毎月28日『ニワトリの日』です。
万葉集には、鶏(ニワトリ)を詠んだ歌があります。
今日は、生き物を詠んだ 鶏(ニワトリ) の歌です。
万葉の時代は、「鶏(かけ・とり)」と呼ばれています。
万葉集/巻7-1413 作者/不明
庭つ鳥 鶏(かけ)の垂(た)り尾(お)の 乱れ尾の
長き心も 思ほえぬかも
【意味】垂れ下がった鶏の 少し乱れた尾のように
長くのどかな心境で いることなんてできないよ
※枕詞:庭つ鳥
※「庭つ鳥鶏の垂り尾の乱れ尾の」〈長き〉の序詞。
※「長き心」のんびりした心。
※愛する人を失った悲しみのために平常心ではいられないという歌。
万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。
※写真は、無料(フリー)写真素材を使用。
「ニワトリの日」の由来は、日付は「に(2)わ(8)とり」(鶏)と読む語呂合わせから。鶏肉・鶏卵の消費拡大が目的。記念日の名称は「ニワトリの日」や「鶏の日」などの表記も見られる。
日本養鶏協会など養鶏関係者が1978年(昭和53年)6月に制定。
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