24/12/31(火) 10:29 日刊スポーツ
佐々木朗希の代理人ウルフ氏会見 交渉球団数、球団名は明かさず 大谷翔平ら現役選手は同席せず https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412310000212.html
佐々木朗希のメジャー契約へ 重要テーマを代理人が明かす「金持ち、大型契約ではない」 https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412310000228.html
佐々木朗希「宿題」をメジャー球団に出す 現役選手の同席も拒否 代理人が明かすロウキの交渉術 https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412310000240.html
24/12/31(火) 11:36 MLB Sonja Chen「まるで朗希映画祭のようだった」:忍耐強い佐々木が候補を絞り始める https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-s-agent-discusses-meetings-mlb-teams
人気の投手のエージェントがクライアントの意思決定プロセスに幕を開ける (google訳)
> 佐々木朗希投手とメジャーリーグのチームとの初期の面談に関する詳細は明かされていないが、代理人のジョエル・ウルフ氏は、この日本の天才投手は偏見なくこのプロセスに臨む決意をしていると明言した。
ウルフ氏によると、「面談プロセスの完全性を保つ」ための取り組みには、すべての面談を同じ時間(2時間以内)に制限することや、チームと面談をロサンゼルスのワッサーマン氏のオフィスで行うことなどが含まれている。
佐々木投手は、最初の面談に選手を同席させないことまで要求した。 (=大谷/山本およびダルビシュや鈴木/今永はLAでの最初の面談に参加することは出来なかった。)
「彼は、自分の意思決定プロセスとチームの両方にとって、すべてが公平で平等な条件であることを確認したかったのです」とウルフ氏は30日(月)のZoom Webinarsで記者団に語った。
世界で最も才能のある若手投手の一人とされる佐々木投手は、マウンドでの能力と比較的手頃な費用の両方で非常に人気がある。
25歳未満であるため、佐々木投手は団体交渉協定に基づくアマチュア国際フリーエージェントである。
佐々木と契約するチームは、国際ボーナスプールから契約金を支払い、佐々木が無制限フリーエージェントになるまでの6年間の球団支配権を保持する。
佐々木は12月9日(月)に日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティングされ、45日間の交渉期間が開かれた。
23歳の右投手は、2025年の国際契約期間が始まる1月15日(水)から、契約期間が終了する1月23日(木)まで、いつでも契約できる。
ウルフ氏は、佐々木との最初のミーティングをどのように乗り切ったか、そして交渉がどのように進むと予想しているかについて、いくつか明らかにした。
どのチームが関与しているか?
佐々木がポスティングされたとき、20チームがプレゼンテーションを提出したが、 ←報道では、20球団以上の問い合わせ
(千葉ロッテ)マリーンズが11月初旬に佐々木をポスティングする意向を発表するずっと前から、いくつかの球団が資料に取り組んでいたことは明らかだとウルフ氏は指摘した。
これらのプレゼンテーション資料は、パワーポイントプレゼンテーション、短編映画、書籍など、多岐にわたる。
選手からのビデオメッセージもいくつかあったが、これは面会の「選手立ち入り禁止」というルールを回避する方法の 1つだった。「まるで朗希映画祭のようだった」とウルフ氏は語った。
そこから佐々木氏は候補を絞り込んだ。ウルフ氏は、佐々木氏が面会したチームの名前や、まだ候補に残っているチームの数さえ明かさなかった。
報道によると、佐々木氏はカブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、ヤンキースの 6 チームと面会したという。
佐々木氏のタイムラインはどうなるのか?
佐々木氏はいつでも決断できるが、ウルフ氏は、1月15日(水)に国際契約期間が始まるとすぐに契約する可能性は低いと考えている。
ここ数週間でチームと面会した後、佐々木氏は日本に帰国してじっくり考えた。米国に戻ったら、候補からチームを除外し始める時期かもしれない。
「次のステップは、おそらく1、2チームと会うか、候補を絞り込むか、どちらかになるだろう。私はその方(*)が可能性が高いと思う」とウルフ氏は語った。 (*) 候補を絞り込む方が可能性が高い
「そして、決定プロセスを最終決定しようとして、1、2都市を訪問したいかどうかも。」 ←球場訪問
佐々木氏の優先事項は何か?
