種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

季節の便り - もう2月

2012年01月28日 | 季節の便り

あっという間に今年も二月になろうとしてます。NYの一月にしては穏やかで比較的暖かい日が続いています。降雪も一日だけで、このまま暖かい冬が続いてくれことを願っています。

 

「今年はいつもより寒い。週間予報でも一週間は最高が摂氏6度、最低はマイナス2度。  畑を耕すのに勇気がいる。 童話アリとキリギリスを参考にしょう。」

 

と、春じゃがと夏菊の植え付けを準備してると季節の便りをもらいました。

 

久しぶりに長男が高校時代に参加していたオーケストラの演奏のCDを聞きました。ニューヨークのリンカンセンターでのコンサートを録音CDにしたものです。彼はチェロを弾いていました。毎日弾いていた曲がバッハのSuite No.1でした。

 

そのバッハのSuite No.1をベースにした興味深い演奏の映像がありまので紹介します。もともと一人で弾く曲なのですが、8名。演奏者の顔に注目してください。最近の映像技術はすばらしいです。

 

 

The cello song

Steve Sharp Nelson

Based on J.S. Bach’s

Unaccompanied Cello Suite No. 1: Prelude

 

 

 


新年会

2012年01月09日 | 雑学

これは今年の新年会のすうじ雑学談義です。

 

1)数字1から10まで紙に書いて、日本語が結構達者な人(英語が母国語)に日本語で言ってもらいました。「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅ-、じゅ-」。それで、10の方から言ってもらいました。「じゅ-、きゅ-、はち、しち、ろく、ご、し、さん、に、いち」

 

日本人にも同じことをやって頂きましたが10からは「じゅ-、きゅ-、はち、ナナ、ろく、ご、ヨン、さん、に、いち」と読まれました。

 

皆さん、何をやってるのかけげんそうな顔をしてましたが、10から下の数えるときは4と7の音が違ってくるのです。あまりにも当たりまえなので、皆さんこの違いの認識がありませんでした。改めてゆっくり言ってもらいました。なるほど、納得されました。

 

多分私たちは小さいときからごくごく自然に人から言い伝えで学んでいろのでしょう。ちなみに、「いち、に、さん――」は漢語読みを基礎にして、「よん、なな」の発音は「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ――――」の発音、和語(やまと)なのだそうです。

 

2)数字のコンマ

 

数字の10,000ですが、英語ではTen thousand 、つまり10 x 1,000 ということです。100,000 Hundred thousand. 1,000,000 One million.

コンマが3桁ごとに付いているのは便利なのです。

 

日本語は10,000は一万ですが、どうもコンマの箇所がすっきりしません。そこでは私はコンマを一桁ずらして、1,0000すると結構便利になることを気づきました。一桁上の数字はそれぞれ10,0000 100,0000  1000,0000 になり、10万、100万、1000万。結構見やすくなるのですが。

 

3)円高

 

円高の傾向が続いています、我々、米国に住む人間には日本行きが割高になってしまいました。ドルが100円前後に動いていた時代(?), そう時代という名前を使って良いでしょう。円安なんてこの先来ないでしょうから。日本人働きすぎです。

この時代はドル-円の換算が暗算でも簡単でした。$1 は 100円ですから、ドルから円にはゼロを二つ付ければすみました。

 

「私たち夫婦二人は長年米国でがんばりました。お蔭様で、資産が9桁の金額なりました。」と日本で、こんな話をします。すると皆さん、指をおって数えられます。ある方は「まあそこそこかな」、ある方は「大した金額ではない」とか色んな顔をされます。それをみて、私は話を続けます。「資産9桁は米ドルです。日本円にするにはゼロをふたつ追加して下さい。」と、皆さん再び指をおり、数えられます。皆さんの顔が変わります。この話は円-ドルの変換を使ったJOKEです。

 


Animusic -Aqua Harp

2012年01月07日 | Music

当ブログで扱う最近の記事は暗いと編集長より小言をもらいました。

 

それでは気分転換にAnimusicの演奏を聴いていただきます。

 

もうずいぶん昔のことですが、Animusicの映画を見たことがありますが、懐かしくなりました。

 

 


15歳の男子警官に射殺される、BROWNSVILLE, TEXAS

2012年01月06日 | アメリカ素描

1月4日午前、テキサス州はブランズブィルのカミングズ中学校で15歳の少年が警察官に射殺される事件が発生しました。

 

