なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

ソウルで密会?

2014-07-14 | なにげな言葉
台風がすぎて、飛行機がとんだから、金曜日から、ソウルに連れて行かれた。
日曜日には、帰国予定と聞かされる。

仕事で呼ばれるときって、何時も連行されるように連れて行かれる。
もっと、自主的に、前向きに生きたいものです。
ねこBAGと携帯電話にパスポート。
何時もの財布。
近所の買い物スタイルで、海外かぁ・・・良いけどね。

仕事の話は、今回しない。
ソウルについて、サプライズ!
良行さんから、連絡あり。

「デートしよう!」

ソウルのホテルで、落ち合い、昨日、久しぶりに会う
異国で待ち合わせは、何だか新鮮

「なんだか、ドキドキしちゃうねぇ。」
「密会みたいでいいだろ?」
「密会じゃなくても、ドキドキするじゃない。」
「彼とも異国で待ち合わせたら?」
「彼?」
「Samだよ!」

そんな、何気ない一言にドキドキ
あり得ないことでは無いけれど、今までは、想像の域。
現実にあり得る話なんだとおもうと、簡単には口に出せない話よね。

「海外出張の多いSamなんだから、パスポートだけ持って、追いかければいいじゃないか!
 どこでだって、逢えるぞ!」

言葉でいうのは簡単だけどねぇ・・・
色々想像する
現実化を希望する事も多い。

でも、
現実と想像の間には、欠落が有る事を知った気がする。
これが、現実。
もし、私がさむさんの海外出張を狙い海外に飛び出して逢いたいと行動し始めたら、ブレーキが効かなくなるね。
オフであってオフで無い時間
共有してはいけない時間は、やっぱり有るよ。
そして、海外にいる自分は、やっぱり違う面の私。
新鮮な感覚を保つのには、良いのかもしれない。
でも、恥はかき捨てみたいなことはしたくない。

で、分かった。
良行さんも何時もと違う面が見えた。
って事は、
さむさんにも、違う面あるはず。
何時もみない面をみて、これは、私の居ない空間だと感じてみたり、こんな面があるんだと感心したりするんだろうなぁ。

そして、これだと思ったのは、
ここには、日常が無い。
いくら普通を装ってみたところで、時間や生活感のない海外
デートするのに、羽目を外すのには、持ってこいなんだってことを実感。


土曜日、午後からの話
ホテルで待ち合わせ。
いつもなら、主人を探すのは、私。
でも、その時は、私が先についた。
私は、着の身着のまま連れてこられていたので、洋服を買った。
いつも行く、ホテルの中のブティック。
店員も日本語OKだから安心。
ワンピースと靴と鞄を購入。
内心、必要のない出費だと思いながらも、デートなんだしねぇ
良いよねぇって、言い聞かせる。

ホテルのラウンジで待っていた時、思った。
いつもと違う洋服
すぐに見つけられないんじゃない?
いつも思う韓国のデザイン
なんでだろうなぁ
全体的に水商売風というか・・・
個性的なデザインと言えば、確かに個性的なデザインが多い
でも、悪く言えば、下品。
下品になるのはいや。

背中が大きくあいているデザインのワンピース。
夜ドレスじゃないんだから・・・と思いながらも、他にいいのがなく、購入。
背中のラインが、自分の気に入っているLINEじゃないので、微妙に気に入らない。
うなじから肩甲骨のライン。背中の見える角度。
なんか、微妙に違う。
家に帰ったら、自分の気に入るように変えようって思ってきている。
そうなると、着てきたフリルブラウスのほうがよかったんじゃない?
着かえちゃおうかなぁなんて思い始める。

私が、うじうじ思っている間に、主人が来た。
ラウンジのソファーに座っている私にむかってくる姿は、かっこいい。

一番最初に良行さんを見た時を思い出した。
あの時も、ホテルで待ち合わせだった。
ラウンジで待ってて!という伝言をもらい、先にいた。
多くの人が出たり入ったりしている。
夜のラウンジとは違い、明るい空気が漂っている。