佐々木氏がチームを評価するために決めた方法の1つは、会った相手に「宿題」を与えることだった。
「宿題の内容の詳細を明かさずに、すべてのチームに同じ宿題を与え、それによって各チームは情報を分析し、彼とコミュニケーションをとる方法を示すことができた。
また、さまざまなチームを見る際に、佐々木氏が分析して選択基準を作成する際に、どのような考えを持っていたかを実際に示すことができた。」
ウルフ氏は、佐々木氏が特に興味を持っている分野として投手育成を挙げ、市場規模、場所、チームの成功、チームにすでに日本人選手がいるかどうかについて話し合ったことにも言及した。
佐々木氏はあらゆる要素を検討しているが、最終的な目標は、世界最高の投手の1人として成長し続けることである。
「彼は(ワールドベースボールクラシックでの)経験から、ダルビッシュ有や大谷翔平のそばにいて、そして今永昇太がやって来て前半に圧倒的な強さを見せたのを見て、
次のレベルに進むためには、ここに来て毎日世界最高の選手たちと対戦し、メジャーリーグのチームが持つあらゆるリソースを活用して、NPB出身者だけでなくメジャーリーグで最高の投手の一人になる必要があると悟ったと思います。
それが彼の望みであり、彼が来た理由です。」
気づかれた方いましたか?
MLB.comでLADのビートライター(番記者/担当記者)をしていたのは Juan Toribio 記者でしたが、12月9日以降、Sonja Chen 記者 も担当するようになりました。
> ウルフ氏は30日(月)のZoom Webinarsで記者団に語った。
とあるので、少なくとも記事内にある、カブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、ヤンキースの 6 チームの担当記者も参加していてはずです。(CHWが抜けている![笑])
それがMLB.com内で代表として記事にしたのが、LAD担当の Sonja Chen 記者というのは示唆的です。
これは決定的な何かを意味しているのではなく、従来のMLB界の見立てに沿った記者選考になっています。
当然、佐々木朗希がLADに加入した場合、MLB.comで記事を書くのは、そのまま、Sonja Chen 記者になるでしょう。
> 佐々木氏が特に興味を持っている分野として投手育成を挙げ、市場規模、場所、チームの成功、チームにすでに日本人選手がいるかどうか
「市場規模」の大小は、WMの際の代理人の言葉が切り取られ、都合よく各記者に利用されていましたが、面談に臨んだカブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、ヤンキースは
全米規模では大きい都市ばかりです。例えば、「投手育成」の点で、CLEなども面談に臨んでいてもおかしくないはずですが、
面談を報道された球団に典型的なスモールマーケット球団はありませんでした。(もちろん、面談を黙っている可能性がある [選考に対する公平性の尊重、落選した際の球団の面子])
「チームにすでに日本人選手がいるかどうか」についても、「居た方が好ましい」「居ても気にしない」とプラス評価なのか、「居ないほうがよい」のマイナス評価なのか。
今永の名前が挙がっている点で、プラス評価だと思われます。(CHCは3年目の鈴木誠也(当時29歳)が所属しており、今永昇太(当時30歳)はそこにルーキーとして加入した)
面談が報道されたチームの日本人選手数:[カブス(2)、ドジャース(2)、ジャイアンツ、メッツ(1)、レンジャーズ、ヤンキース]
09:22 Jesse Rogers https://x.com/jesserogersespn/status/1873887376906551675
> 佐々木は、チームに日本人選手がいるかどうかは気にしていない。
次の選考段階の年明けの「球場訪問」ですが、代理人の発言からでは、既に移籍先の希望が決まっている(本人から伝えられている)と考えられます。
年明けに数球団訪問するのは、既に本人が決断している場合、本人にも、相手球団にも負担が大きく(FA/Tradeの補強や中南米16歳の握手契約、チャーター機の負担)、
「最終決定しようとして、1、2都市を訪問したいかどうか」というのは、本命のみの球団訪問となっても不思議ではありません。(その時点で、移籍先が判明。)
その前の段階で、「◯◯◯にお世話になります」と代理人を通じて、移籍先球団に本人の意志が伝達され、実際の球場内での会談は、和やかなものになるでしょう。
(この段階で情報がリークされる可能性もあります)
> 「次のステップは、おそらく1、2チームと会うか、候補を絞り込むか、どちらかになるだろう。」
「1、2チーム」というのは、当初の予想よりもかなり少なく、この段階において、「球団選びを迷っている」のではなく、
通常のFA交渉でもない(球団間で競わせて、契約内容を釣り上げる必要がない)ので、予想よりも早く我々ファンに知らされる可能性があります。
これはどうやら、第2ラウンドの面談を行わなかったことが判明した、PHL、BOS、DETに対する (救済措置のような) 面談のようです。
実際のところ、ソトのFAや、その後のBプランでのFA獲得(Trade)、御披露目会見などでLA面談の予定が合わない球団が発生した場合の措置だと思われますが、
加入意思が薄いのに、後から面談を設定するのは無意味だと思われます。(この3球団でソトに入札していたのは、BOSだけ)
本人の決断については、佐々木が帰国した後の、26日(木) 千葉ロッテマリーンズの若手同僚との送別会における、SNS等の各選手の言葉の“熱さ”で分かるかと。
27(金) 14:35 スポニチ 佐々木朗希 米国での交渉終え一時帰国 ロッテ選手が「頑張ってこい会」開催 年明けに再渡米か https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/27/kiji/20241227s00001173152000c.html
上田希由翔(23)「今日は朗希の頑張ってこい会をしてきました。同級生ながら夢に向かって進んでいく姿を誇らしく思います!
