顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

患者さんの 「やる気」

2014-05-21 15:45:50 | 施術日記
患者さんの中には自分の症状改善に対して非常に前向きの方と、少し消極的な方がいらっしゃる。

消極的というか、施術や運動の効果を信じていただけないと言ったほうが正しいのかもしれない。

こういう患者さんは一度や二度の施術ではっきりとした効果があらわれないと、もうあきらめて

しまわれる。気持ちはわからないでもないが、特に重症な場合はなかなか、そう簡単にはいかないものである。

そういう患者さんとも、なるだけ根気よく、会話を重ねて、施術や運動の意義を伝えていっているつもりだ。

このブログをご覧になって来訪された患者さんは重症な方が多いので、さらに遠くからいらっしゃる方が多いのも

あって、継続して来て頂くのもなかなか難しい状況である。

しかし、中には月に二度三度と足を運んでくれる患者さんもおり、私としても施術に一段と力が入るところです。


私は単に施術をおこなうのではなく、人間の体の仕組みについて患者さんに理解していただくために、

施術のあいだ中、患者さんに話しかけている。中には会話が面倒な方がいらっしゃるかもしれないが、

自分の体の仕組みを理解していただくと、その後の施術もやりやすくなるし、自分でおこなう運動の意味も

わかっていただけるのだ。

「やる気」と書くと、少し大げさに感じるかもしれないが、プラシーボ効果を期待するうえでも、やはり

患者さんの前向きな気持ちというのは大切にしたい。

自分が持つ、最大の免疫力を引き出してあげるのがとても重要なので、良くなるんだという気持ちを持って

日々の運動に励んでいただきたい。