顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

ストレートネックの弊害

2013-12-21 16:11:59 | 施術日記
最近の若者の生活習慣に携帯電話やパソコンの操作があるが、

あまり時間をやり過ぎるとストレートネックの原因になりかねない。

人間の骨格の中で必要な湾曲というものがある。上から順番に

首の湾曲、胸椎の湾曲、腰椎の湾曲、そして足の裏の湾曲だ。

ストレートネックはこの首の湾曲が無くなって真っ直ぐになってしまった

状態である。見てくれも悪くなるのだが、それ以上にいろいろな障害が出てくる。

主な症状は偏頭痛、首こり、肩こり、手のしびれ、等々だ。

脳からの神経回路は頸椎の中から、前に向いているため、湾曲の無くなった首だと

前の神経根が圧迫されて、脳からの伝達信号が正しく手に伝わらなくなる。

そのため、手が痺れたり、自分が考えるほどは上手く手先が使えなくなったりするのだ。

あまり小さい時からテレビゲームやパソコンを子供にやらせていると、本当に早い時期から

ストレートネックになりかねない。

街中を歩いていると、ストレートネックの若者をあまりに多く見かけるので驚いてしまうのだ。

自分のお子さんの姿勢をチェックしてほしい。これはストレートネックかもしれないと思われたら、

以下の運動をさせて欲しい。

バスタオルを用意し、それを使ってロールケーキほどの大きさの枕?を作る。

就寝前にそれを首の後ろに敷いて、5分ほど仰向けで寝かせて欲しい。

これを毎日、根気よく続けてほしい。必ず改善に向かうはずです!!

次回は胸椎の湾曲喪失について。