         射殺された少年

 

 

        

 

            

 

学校から警察に男の子が拳銃を抜いて正面玄関に立っているとの通報があり、警察官が到着したとき男の子は警察官を待ち受けていたようです。 

 

学校と警察との電話でのやり取りの会話録音では男の子に、銃を床に置くよう、捨てるよう、訴えてる声が聞こえ、他の誰かの、「彼は死ぬ気である」といった叫び声も録音されています。

 

通報を受けてから20分後に警官が到着しました。男の子に銃を捨てるよう説得をしましたが、男の子は拳銃を握り締めたまま、警官にねらいをつけました。そのとき警官は発砲しました。

 

男の子が持っていた拳銃は、いわゆる、BBガン(pellet gun)ですが、本物そっくりでほとんど見分けがつきません。BBガンには本来、本物と区別するオレンジのマークがついてるのですが、取り外して使ってる人もいるそうです。それに見えにくかったりもします。

     Brwonsville 警察

 

 

 

  

       少年が持っていた銃

 

 

         

     Full Automatic Pistol

 

 

       

 

カリフォニアでは昨年、ロサンジェルスで警官がPellet Gunを持った13歳の男の子を撃ち、障害児になるという事件がありました。これを受けてBBガンあるいはPellet Gunは全体を明るい色で作るよう法律を考えたそうですが議員の賛同得ず成立しませんでした。

 

BBガン、Pellet Gun が強力な殺傷力のある他の銃と識別できるなら、このような事件は防げるはずなのですが、スポーツ愛好にとっては、本物そっくりの銃で楽しみたいのでしょう。

 

男の子を射殺した警官二人ですが、過去の最高裁の判例からみて多分罪は問われないでしょう。警官が命の危険があると判断した場合、容疑者の年齢は問われず、容疑者が持ってる銃が本物であるかどうかも問われません。もちろんBBガンの類とはっきりと識別できれば別ですが。

 

日本ではこういう事件を起こりにくいでしょう。

1888年豊臣秀吉が「百姓が刀や脇差、弓、槍、鉄砲などの武器を持つことを固く禁じる。」といういわゆる「刀狩」をやりました。この精神が今でも引き継がれ、銃砲類の一般普及がかなり制限されています。

 

米国では銃の保有、携帯が憲法で保障されています。

「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」と規定したアメリカ合衆国憲法修正第2条が、アメリカにおける銃規制反対の根拠になっています。

 

自由を追求するのか、それとも規制か。なかなか解決のつかない問題ですが、これもアメリカ市民が払わなければならい、自由の代償は相当高いものです。

 

 

 

 


謹賀新年

2012年01月02日 | Music

 

新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

 

 

Pink Martini & Saori Yuki's '1969' 

 

iTune のJazz部門のダウンーロードの一位になってるそうです。昨年に11月にリリースされました。ピンクマティーニのリーダーが由紀さおりのジャケットを買って感銘を受け、今回のコラボになったそうです。

 

今日(NY時間1/2/2012)、由紀さおりさんがフジTV系のNYのローカルTVに出演、インタービューに答えて、「私のターニングポイント、こんな機会を与えられたことに最上の慶びを感じます」と言ってました。

 

CDのタイトル “1969” は由紀さおりが歌手としての再起をかけた「夜明けのスキャット」が発売され、150万枚のヒットになった1969年にちなんでいます。そしてこの年のNHK紅白歌合戦に初出場した年でもあります。

 

私も主人もその当時高校生、あの透きとおった声をはじめて聞いた時は感銘を受けました。

 

インタービューを聞いていて、彼女のおごりのない率直な人柄を見て改めてファンになりました。「童謡など日本の歌を通じてNY在住の子供たち、そして親御さんたちに接して、日本語を大切にして、日本文化を誇りに思っておられることに感銘した」とも言ったました。

 

早速フジTVが提供する、由紀さおりの色紙「今が好き」とサイン入りのCDを応募しておきましたが、色紙は一枚、CDは3枚、今年の私の運勢は???

 

     

 

 

 

ピンクマティーニは、ピアニストトーマスローダーデールによって1994年に、ポートランド(オレゴン)で結成された13人のメンバーによる「小さいオーケストラ」で、クラシック、ジャズ、古いポップス等のジャンルをこえて世界の人々から愛されています。