モデルさんが入ってきた思い、じっと見ていた。
彼は、ホテルのラウンジ方向を見て、きょろきょろして、こっちに向かって歩き始めた。

そりゃあいい笑顔
背が高くて、歩き方がかっこいい。

あんなかっこいい男の人が、私にむかって「ハイ!」なんて笑顔で来るわけがないので
少し視線を外してみていた。
それでもドキドキしている。
「お待たせ!」
そういわれた時、私は私に挨拶されたんだと気付かなかったぐらいだよ。
当然でしょ!
モデル風のかっこいい男性が、何でもない娘に声かけると思う?
違うんじゃないかって、きょろきょろした時、
周りの人がその男性を見ていることに気が付いた。
「私?」
「そうだよ!お待たせ!」
「勘違いじゃないですか?」
「待ち合わせだろ?花柄のワンピース着てくるって言った椛ちゃんでしょ?」
「椛は、私ですけど・・・・良行さん?」
「そうだよ。今日は、正隆の代わりに付き合ってね。」

あの時の、恥ずかしさって、今でも忘れられない。
良行さんは、モデル。
顔だちも外人風
着ているものだってかっこいい。
安い物着たってきっと素敵に見えるはず。
私と言えば、どこにでもいる大学生。
その時の気分で買った花柄のワンピースを着て、イ草のバッグを持っていた。

ダサイ!

そう言って、間違いない。
手を延ばされ、右手をひかれ立ち上がった時、ラウンジにいた人がこちらを見ていたことを、はっきり覚えている。
そして、慣れないエスコートと緊張で、立ち上がった時によろめいた。
さっと、手が出て、受け止めてくれた時、何とも言えない声が聞こえた。

あの頃、今でもそうかなぁ
若い女の子が、年上の男性と待ち合わせるのにホテルのロビーやラウンジを使う
だからその時も、若い女の子はいたって事!
その子たちの目と声が聞こえちゃった。

そりゃあ、私の中にも同じような気持ちがあるよ。
先生と待ち合わせするのもホテルが多かった。
ホテルのラウンジのほうが、喫茶店よりいい。
先に待っていて、先生が近づいてきて来るあの感じって、最高。
私だけしか見ていないなぁってわかる瞬間でしょ。
反対に、後から私が行く時、私の方を見て、早くおいでって言ってくれてるわけでしょ。
飛び込みたくなる。

そんな関係でラウンジを使っていると、他の人々も同じように使っているのではないかと思ってしまうわけ!
え?あの女性にあの男性?
言葉にはしないけど、心ではあれこれ思うわけ。
品定めするのも楽しい。

その時は、品定めされてい訳です。
そして、その品定めの内なる声が、漏れてきたのが聞こえたんだよ。

良行さんがモデルだってこと聞いてなかったし
かっこいい男が、今日は、僕の代わりにデートするから、何時ものホテルで待てて!
と先生に言われた。
本当に、外人のモデルだと思った。
良行さんという名前からすれば、日本人を想像するのが普通でしょ。
え?外人?日本人?
と、改めて、聞いたぐらい。
紛れもない九州男児と言われた時、びっくりしたぐらいだからね。

でもね
ホテルを出ていくときの、ちょっとした優越感がなかったかと言われると、否定できない。
かっこいい男と歩けるなんて、そうそうないからね。
でもそれ以上に、このかっこいい男性が恥ずかしいと思う女性を連れて歩いているんじゃないなと思うと
私は、隠れた方がいいんじゃないかと思っていたのは確かだよ。

話は戻るね。
で、先に来ていた私を見つけ、「お待たせ!」
と言って入ってきた良行さん。
あの時よりは、年を取っているけれど、かっこいいに変わりはない。
で、
「なんだか、ドキドキしちゃうね。」
になる訳