自分自身もマリーンズの一員として、しっかり地に足をつけながらレベルアップして近い将来朗希を越せるよう頑張りたいと思います! 朗希がんばれ」
中森俊介(22)「昨日は皆さんありがとうございました! とても楽しい会でした! 朗希さんアメリカに行っても頑張ってください!」
田中晴也(20)「昨日はとても楽しい時間でした。朗希さん頑張ってください!」
山本大斗(22)「野球のボールと炎の絵文字」で佐々木にエールを送った。
親しい友人には、球団名はともかく、「もう、決断した」と、伝えている可能性はありますね。
あと、面談の際、あるいは問い合わせの段階で、ユニフォームの背番号の希望なども聞かれたでしょう。
問い合わせの段階で希望を聞いて、面談の際、実際にユニフォームを作成し、プレゼントするのはよくあることです。
佐々木朗希はマイナー契約になりますので、メジャー昇格した際の背番号は、チームとして空けておく必要があります。
以前よりも、スター選手(スター候補選手)がどの背番号を付けるのか、というのは、プロスポーツのマネタイズとして極めて重要になっています。
チームを移籍しても、選手側としては一貫している方が望ましい。(NPB→MLBではなく、MLB→MLBのチーム移籍)
LADの背番号 (記事の後段)
https://blog.goo.ne.jp/shohei_ohtani_17/e/1771d0a3289d918e8d0d29bef7bd4e8f
Los Angeles Dodgers Uniform Numbers https://www.baseball-reference.com/teams/LAD/uniform-numbers.shtml
LADは今オフ、LFにMichael Conforto [SFG時 背番号 8](Kikeの背番号) が加入しましたが、確かまだ、御披露目会見はしてなかったはず。
佐々木朗希選手が、何番を背負うのか分かりませんが、個人的には、野茂英雄 95-98年/(02-04年)が背負った【10】を背負ってほしい。
若い番号のほうが、覚えやすく商業化しやすい。(大谷【17】、山本【18】など、10番台。)
今オフBOSに移籍した生え抜きのWalker Buehler の背番号【21】はLADのファン心理を考慮して除外したほうが良いですね。万一、背負いたいなら本人の了解が必要だと思われます。
代理人インタビューへの反応 白色=面談あり 灰色=面談なし
r/baseball https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hq1xme/rogers_sasakis_agent_says_he_wont_relay_how_many/
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hq73tl/chen_one_way_that_sasaki_decided_to_evaluate/
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hq237x/hoch_r%C5%8Dki_sasakis_agent_joel_wolfe_said_that_20/
LAD https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1hq1zbp/roki_sasaki_requested_that_no_team_include_any_of/
SDP https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1hq7y3f/roki_requested_no_current_players_to_attend/
https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1hq1rkm/boob_there_were_20_teams_who_reached_out_to/
https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1hq5y9c/boob_agent_joel_wolfe_on_why_roki_sasaki_wants_to/
SFG https://www.reddit.com/r/SFGiants/comments/1hq7th2/espn_states_giants_are_a_team_rumored_to_have_met/
CHC https://www.reddit.com/r/CHICubs/comments/1hq7gt6/chen_one_way_that_sasaki_decided_to_evaluate/
NYM https://www.reddit.com/r/NewYorkMets/comments/1hq2guo/boob_roki_sasaki_requested_that_no_team_include/
NYY https://www.reddit.com/r/NYYankees/comments/1hq240b/hoch_r%C5%8Dki_sasakis_agent_joel_wolfe_said_that_20/
TEX
CHW
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BOS https://www.reddit.com/r/redsox/comments/1hq2sl2/cotillo_joel_wolfe_the_agent_for_roki_sasaki_says/
