京都 ”大原野菜”のブログ

大原で作られている京野菜や旬野菜の情報と大原の歳時記をお届けします。

「赤紫蘇」の実

2011-10-15 | 旬野菜

年々、「ちりめん赤紫蘇」をお買い求めに来られる

お客さんが増えて来ました。

今年は、「里の駅」では9月になってもまだ紫蘇の

葉を出してる農家がありました。

紫蘇の葉の旬は7月、遅くともお盆頃まででしょう。

夏の太陽で葉が焼けて、色が黒っぽく又、緑色した

葉が増えてきます。当然、紫蘇の香りも落ちてきます

し、それより葉の裏に黄色い斑点(菌の一種)が出来

てきます。殺菌剤で消毒すればいいのですが、大原

の農家は農薬を嫌がって使用していません。

そういう事もあって今までは紫蘇はお盆ぐらいで終わ

っていました。

しかし、需要もあって、紫蘇の上部の黄色い斑点が出

ていない葉を採って袋詰めにして売っている農家があ

ります。あまり、お勧めはしませんが紫蘇ジュースにさ

れるようです。ニーズにはかないません。

 

ところで赤紫蘇の実ですが、花が終わり、種が硬くな

る前の実なんですが、これを佃煮にします。

 アツアツのご飯やおにぎりの中に入れても紫蘇の風

味があり、「プチプチ」とした触感で美味しいです。勿論

酒の肴にもO.Kです。

毎年、この紫蘇の実を採りに来られる方がいて、交換

に佃煮を頂いております。これを楽しみに待ってます。

今年は、どうでしょう?

 

今日、穂先を刈り取りましたが、ものすごく紫蘇の匂い

がします。さすがにこれもハーブですね。

塩着けにして保存出来ないでしょうか?

それとも冷凍して保存?

必要なときに料理に添えたり、天ぷらにしても、この紫蘇

の風味は残りそうです。

紫蘇の季節はずれに料理に添えるのも「いとをかし」ですね。

これ使い方間違ってますか?

以上です。

 

 

 

 

 


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