先日紹介した「ありんこリンコちゃん」と同じく、
この本も、5歳児こうたんが自分で選んできた本です。
内容は、ある日突然動物園から脱そうしてきたサイが家にやってきて、
射殺されそうになるサイを自分ちで飼うことにする女の子の話です。
家でサイを飼うという基本設定はばりばりファンタジーなのですが、
挿絵がすごく写実的なのと、細かいエピソードがすごくリアルな印象を受けます。
主人公の女の子は、女子学生になり、婦人になり、老女になります。
同じようにサイも年をとりますが、物語の山は最初にサイが登場した場面ぐらい。
淡々と物語りがすすみ、なんとなく幸せそうな雰囲気が伝わりますが、
はっきり言って、これといったエピソードがあるわけでなく、
しょこら的には、
「それって、どこがおもしろいの?」
という感じ。
しかし、こうたん。昨日のリンコちゃんと同じく、
寝る前には、きまってこれをリクエスト。
最後、
「もし、夜中にものすごく年取った女性が、としとったサイと散歩している
ところを見かけたら、それはきっとダイアナとサイです」
という地の文が登場しますが、
「ねえねえ、ここって遠いの?」
「電車で行ける?」
「飛行機?」
「行こう行こう!!」
と、こうたん「ダイアナとサイ」に会いに行く気満々です。^_^;
ってか、やっぱ、実在の話と思い込んでますよね。
やっぱ、すごい写実感です。
しょこらが、物語の描かれている町や森の雰囲気を楽しむために、
本を読むように、こうたんも、この話の描かれている町や家に入り込んで、
その空気を楽しんでいるのかもしれませんね。
そう思って読み直すと、この絵本を通して、流れている時間が、
とてもゆっくりして、おだやかに感じます。
普段興奮ぎみのこうたんですが、無意識にクールダウンできる本を
欲しているのかも、と考えさせられた選本でした。
この本も、5歳児こうたんが自分で選んできた本です。
ダイアナと大きなサイエドワード アーディゾーニこぐま社このアイテムの詳細を見る |
内容は、ある日突然動物園から脱そうしてきたサイが家にやってきて、
射殺されそうになるサイを自分ちで飼うことにする女の子の話です。
家でサイを飼うという基本設定はばりばりファンタジーなのですが、
挿絵がすごく写実的なのと、細かいエピソードがすごくリアルな印象を受けます。
主人公の女の子は、女子学生になり、婦人になり、老女になります。
同じようにサイも年をとりますが、物語の山は最初にサイが登場した場面ぐらい。
淡々と物語りがすすみ、なんとなく幸せそうな雰囲気が伝わりますが、
はっきり言って、これといったエピソードがあるわけでなく、
しょこら的には、
「それって、どこがおもしろいの?」
という感じ。
しかし、こうたん。昨日のリンコちゃんと同じく、
寝る前には、きまってこれをリクエスト。
最後、
「もし、夜中にものすごく年取った女性が、としとったサイと散歩している
ところを見かけたら、それはきっとダイアナとサイです」
という地の文が登場しますが、
「ねえねえ、ここって遠いの?」
「電車で行ける?」
「飛行機?」
「行こう行こう!!」
と、こうたん「ダイアナとサイ」に会いに行く気満々です。^_^;
ってか、やっぱ、実在の話と思い込んでますよね。
やっぱ、すごい写実感です。
しょこらが、物語の描かれている町や森の雰囲気を楽しむために、
本を読むように、こうたんも、この話の描かれている町や家に入り込んで、
その空気を楽しんでいるのかもしれませんね。
そう思って読み直すと、この絵本を通して、流れている時間が、
とてもゆっくりして、おだやかに感じます。
普段興奮ぎみのこうたんですが、無意識にクールダウンできる本を
欲しているのかも、と考えさせられた選本でした。
しょこらさんにはいまいちみたいだけど、ぼくはこの物語の「間」が好きでね。久しぶりに読みたくなってきました。
なんでサイなんや!?と思うけど、別の作家にお茶に来たトラみたいな話もあって、お茶だからあれもイギリスかな、そういうシュールな設定も児童文学のひとつのパターンなのかも。
しょこら、嫌いではないですが、自発的には
絶対にチョイスしない本です。
>お茶に来たトラ
わはは。
シチュエイションがファンタジックですよね。
でも、イギリス人だかでアフリカに住んでる動物学者の
ドキュメンタリーとかテレビで見た記憶があるので、
案外、イギリス人的にはリアルな状況設定だったりするかも。
>「久しぶりに読みたくなった」
ってフレーズにしょこら、嬉しくなっちゃいました。(*^_^*)
コメントありがとうございました。m(__)m