DET https://www.reddit.com/r/motorcitykitties/comments/1hq73uk/petzold_roki_sasaki_received_info_from_20_mlb/
PHL
SEA
[追記]
24/12/31(火) 11:41 LA Times Mike DiGiovanna ドジャースの佐々木朗希との会談では、大谷や山本からの直接の投球は行われなかった
https://www.latimes.com/sports/dodgers/story/2024-12-30/dodgers-roki-sasaki-free-agent-signing-ohtani-yamamoto (google訳)
> ウルフ氏は、佐々木氏は「家族やチームのメンバーと会って次のステップを決めるため…おそらく1、2チームと会うか、候補を絞り込むか、その可能性の方が高いと思います」と語った。
ウルフ氏によると、佐々木氏は「決断を確定させるために1、2都市を訪問する」可能性もあるという。
その決断は、2025年の国際契約期間が1月15日(水)に始まる翌週に下される見込みだ。 [1/20(月) ?~]
決断、というより移籍先の公表は、代理人の発言だと、15日(水)即日ではなく、翌週になるようです。これはやや不可解ですね。(当日は、中南米の16歳の握手契約があるので)
※これは有望株をTradeしてプールの上限枠を拡大することを考慮したもののようですね。
LAD https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1hq5pu7/dodgers_meeting_with_roki_sasaki_didnt_include/
面談に選手が直接参加できなかったというのは、一見、平等で、日本人選手が所属するLAD、SDP、CHC、NYM、(BOS)には不利のように思えますが、
実際は、千葉ロッテマリーンズによるPostingが公表[11/09]されるまでに、直接選手から、所属球団や都市の情報は十分得ていたと思います。
加えて、LAD-SDPの間では、佐々木とダルビシュとの関係性が強調され、SDPのメリットが必ず付記されましたが、過去のメディア報道は、その部分が吹き飛んだことになります。
(面談に臨み、直接、 説得をすることは不可能に) ただ、第3ラウンドの球場訪問では、同席することは可能となります。
佐々木朗希の代理人ウルフ氏会見 交渉球団数、球団名は明かさず 大谷翔平ら現役選手は同席せず https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412310000212.html
佐々木朗希のメジャー契約へ 重要テーマを代理人が明かす「金持ち、大型契約ではない」 https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412310000228.html
佐々木朗希「宿題」をメジャー球団に出す 現役選手の同席も拒否 代理人が明かすロウキの交渉術 https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412310000240.html
24/12/31(火) 11:36 MLB Sonja Chen「まるで朗希映画祭のようだった」:忍耐強い佐々木が候補を絞り始める https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-s-agent-discusses-meetings-mlb-teams
人気の投手のエージェントがクライアントの意思決定プロセスに幕を開ける (google訳)
> 佐々木朗希投手とメジャーリーグのチームとの初期の面談に関する詳細は明かされていないが、代理人のジョエル・ウルフ氏は、この日本の天才投手は偏見なくこのプロセスに臨む決意をしていると明言した。
ウルフ氏によると、「面談プロセスの完全性を保つ」ための取り組みには、すべての面談を同じ時間(2時間以内)に制限することや、チームと面談をロサンゼルスのワッサーマン氏のオフィスで行うことなどが含まれている。
佐々木投手は、最初の面談に選手を同席させないことまで要求した。 (=大谷/山本およびダルビシュや鈴木/今永はLAでの最初の面談に参加することは出来なかった。)
「彼は、自分の意思決定プロセスとチームの両方にとって、すべてが公平で平等な条件であることを確認したかったのです」とウルフ氏は30日(月)のZoom Webinarsで記者団に語った。
世界で最も才能のある若手投手の一人とされる佐々木投手は、マウンドでの能力と比較的手頃な費用の両方で非常に人気がある。
25歳未満であるため、佐々木投手は団体交渉協定に基づくアマチュア国際フリーエージェントである。
佐々木と契約するチームは、国際ボーナスプールから契約金を支払い、佐々木が無制限フリーエージェントになるまでの6年間の球団支配権を保持する。
佐々木は12月9日(月)に日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティングされ、45日間の交渉期間が開かれた。
23歳の右投手は、2025年の国際契約期間が始まる1月15日(水)から、契約期間が終了する1月23日(木)まで、いつでも契約できる。
ウルフ氏は、佐々木との最初のミーティングをどのように乗り切ったか、そして交渉がどのように進むと予想しているかについて、いくつか明らかにした。
どのチームが関与しているか?
