☆K'sコンタクト☆ 大阪府茨木市 ”くぼた眼科” 併設のコンタクトレンズ販売店

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コンタクトレンズ講習会に参加してきました(その2) 2013.2.23

2013年02月26日 15時41分09秒 | コンタクトレンズ

みなさん、こんにちは

先日のブログにも書きましたが講習会に参加してきました。今回は(3)の講演の内容について書きたいと思います。

内容的には何でもあり!って感じでしたが非常にわかりやすい内容でした。内容的にはこのブログでもよく書いていることこと同じ

ソフトコンタクトレンズケアについて

多目的用剤(MPS)について、「こすり洗い」を含めた物理的な洗浄による除菌効果を前提とした商品でありずぼらな使い方をすれば大変危険である。ずぼらな使い方って「こすり洗い」「すすぎ」をせずにドボンってつけてるだけの人のことですよ。

あともう1つレンズケースの管理についてです。レンズケースはレンズを装着した後に水道水できれいにすすぎ完全に自然乾燥させることが必要です。MPSがちょっと残っている状態で放置したり「すすぎ」が不十分になるとぬめりからくる薬の効きにくい菌が原因となる感染症をおこします。この話も繰り返し伝えていますが

レンズケースを2つ並行して使用するのはいかがですか

そうすれば生乾きの状態で使用するようなことはなくなりますし完全に乾燥させることもできますよね。

そして、クリアケアファーストケアの消毒力の高さを改めて強調されてました。当院での患者さんの40%以上が使用しているクリアケアの紹介もされていました。

乱視矯正について

日本での乱視用に使い捨てレンズの比率が欧米に比べて低いことがあげられていました。それはもちろんコスト面のこともあるのかもしれませんが安易に等価球面という方法を使って近視の度数をわざと強めにしちゃって遠くの視力をやや見やすくさす方法がとられすぎているのではないでしょうか?乱視矯正をすることで疲れにくくなる方が多いですのでパソコン、スマートフォン目にとって過酷な環境ですのでもっともっとしっかりと眼科で処方すべきではないでしょうか?という内容

遠近両用について

やはり見えやすいのはハードコンタクトレンズなんだけど、遠近両用ソフトコンタクトレンズの処方のこつをお話しされました。ここでは割愛しますがどうしても同時視タイプは遠く・近くともに多少視力が落ちちゃいます。過去のブログ記事のリンクはこちら

で、実際使ってもらう時に、読書や新聞を読んだりするときは環境面での整備として読書灯の使用をすすめるという話がありました。

眼科で視力を測る検査室はやはり明るいですよね。明るい場所にいると瞳が縮瞳することにより近くが見えやすくなりますからね

最後に、ぜひともブログの読者に読んでもらいたいこと

みなさん、車を運転していて信号を守りますよね。なぜですか?法律で規制されているからですか

そうではありませんよね。信号無視して交差点に進入することは事故につながると知っているからですよね

タバコを吸うと肺がんや肺気腫の危険が高くなることは知っているはずなのになかなかタバコは依存性があるためやめられませんよね。で、肺気腫の人を集めて見てみると喫煙者が圧倒的に多かったという結果になるわけですが、、、

コンタクトレンズの取扱い(レンズの使用期間・レンズの消毒)も同じですみなさんの意識もしくは眼科医の中にも、不用意な取扱いをした場合のリスクの認知が少ないように思います

是非ともみなさん自分の目を大切にして下さいね

 

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目に関する相談は当院まで
大阪府 茨木市の眼科 白内障・緑内障・飛蚊症・コンタクトレンズ・加齢黄斑変性症 OCT設備もある
くぼた眼科 院長 久保田泰隆
 

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