なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

親権を争う夫婦のようだ

2012-09-28 | なにげな言葉
中国にも韓国にも友人は多い
個人的に長い付き合いをしている人もいる
お互い、大丈夫かと心配だけれど、互いに今は、会えないねと言うしかない。
日本人を心配する姿を人に知られたく無いと言うのも本当らしい。
まるで、北朝鮮の互いを監視している姿だよという冗談を言った後
日本に掛ける電話とかネットって検閲されているのかなぁ
そうだったら、捕まるかもと言った言葉には、互いに緊張感があった。

そんな会話の中でも、彼女は
国を出た人々は、口々に自国の愚かさを口にしていると言っていたよと、いった。
愛国心と言いながら、お金を貯めたら、海外へ移住する
それが愛国心を育てている国なのかと、疑問に思うとね。
彼女だって、仕事は外資系。
中国を出る準備はしている。

日本憎しは、仕方ない
ゆがんだ愛国心を教え込まれているんだよ
井の中の蛙大海を知らず
って言うでしょ。
表の顔と裏の顔があるって事も分かってあげて欲しいと思います。
と、友人が言った
彼は、中国人 でも、今は、日本に帰化している。
若い時、主人と取引していた社長宅の使用人だった。
彼の生まれた所は農村、私が聞いても想像できない貧さらしい
身売り同然で、都会に出て、安い賃金で働いていた。
仕事欲しさに、香港で外国人の使用人になった
使用人は所詮使用人、変われないと落胆していた時期に、主人に会ったようだ

彼は主人を中国系アメリカ人だと思っていたそうだ。
成功したいと思う気持ちは、大きかったようで、彼から声を掛けてきたそうだ。
日本人だと知っていたら、声をかけなかっただろうと、後になって言っていた。
勘違いではあったが、彼が話しかけてきた。
しかし、日本人と知った時の彼の顔は、未だに忘れられないそうだ。
「何故、日本人が外国人とビジネスをしている?
日本人は、外国にいけるのか?」
と聞いてきたらしい。

主人だって、日本人だとバカにされることは、海外に行くことが多かったので結構あるようだ。
終戦なんて使う人が少ない日本であっても、外国では、敗戦国の猿と言われたことは多いようだ。
しかし、言葉、知識で負けたこと無いと言う。
間違った知識、世界を知らなさすぎる無知。
愚かさが偏見を生むのだと知り驚愕したそうだ。
自国のことさえ理解していない者も多いと知ったそうだ。
勝者と言うおごりか、認識の違いか
歴史の中で思考をリセットし正しい認識をできた日本を誇りに思ったそうです。
歴史は変わり常識も変わる。
それを理解しないもんは、時代から取り残されると痛感したそうですうからね。
そんな、劣等コンプレックスが、主人を進化させたとも言えるのかもしれない。
主人だって、戦後生まれで戦争など知らない。
貧さからの脱却は、身をもって経験してきている。
頑張ったそうです。

彼の言葉の中にも、敗戦国の日本人が何故、自分よりいい生活をしているのかと言う
偏見を持っていたと、今でも言う。
彼は、なんとかして、海外に出たいと考えた。
彼の一番の近道が香港だと思った。
そして、主人にであった。
そこで、相談したらしい。
日本で学びたい!と言ったそうだ。

なぜ、日本なのかと聞いた時、彼は、
戦争で負けて、全てを失ってしまった日本が、何故、世界のトップになれるのか知りたい
と言ったそうだ。

その時、彼の思考の柔軟さに主人は、驚きを隠せなかったそうだ。
蔑んでいる者を知りたいと思う考えを伸ばしたいと思い、日本に連れ帰った。
そして彼を大学にいれる為、1年間使用人として働かせた
学費を出す条件として、主人に中国語を教える事になり、主人は、彼に中国語で、勉強を教える事が出来るようになった。(その時、主人は、既に中国語で、会話できたそうです。)
有名校では無くとも彼は、見事合格し卒業する事ができた。
そして、卒業後、秘書となった。

その彼は、日本人になった。
アメリカではなく日本人がいいと言った。
それは、主人の影響だという

そっして彼がいう
尖閣諸島を取り合う姿は、子供の親権を争う姿のようだという。
国際結婚の親権を見ているようだといった。
確かにそうよね
それぞれの国の言い分がある
親の言い分がある
子供は、どっちも好き
別れるのは、大人の都合
二人の話し合いでは、解決できない。
弁護士を立てて話し合うしかない

我が子可愛いなら
竹島も尖閣諸島も第三者の意見が必要な時期になっいるのでは無いかなぁ
今まで問題が大きくならなかった事が幸運なのかもしれない。


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