佐々木がポスティングされたとき、20チームがプレゼンテーションを提出したが、 ←報道では、20球団以上の問い合わせ
(千葉ロッテ)マリーンズが11月初旬に佐々木をポスティングする意向を発表するずっと前から、いくつかの球団が資料に取り組んでいたことは明らかだとウルフ氏は指摘した。
これらのプレゼンテーション資料は、パワーポイントプレゼンテーション、短編映画、書籍など、多岐にわたる。
選手からのビデオメッセージもいくつかあったが、これは面会の「選手立ち入り禁止」というルールを回避する方法の 1つだった。「まるで朗希映画祭のようだった」とウルフ氏は語った。
そこから佐々木氏は候補を絞り込んだ。ウルフ氏は、佐々木氏が面会したチームの名前や、まだ候補に残っているチームの数さえ明かさなかった。
報道によると、佐々木氏はカブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、ヤンキースの 6 チームと面会したという。
佐々木氏のタイムラインはどうなるのか?
佐々木氏はいつでも決断できるが、ウルフ氏は、1月15日(水)に国際契約期間が始まるとすぐに契約する可能性は低いと考えている。
ここ数週間でチームと面会した後、佐々木氏は日本に帰国してじっくり考えた。米国に戻ったら、候補からチームを除外し始める時期かもしれない。
「次のステップは、おそらく1、2チームと会うか、候補を絞り込むか、どちらかになるだろう。私はその方(*)が可能性が高いと思う」とウルフ氏は語った。 (*) 候補を絞り込む方が可能性が高い
「そして、決定プロセスを最終決定しようとして、1、2都市を訪問したいかどうかも。」 ←球場訪問
佐々木氏の優先事項は何か?
佐々木氏がチームを評価するために決めた方法の1つは、会った相手に「宿題」を与えることだった。
「宿題の内容の詳細を明かさずに、すべてのチームに同じ宿題を与え、それによって各チームは情報を分析し、彼とコミュニケーションをとる方法を示すことができた。
また、さまざまなチームを見る際に、佐々木氏が分析して選択基準を作成する際に、どのような考えを持っていたかを実際に示すことができた。」
ウルフ氏は、佐々木氏が特に興味を持っている分野として投手育成を挙げ、市場規模、場所、チームの成功、チームにすでに日本人選手がいるかどうかについて話し合ったことにも言及した。
佐々木氏はあらゆる要素を検討しているが、最終的な目標は、世界最高の投手の1人として成長し続けることである。
「彼は(ワールドベースボールクラシックでの)経験から、ダルビッシュ有や大谷翔平のそばにいて、そして今永昇太がやって来て前半に圧倒的な強さを見せたのを見て、
次のレベルに進むためには、ここに来て毎日世界最高の選手たちと対戦し、メジャーリーグのチームが持つあらゆるリソースを活用して、NPB出身者だけでなくメジャーリーグで最高の投手の一人になる必要があると悟ったと思います。
それが彼の望みであり、彼が来た理由です。」
気づかれた方いましたか?