見たことのないワンピースを着ていた私の全身をチェック!
「さっき買ったばかりだから、あまり見ないで!」
「良いじゃん!」
「下品じゃない?」
「下品でいいよ!」
「え?」
「ここで待ち合わせす意味を考えなさい!」

あの何とも言えない、先生風の上からものを言う感じから、良行さんの目的がわかってきた。
「日本やドイツではしないことをしようとしている?」
「日本やドイツでできない事ってなんだ?」
「何でもない。」
これ以上の事は、言いたくないし、言えない。
でも、明らかに、良行さんの態度が違うことには気が付いた。
何時になく態度が強引。

性的ないたずらをずっとしてくる。
やめて!
遊びの間は、笑っていられる。
私は、怒りだす。
でも、良行さんは、遊び。
まるで、いたずらっ子

気分に相互関係が見出せない時は、喧嘩になる。
私の怒りなんか、想定内
許してと、叫べば、やめてくれる何時もの優しい面は消えて、強引に行動する。
まぁ、理解はできるから受け入れている。
でも、限界はある。
やめてと泣くことになる。

街中で泣いてしまう。
すると、急に優しい言葉をかけてくる。
楽しもうよ!笑って!

やっぱり、何時もの良行さんだとホッとする。
そして、
やめたと思わせる数秒後に、また、違うしつこさ。
無理強いだよ!
私は喜ばない。

性的には、私は、弱い。
4時間もこそこそいたずらされてたなら、肉体は疲労する。
ホテルに戻り、ベッドで横になったら、爆睡。
良行さんは、本当に楽しそう。
いたずらっ子が何か言っていたけれど、聞き取れない睡魔。

そんな私に繰り返し悪戯する。
夢の中で、混乱してくる。
夢と現実。
現実に戻れない強烈な睡魔

悪戯されていても、この、私が濡れない。
指が入っても痛い!
何時もの私なら、夢で抱かれ、現実で抱かれる錯覚に陥っているはず。

気持ち良くならない。
睡魔の中で痛いからやめて!
といい、又寝ちゃう。
そこから、延々3時間悪戯していた。
楽しいのか?
私は、寝たのに疲れた。
もう、やめてと、本格的に泣いた。

「やめない!」

強引に服脱がし、下着剥ぎ取り挿入して来た。
痛いとさけんだ!
やめない
何故か、激痛!
本当に痛くて泣いた。
其れからの時間は苦痛。
叫んで、逃げ出す事を真面目に考えていた。

悲しいかな
痛いけど、体は反応する!
痛いって反応は、気持ちいいって反応とは違うと思うけれど・・・
感じている反応との違いは私には明らかでも、男の人にとっては、同じ?

そして、主人は、離れた。
満足したのか諦めたのか分からない。
良行さんは長い・・・
いかない・・・・
疲労困憊・・・・
三重苦だよ。

これは、セックスでは無い
戦いよ!

ぼーっとしていたら、体がおかしい。
体の中で、何かが動いている感じを自覚した次の瞬間
体が痙攣!
私は、どうしようもない。
主人もびっくりしただろう。
馬乗りになり、抑えていた。
意識ははっきりしているのに、どうしようもない。

どれぐらいそうなっていたかは、わからない。
やっと、痙攣が治まり言葉を発したとき、いっちゃったと、言ったら、良行さんは、改めて興奮したらしく、挿入してきた。
その瞬間、気持ち良いで、溶けそうになり、だめ、いっちゃうと、言った後意識がない。


私は、痛くても、感じていただなぁ
体は、何を欲しいているのか、私には理解できない。

そして、日曜の朝目覚めて思う
私の欲しいねちっこさと与えられるねちっこさは、違う。
私の欲しい快感や幸福感と与えられる快感や幸福感は、違う。
でね
私は、改めておもった。
与えられるもので、私は満足したい
欲しがる事で得る満足感は小さい
自分の描く満足感なんて自分だけの領域
でも、与えられたことで満足する充実感は、無限大

快感だけじゃなく
もっと、受け入れる感度を良くしたいなぁって思った。



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