勉強は何のためにするの?
子どもから、なんで勉強せなあかんの~?
と聞かれたら何て答えたらいいのでしょうか。
かつて「女王の教室」というドラマがありました。
ドラゴン桜の天海祐希版って感じで、天海祐希さんが小6担任役で、鬼教師。
~ このドラマの第10話のシーンから ~
ある生徒から、
「先生、この前言いましたよね?いくら勉強しても、いい大学に行っても、いい会社に入っても、そんなの何の意味もないって。じゃあ、どうして勉強しないといけないんですか?」
と質問されたとき、鬼教師の担任の先生の言葉。
いい加減目覚めなさい。まだそんなことも分からないの?
勉強は、しなきゃいけないものじゃありません。
したいと思うものです。
これからあなたたちは、知らないものや、理解できないものにたくさん出会います。美しいなとか、楽しいなとか、不思議だなと思うものにたくさん出会います。そのとき、もっともっとそのことを知りたい、勉強したいと自然に思うから人間なんです。
好奇心や、探究心の無い人間は、人間じゃありません。サル以下です。
自分たちの生きているこの世界のことを知ろうとしなくて、何ができるというんですか。
いくら勉強したって、生きている限り、分からないことはいっぱいあります。
世の中には、何でも知ったような顔をした大人がいますが、あんなもの嘘っぱちです。
いい大学に入ろうが、いい会社に入ろうが、いくつになっても勉強しようと思えばいくらでもできるんです。
好奇心を失った瞬間、人間は死んだも同然です。
勉強は、受験のためにするのではありません。立派な大人になるためにするんです。
勉強は何のためにするの?
これは、永遠のテーマですね。
「将来困らないように」「人生の敗者にならないように」というような、ネガティヴな言われ方をすると、余計に〝なんでやねん〟になりますよね。
このドラマの先生みたいに、「知りたいと思うから人間なんだ。それを思わなくなったら、死んだも同然」と、ドギツイ、パンチの効いたワードを投げかけられると、〝なるへそなあ…〟と思えることもあると思います。
私自身も、毎日、勉強をしています。知的好奇心は死ぬまで衰えないでほしいと切に願っています。
好奇心や探究心は失いたくないですね。もっともっと、へえ~、なるほど~と、新たな発見を楽しんでいきたいものです!!
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