MLB.comでLADのビートライター(番記者/担当記者)をしていたのは Juan Toribio 記者でしたが、12月9日以降、Sonja Chen 記者 も担当するようになりました。
> ウルフ氏は30日(月)のZoom Webinarsで記者団に語った。
とあるので、少なくとも記事内にある、カブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、ヤンキースの 6 チームの担当記者も参加していてはずです。(CHWが抜けている![笑])
それがMLB.com内で代表として記事にしたのが、LAD担当の Sonja Chen 記者というのは示唆的です。
これは決定的な何かを意味しているのではなく、従来のMLB界の見立てに沿った記者選考になっています。
当然、佐々木朗希がLADに加入した場合、MLB.comで記事を書くのは、そのまま、Sonja Chen 記者になるでしょう。
> 佐々木氏が特に興味を持っている分野として投手育成を挙げ、市場規模、場所、チームの成功、チームにすでに日本人選手がいるかどうか
「市場規模」の大小は、WMの際の代理人の言葉が切り取られ、都合よく各記者に利用されていましたが、面談に臨んだカブス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、ヤンキースは
全米規模では大きい都市ばかりです。例えば、「投手育成」の点で、CLEなども面談に臨んでいてもおかしくないはずですが、
面談を報道された球団に典型的なスモールマーケット球団はありませんでした。(もちろん、面談を黙っている可能性がある [選考に対する公平性の尊重、落選した際の球団の面子])
「チームにすでに日本人選手がいるかどうか」についても、「居た方が好ましい」「居ても気にしない」とプラス評価なのか、「居ないほうがよい」のマイナス評価なのか。
今永の名前が挙がっている点で、プラス評価だと思われます。(CHCは3年目の鈴木誠也(当時29歳)が所属しており、今永昇太(当時30歳)はそこにルーキーとして加入した)
面談が報道されたチームの日本人選手数:[カブス(2)、ドジャース(2)、ジャイアンツ、メッツ(1)、レンジャーズ、ヤンキース]
09:22 Jesse Rogers https://x.com/jesserogersespn/status/1873887376906551675
> 佐々木は、チームに日本人選手がいるかどうかは気にしていない。
次の選考段階の年明けの「球場訪問」ですが、代理人の発言からでは、既に移籍先の希望が決まっている(本人から伝えられている)と考えられます。
年明けに数球団訪問するのは、既に本人が決断している場合、本人にも、相手球団にも負担が大きく(FA/Tradeの補強や中南米16歳の握手契約、チャーター機の負担)、
「最終決定しようとして、1、2都市を訪問したいかどうか」というのは、本命のみの球団訪問となっても不思議ではありません。(その時点で、移籍先が判明。)
その前の段階で、「◯◯◯にお世話になります」と代理人を通じて、移籍先球団に本人の意志が伝達され、実際の球場内での会談は、和やかなものになるでしょう。
(この段階で情報がリークされる可能性もあります)
> 「次のステップは、おそらく1、2チームと会うか、候補を絞り込むか、どちらかになるだろう。」
通常のFA交渉でもない(球団間で競わせて、契約内容を釣り上げる必要がない)ので、予想よりも早く我々ファンに知らされる可能性があります。
これはどうやら、第2ラウンドの面談を行わなかったことが判明した、PHL、BOS、DETに対する (救済措置のような) 面談のようです。
実際のところ、ソトのFAや、その後のBプランでのFA獲得(Trade)、御披露目会見などでLA面談の予定が合わない球団が発生した場合の措置だと思われますが、
加入意思が薄いのに、後から面談を設定するのは無意味だと思われます。(この3球団でソトに入札していたのは、BOSだけ)
本人の決断については、佐々木が帰国した後の、26日(木) 千葉ロッテマリーンズの若手同僚との送別会における、SNS等の各選手の言葉の“熱さ”で分かるかと。
27(金) 14:35 スポニチ 佐々木朗希 米国での交渉終え一時帰国 ロッテ選手が「頑張ってこい会」開催 年明けに再渡米か https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/27/kiji/20241227s00001173152000c.html
上田希由翔(23)「今日は朗希の頑張ってこい会をしてきました。同級生ながら夢に向かって進んでいく姿を誇らしく思います!
