香りで究極の幸せを感じたのよ

　
「欲しいな
　よければ明日
　どう？
　突然だけど！」

デートでなかったら、スケジュール確認する！
と言う所ですが、
デートは別問題

と言うのも、恋しくて恋しくて

貴方を思うと感情が溢れちゃう
温かさ
香り
肌の感じ
気持ちよさが蘇るんだよ
実体が無いのにリアルな感覚
まるで夢みたい
夢なら覚めないで欲しいと願いました
でも、リアルに蘇る感覚は、夢ではありませんでした
何時だって、一緒にいたいと願います
そんな願いはいけない事だと分かっています。
思うだけでも罪とよく言います
私は願ってしまっています
願う私は、犯罪者だよ

気持ちは止まりません

本当に、この逢えない距離に感謝です
逢っていたら、私は狂っている
心配と嫉妬
そして幸せに狂うのです。
　
神様は、ちゃんと見ている
私が理性で生きる為の距離

でも、メールならいいよね
大好きですぅ

愛してる

一人メソメソしていた一日をメールで報告した、
送信して、携帯を置こうとしたその瞬間に受信
え？エラー？
と思うほどの速さ。

受信音の一音目を聞き、鼻腔が熱くなりました。
じわじわと涙があふれてきました。
私の中で、受信音は聞き終えてからメールを開きたいと思っていたけれど
もう、我慢できない

メール開いて、読み始めて、もう駄目

涙が溢れて止まらない

「馬鹿！　嬉しいです。　逢いたい。」

と返信しました。
もう、感激しておいおい泣いてしまった

逢ってわかったことは、同時に送信しているので、私の恋しいメールは、読んでなかったということです。
読んでなくても、同じように思っていた。
もう、この状態で、大変です。
デート当日
仕事してても、うるうるです
恋しさが募りすぎ
何を思っても、恋しいに変わり
涙が溢れちゃう
目が腫れたらそうする？って感じでした。
だから目を触らない。
泣きっぱなしです。

最近私は着物生活
和服でデートです。
逢いたくって、抱かれたくって・・・
そんなデートにおしゃれが必要？と言うぐらい
短時間しかおしゃれは必要ないけれど、おしゃれはおしゃれです

やっぱり逢えば、メロメロです

「僕なんか、普通の男だよ
　何処がいいのかなぁ。
　冴えない男だよ。」

そんな風に言うけどね
全部好き
大好き
もう何年の付き合い？
でも未だに、嫌いを見つけることができない。
嫌いな所なんかないんだよ
たとえばね
男臭いとかね
加齢臭だとか色々な香りがあるでしょ
娘は、パパの香りを嫌がって当然。
これは、科学的に立証されている。
理想は、パートナー同士が匂いを好む事
まさしくその上体ですね

トイレの匂いとかね
どんなにおいかわからない
娘は、臭いと言うけれど、私には分からない。
貴方の香りが、私には認識できない
悲しいけれど、貴方の香りは、コーヒーの香り

ほろ苦くてちょっと甘いキス
パイプの香りのするキス

蘇る香りは、貴方の本当の体臭ではない
全てが好き
嫌な匂いさえも分からないって言うほど好きなんだよ。


そうそう、香りで究極の幸せを感じたのよ。

今日ね
お洗濯したのよ
お出かけバックの中のバスタオル
干そうとしたら
え？
何の香り？
匂いの元をクンクン探しました。
うふふ
貴方の出したものを受け止めたのね
私は、知らなかった
それを、知った瞬間、感動と喜びで
顔にタオルを近づけ、深呼吸
ちょっと、青臭い香り
漂白剤のような香りだけど、ちょっと違う
何回も深呼吸
思いがけないプレゼントって感じです
洗濯物干すの止めて、暫しタオルに包まり日向ぼっこしながら
幸せを噛み締めました。
こんな幸せもあるんだね

このメール見て、きっと笑ってるよね
精子の匂いを全身に取り込もうと深呼吸を繰り返す姿を想像し
ばかだなぁ
って絶対言ってるよね
私の幸せは、私の世界なんです。
全身に吸い込んだ、貴方の香りで、今日の私は元気で幸せでした
しいて言うと・・筋肉痛で体が痛い。
まるで、アスリートのようです。
でもこの痛さ、大好き
幸せの痛みだもんね


ありがとうです