顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

顎関節症とバランス(子供編)

2014-07-09 17:29:29 | 施術日記
先日、近所の小学生のサッカーチームの父兄の方々との懇親会に招待された。

そのサッカーチームの子供たちの中に、当院に施術に来ている子供が3人いて、

その子供たちの中にいた顎関節症の子が、顎関節症から解放されたら、とたんに

サッカーの試合の時の動き(バランス)が良くなり、当たり負けもしなくなったということで

整体と体のバランスについて話が聞きたいと要請が来たわけである。

顎関節症とバランスについては皆さんにも知っておいてもらいたいので、ここに簡単では

あるが書いておくことにする。

まず、バランスを保つのに一番重要なのは正中線を意識することである。

正中線が確認できることで、体幹のパワーをバランス良く発揮することが出来るのだ。

顎関節症の人は正中線が確保できない(というか正中線が出ない)ために、どうしても

本来のポテンシャルを発揮できないのだ。

正中線は噛み合わせと密接な関係があり、正しく噛み合わせていると綺麗な正中線が

でるのである。

そこで、自分の子供が顎関節症予備軍かどうかを簡単に見分ける方法があるので書いておく。

まず、子供を真っ直ぐに立たせて、目をつぶらせる。正面から見て、子供の頭が体の中心線に

来ているかどうかを見て、さらに大切なのは子供の頭が揺れていないかを見ることである。

顎関節症予備軍の子供はゆらゆら頭が左右に揺れるのだ。

大人も一緒です。みなさんやってみてください。

もしも、目をつぶった状態で真っ直ぐに立てないようなら顎関節症を疑ってほしい。

もしそうなら、今日から顎関節体操を実行してください。

早めの発見が肝心です。すぐに子供のチェックを!!!!