自分自身もマリーンズの一員として、しっかり地に足をつけながらレベルアップして近い将来朗希を越せるよう頑張りたいと思います! 朗希がんばれ」
中森俊介(22)「昨日は皆さんありがとうございました! とても楽しい会でした! 朗希さんアメリカに行っても頑張ってください!」
田中晴也(20)「昨日はとても楽しい時間でした。朗希さん頑張ってください!」
山本大斗(22)「野球のボールと炎の絵文字」で佐々木にエールを送った。
親しい友人には、球団名はともかく、「もう、決断した」と、伝えている可能性はありますね。
あと、面談の際、あるいは問い合わせの段階で、ユニフォームの背番号の希望なども聞かれたでしょう。
問い合わせの段階で希望を聞いて、面談の際、実際にユニフォームを作成し、プレゼントするのはよくあることです。
佐々木朗希はマイナー契約になりますので、メジャー昇格した際の背番号は、チームとして空けておく必要があります。
以前よりも、スター選手(スター候補選手)がどの背番号を付けるのか、というのは、プロスポーツのマネタイズとして極めて重要になっています。
チームを移籍しても、選手側としては一貫している方が望ましい。(NPB→MLBではなく、MLB→MLBのチーム移籍)
LADの背番号 (記事の後段)
https://blog.goo.ne.jp/shohei_ohtani_17/e/1771d0a3289d918e8d0d29bef7bd4e8f
Los Angeles Dodgers Uniform Numbers https://www.baseball-reference.com/teams/LAD/uniform-numbers.shtml
LADは今オフ、LFにMichael Conforto [SFG時 背番号 8](Kikeの背番号) が加入しましたが、確かまだ、御披露目会見はしてなかったはず。
佐々木朗希選手が、何番を背負うのか分かりませんが、個人的には、野茂英雄 95-98年/(02-04年)が背負った【10】を背負ってほしい。
若い番号のほうが、覚えやすく商業化しやすい。(大谷【17】、山本【18】など、10番台。)
今オフBOSに移籍した生え抜きのWalker Buehler の背番号【21】はLADのファン心理を考慮して除外したほうが良いですね。万一、背負いたいなら本人の了解が必要だと思われます。
代理人インタビューへの反応 白色=面談あり 灰色=面談なし
r/baseball https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hq1xme/rogers_sasakis_agent_says_he_wont_relay_how_many/
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hq73tl/chen_one_way_that_sasaki_decided_to_evaluate/
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hq237x/hoch_r%C5%8Dki_sasakis_agent_joel_wolfe_said_that_20/
LAD https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1hq1zbp/roki_sasaki_requested_that_no_team_include_any_of/
SDP https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1hq7y3f/roki_requested_no_current_players_to_attend/
https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1hq1rkm/boob_there_were_20_teams_who_reached_out_to/
https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1hq5y9c/boob_agent_joel_wolfe_on_why_roki_sasaki_wants_to/
SFG https://www.reddit.com/r/SFGiants/comments/1hq7th2/espn_states_giants_are_a_team_rumored_to_have_met/
CHC https://www.reddit.com/r/CHICubs/comments/1hq7gt6/chen_one_way_that_sasaki_decided_to_evaluate/
NYM https://www.reddit.com/r/NewYorkMets/comments/1hq2guo/boob_roki_sasaki_requested_that_no_team_include/
NYY https://www.reddit.com/r/NYYankees/comments/1hq240b/hoch_r%C5%8Dki_sasakis_agent_joel_wolfe_said_that_20/
TEX
CHW
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BOS https://www.reddit.com/r/redsox/comments/1hq2sl2/cotillo_joel_wolfe_the_agent_for_roki_sasaki_says/
DET https://www.reddit.com/r/motorcitykitties/comments/1hq73uk/petzold_roki_sasaki_received_info_from_20_mlb/
PHL
SEA
[追記]
24/12/31(火) 11:41 LA Times Mike DiGiovanna ドジャースの佐々木朗希との会談では、大谷や山本からの直接の投球は行われなかった
https://www.latimes.com/sports/dodgers/story/2024-12-30/dodgers-roki-sasaki-free-agent-signing-ohtani-yamamoto (google訳)
> ウルフ氏は、佐々木氏は「家族やチームのメンバーと会って次のステップを決めるため…おそらく1、2チームと会うか、候補を絞り込むか、その可能性の方が高いと思います」と語った。
ウルフ氏によると、佐々木氏は「決断を確定させるために1、2都市を訪問する」可能性もあるという。
その決断は、2025年の国際契約期間が1月15日(水)に始まる翌週に下される見込みだ。 [1/20(月) ?~]
決断、というより移籍先の公表は、代理人の発言だと、15日(水)即日ではなく、翌週になるようです。これはやや不可解ですね。(当日は、中南米の16歳の握手契約があるので)
※これは有望株をTradeしてプールの上限枠を拡大することを考慮したもののようですね。
LAD https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1hq5pu7/dodgers_meeting_with_roki_sasaki_didnt_include/
面談に選手が直接参加できなかったというのは、一見、平等で、日本人選手が所属するLAD、SDP、CHC、NYM、(BOS)には不利のように思えますが、
実際は、千葉ロッテマリーンズによるPostingが公表[11/09]されるまでに、直接選手から、所属球団や都市の情報は十分得ていたと思います。
加えて、LAD-SDPの間では、佐々木とダルビシュとの関係性が強調され、SDPのメリットが必ず付記されましたが、過去のメディア報道は、その部分が吹き飛んだことになります。
(面談に臨み、直接、 説得をすることは不可能に) ただ、第3ラウンドの球場訪問では、同席することは可能となります。