし他県でもこの傾向は
みられるようになってきた。
ユースを退団させられ
地方の「普通の高校」へ泣く泣く
進学した面々がプロへ
そして世界への足掛かりとして
全国高校サッカー選手権で
ひと山当てたろう!
の気持ちで「敗者復活戦」
に挑むという構図。
そう!もう次以降の
ワールドカップの「国内予選」が
ここでも始まっているということ。
幼少期からの
超サッカーエリート教育の完成形
といえば間違いなく
久保建英だろう
その久保建英が日本代表として
ワールドカップのピッチに立つ。
そういう時代になった。
U17しかり高校サッカーしかり
次世代の面々たちは今後
間違いなく何かにつけ
久保建英と比較される。
ということは
B.C.久保建英
A.D.久保建英という
位置付けになるということ。
ワールドカップ今大会が
そのターニングポイントに
なる気がしてならない。
29年前、
確かに日本は
ワールドカップ出場を逃した。
しかし、その時、
「コイツらよりオレの方が上手い」
と根拠のナイ(笑)自信と信念で
サッカー道に邁進してきた
次世代の子供たちが次々と、
世代交代を繰り返しながら
順送りでJリーガーそして
世界へ!というのが
今の日本サッカーの現状
となった・・・
とかなんとか
サカサポでない
ニワカの門外漢が
サッカーについて語るのは
ご法度ナリ!は
ブログの世界では
もう常識中の常識。
なのでこれ以上
ワールドカップや
高校サッカーについて
当ブログで長々と
書くまでもナイところなので
このあたりで
もうお暇することにしよう。
ただ
コレをちょっとでも
知っていると
ワールドカップも
高校サッカー選手権も
また違ってみえてくるかと。
サッカーといえば何かにつけ
ただ批判ばっかりの
巷での評価ってのもどうかな…
と思い箸休めの一品風に
一筆をば。
そういえば
かの三島由紀夫はかつて
こう書き残していたっけ。
「3年でできることは
半年先でもいいが
30年かかることは
今すぐ始めなければならない」
と…
Jリーグ開幕そして
ドーハの悲劇から29年。
今回のドイツ戦での
ジャイアントキリングの
歴史的快挙も
すべてはそこから始まった。
こうしてみると
稀代の文豪の言葉に
改めて納得!
いつやるの?今でしょ!
ということなのだと。
最後に
日本代表応援団長の
植田朝日さん
ずいぶん老けたなぁ…
でもお元気そうで何より。
もはや意図的に画面で
抜かれてる様子も
ワールドカップの風物詩
となった。
か・・・
ではまた次回にて