『世界の携帯利用者21億人、ネットは10億人』
ニュースの記事を見ていると、なんか、すごいなあ…と思う数字が目に入った。
国連貿易開発会議(UNCTAD)が発表した2006年版「情報経済報告」によると、
2005年末時点で、世界全体での携帯電話利用者数は、前年比約24%増の
約21億7100万人に達し、初めて20億人の大台に乗ったとのことだった。
また、国別で見た携帯電話利用者数では、中国が約3億9300万人とトップで、
日本はアメリカ・ロシアに次ぐ第4位の約9400万人だった。
中国の数がすごいのはビックリだが、日本がロシアに負けてるのか…ということには
これまた驚きだった。
世界のインターネット利用者数の方では。前年比約20%増の約10億2000万人で、
こちらも10億人の大台に初めて達した。
国別のトップは米国の約1億8500万人(04年末)で、日本は約8500万人で中国に続く3位だった。
やはりこちらも中国の方が上か…。
人口100人当たりの利用者数で普及率を比較すると、日本は、携帯電話が74人の43位、インターネットは66・6人で13位にとどまった。
そんなに低いんかと唖然とした。
北欧をはじめとして、アジア各国、南米などでも携帯電話やインターネットの広がりが著しいようだ。
いったい、いつの間に世界中にこんなに普及したんだろうかと思う。
思い起こせば初めてケータイを持ったのは、阪神大震災の1994年だったろうか?
ケータイ業者のプレゼント広告に応募して当選したのだった。
細かい数字は記憶にないが、当時端末はかなり高く、回線契約料なども今より格段に高かった。
右の写真が、小魔人の初期ケータイだ。
『デジタルツーカーN(TK-22)』という、"折畳み式" の、当時にしてはいい感じのデザインのものだった。
重量は260gもあった。
便利ではあったが、通話料も高かったし、電話ボックスを見つけたら、ケータイのアドレス帳で電話番号を調べて、
テレホンカードや10円玉でかけることが多かったなあ…。